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オフィスデザインのレイアウト・内装工事に関するブログ
事務所内装は、社員の生産性や快適性に直接影響を与えるため、慎重な計画が求められます。
効果的な内装を実現するためには、単に見た目の美しさを追求するだけでなく、機能性や社員の働きやすさも考慮に入れる必要があります。
この記事では、事務所のデザインのコツや費用、注意すべきポイントについて解説します。
目次
事務所内装にかかる費用は、空間の広さや希望するデザインによって大きく異なります。以下は一般的な内装費用の目安です。
小規模オフィス: 10坪程度のオフィスであれば、基本的な内装および家具の設置で50万~150万円程度が目安となります。
中規模オフィス: 約50坪のオフィスでは、150万~500万円程度がかかることが一般的です。
大規模オフィス: 100坪以上のオフィスでは、デザインや設備の充実度に応じて500万円以上の費用が発生する場合があります。
デザインの内容や使用する素材、設備によって費用が大きく変動するため、複数の業者に見積もりを依頼し、最適なプランを選ぶことが大切です。
事務所内装のデザインプロセスは、以下のステップで進行します。
新しい内装デザインを構築するうえで、まずはオフィスの使用目的や空間の使い方を明確にしましょう。
社員の意見や業務内容を考慮し、例えば「集中できる空間が必要」「軽食スペースを設けたい」などの具体的なニーズを把握しましょう。
オフィスの目的や企業文化に合ったデザインコンセプトを立てましょう。
内装のスタイルや、色使い、素材選び、家具のスタイルの選定もこの段階で行います。
具体的なレイアウト図を作成し、配置する家具や設備を決定しましょう。
この段階で、予算や納期も考慮しておきましょう。
デザイン費用だけでなく、施工費用や家具の購入費用を含め、トータルでの予算感を持つことが重要です。
選定した業者を通じて、具体的な内装工事が始まります。
設計通りに進行しているかを定期的に確認し、問題発生時には迅速に対応しましょう。
業者との打ち合わせをしっかり行い、進捗状況を確認することが重要です。
施工後は、デザインが実際に機能しているかの検証も欠かせません。
必要に応じて修正を加えることも考慮しましょう。
内装が完成したら、最終検査を行い、問題がないことを確認したうえで、正式に引き渡します。
必要に応じて、微調整を行いましょう。
オフィスの内装デザインは、建築基準法および消防法の規定を遵守する必要があります。これにより、内装材の使用に関する特定の制限が生じ、特に壁材や床材、天井材、さらに防火性能を持たせたドアやパーティションの使用に厳しい基準が設けられます。
1.内装材の不燃性 建築基準法では、内装に使用する材料が一定の不燃性を持っている必要があります。これにより、火災発生時の延焼を防ぐことが図られます。
2.防火区画の設置 消防法では、防火区画についての規制が定められており、火災時に煙や炎の広がりを抑えるために必要な壁や天井の仕様を遵守することが求められます。
3.防火設備の配置 避難経路や防火シャッターなど、緊急時に機能する防火設備の設置位置についても規定があります。内装デザインの段階でこうした設備の配置を考慮することが必要です。
事務所内装デザインを進める際には、いくつか注意すべきポイントがあります。
企業文化への適合: 内装は企業の文化やブランドイメージを反映すべきです。社員や来訪者に適切なメッセージを伝えることが求められます。
機能性と効率性: 美しいだけでなく、業務が円滑に行える配置や設備を優先すべきです。
柔軟性と将来性: 企業の成長や変化に対応できるよう、柔軟に変更可能なデザインを心掛けましょう。
予算管理: 最初に設定する予算を厳守し、予算オーバーを避けるための計画が必要です。
これらのポイントに注意しつつ、プロジェクトを進めることで、理想的なオフィス空間が実現できます。
成功した事務所内装デザインの実現には、以下の秘訣があります。
実績や評判を基に、信頼できる業者を選定しましょう。プロによるアドバイスは、デザインの成功に欠かせません。
資料やオンライン検索を通じて、候補となる業者をリストアップし、過去の実績や評価サイト等を活用することで、適切な専門業者を選定できます。
設計者や施工業者との定期的なミーティングを行い、設計や施工の進捗を確認することが重要です。
実際に働く社員の声を取り入れ、彼らの要望や意見を反映したデザインを行うことが、快適なオフィス環境の実現につながります。
デザインの細部にこだわり、質の高い空間を提供することで、企業の顔としてのオフィスの価値を高めます。
色合いや形状など、細部の統一感を意識することで、調和の取れた空間が作れます。
質の高いデザインは、利用者や訪問者から高い評価や称賛を得ることができ、ブランドイメージやマーケティングにも貢献できます。
ひとつの要素として、事務所全体の印象を左右するのがカラースキームです。
落ち着きのあるニュートラルカラーをベースに、ブランドカラーやトレンドカラーのアクセントを加えることで、全体として統一感を持たせつつ、デザインに活気を与えることができます。
また、色彩を使ったゾーニングにより作業スペースやリラックススペースを視覚的に区別することも効果的です。
異なる素材を組み合わせることで、立体感と奥行きを演出できます。
木材や金属、ガラスなどを組み合わせたデザインは、空間にダイナミックな効果をもたらします。
他にも、自然素材を取り入れることで、暖かみのある温もりを与えることができ、金属やガラスは近代的で洗練された印象を与えます。
照明は空間の雰囲気を大きく左右する重要な要素です。
多様なタイプの照明を層にして配置することで、必要に応じた明るさとムードを調整できます。
ダウンライトやペンダントライトを使って視覚的に面白みを加えたり、デスクごとに調節可能なタスクライトを配置して作業効率を高めるなど、機能性とデザイン性を両立しするとよいでしょう。
おしゃれな事務所にはアートや装飾が欠かせません。アートの選定には、企業のコンセプトや文化を反映した作品を選ぶと良いでしょう。
また、ウォールデコレーションや植物を挿し色に使い、心地よい視覚的変化を加えることも有効です。憩いの場には、居心地よい家具とともにこれらの要素を配置することで、リラックス効果をさらに高めます。
この記事では、事務所内装の基本的な概要、デザインのコツ、費用の目安、注意すべきポイント、成功の秘訣について解説しました。効果的なオフィスデザインは、企業の成長を後押しし、社員のモチベーションを高めます。ここで紹介した情報をもとに、貴社に最適な内装計画を実施してみてください。成功を収める事務所内装は、企業のさらなる発展に貢献するでしょう。
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