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オフィスデザインのレイアウト・内装工事に関するブログ

更新日:2024/02/15

【オフィスの防災設備】スプリンクラーの設置基準や散水障害など注意するべきポイントを解説

消防の用に供する設備

消防の用に供する設備とは、消防法と関係政令で規定されている「消防の用に供する設備、消防用水及び消火活動上必要な施設」の総称です。
消防用設備は、消火設備、警報設備、避難設備の3つに大別されます。

消防用水:消火活動に必要な水を供給するための水利施設のことです。
主に消火器やスプリンクラーなどが消防用水にあたります。

警報設備:火災の発生を早期に感知し、施設関係者又は消防機関に報知するための設備です。
主に火災報知設備や非常警報設備などが警報設備にあたります。

避難設備:災害の発生時に、建物内の人が安全かつ迅速に避難できるように設けられた設備です。
避難器具・誘導灯等が避難設備にあたります。
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スプリンクラーとは?

スプリンクラーとは、火災を初期段階で消火させることを目的とした消防用設備です。
建物の天井や屋根下に設置され、火災時に自動的に水を噴射し、その冷却作用により消火します。
高層建築物や地下街、福祉施設、病院、など、火災が発生した場合に消火が困難となる建物や、多くの人命に関わる可能性のある場所に設置されています。

スプリンクラーヘッドとは?

スプリンクラーヘッドは、スプリンクラーのパーツの1つです。
火災の熱によりヘッドの周囲温度が上昇すると、ヘッド内部の感熱体が破壊、又は、変形しヘッドの放水を阻止している栓が外れることで、放水します。

ヘッドが作動する温度は、一般的に72℃、96℃、139℃の3種類があります。
オフィスや一般事務所で設置する場合は主に72℃で作動するスプリンクラーヘッドが使用されています。
96℃や139℃といったスプリンクラーヘッドは飲食店の厨房やサウナなど、高温になりやすい場所に設置されます。

スプリンクラーの設置基準

消防法によって、11階以上の建物や3000㎡以上の建物など、人が大勢集まる施設などに設置が義務付けられています。
便所、浴室、階段等についてはスプリンクラーヘッドの設置義務はありませんが、補助散水栓により防護する必要があります。
また、個室や会議室等をつくる際には、有効に散水されるよう、増設する必要があります。

オフィスで注意するべきポイント

散水障害

レイアウト変更や移転を検討する場合に特に注意が必要なのは、パーティションやLGS造作壁を設置したことで部屋数が増えるケースです。

スプリンクラーからの放水による自動消火を妨げる物などは「散水障害」と呼ばれています。
オフィスでもこの散水障害とならないよう、スプリンクラーヘッドの水平方向に 30 cm 以内、垂直方向に 45 cm 以内の位置には、パーティション、カーテン、家具などを設置しないよう気を付けなければなりません。
この位置にパーティション等を立ててしまうと、消防法に違反するため、新たにスプリンクラーを設置しなくてはなりません。

また、家具だけでなく、エアコンの風も放水の妨げとなってしまう可能性があるので、設置場所には十分気を付ける必要があります。

スプリンクラーヘッドの種類

スプリンクラーヘッドには開放型と閉鎖型があります。
オフィスで主に使用されるのは、「閉鎖型湿式」、「閉鎖型予作動式」、「閉鎖型乾式」、「開放型」の4種類です。

開放型

ヘッドに感熱部がなく、常に開放された状態のものです。
自動火災報知設備の感知器により、自動的に一斉開放弁を開くか、手動で一斉開放弁を開いて、一つの放水区域のヘッド全部から同時に放水させる方式です。

感熱部がないため、短時間に大量の放水ができます。
ただし、外部衝撃に弱く、スプリンクラーヘッドが破損した場合、水損被害の可能性があります。

閉鎖型

閉鎖型スプリンクラーは、平常時は水の出口が閉鎖されており、一定の温度に達すると感熱部が作動することによって出口が開放します。

感熱部には、熱により溶解する特殊な物質を用いたものと、ガラスの中にアルコール系の液体を封入し、熱によって中の液体が急膨張することによりガラスが破裂する仕組みになっています。

初期消火率が高く、一般の湿式スプリンクラー設備よりも水損を抑制できるとったメリットがありますが、熱の感知が遅くなるため、天井の高さが10m以下(物販用途などでは6m以下)のところにしか設置できない点や、凍結する可能性があるため、寒冷地には適さないなど注意も必要です。

閉鎖型には「湿式」「乾式」「子作動式」の3種類があります。

◆湿式
湿式は、配管が加圧された水で満たされており、熱によってスプリンクラーヘッドが作動し、放水を開始します。
火災がおきてもすぐに放水されるため、初期消火機能が高いです。
しかし、配管やスプリンクラーヘッド内の水が凍結する可能性があるため、寒冷地域には適しません。

◆乾式
配管内に水ではなく圧縮空気を充填したスプリンクラー設備で、火災感知から消火まですべて自動で行います。
凍結による膨張や亀裂などの配管損傷がないため、水害による損失の可能性が低いといったメリットがあります。
ただし、ランニングコストが高い点や、配管凍結の可能性、天井裏配管の流水音が発生する点に注意が必要です。

◆予作動式
火災報知器との連動によって起動するスプリンクラーです。
放水までの時間が比較的早く、火災以外で破損等が生じても、配管内が真空のため放水されず、水害による損失が発生しないといったメリットがあります。
注意点としては、放水開始まで時間を要する点や、配管内に水がないため、たくさんの消火水槽が必要になり、コストがかかりやすい点です。

まとめ

オフィスのレイアウト変更を実施する場合には、消防法に注意する必要があります。

スプリンクラーの設置基準は、オフィスの規模に応じて設けられており、緊急時にその作動を妨げることがないよう、気を付ける必要があります。

オフィスのレイアウト変更や移転を検討されている場合は、ぜひハタラクバデザインへお問い合わせください。

オフィスデザインからレイアウト、移転までお手伝いするハタラクバデザインでは、オフィスのデザイン・レイアウト作成だけでなく、テナント物件のご紹介から内装工事を含む各種工事、オフィス家具の設置にいたるまで、ワンストップで実施できるところが強みです。

現在、大阪市周辺で年間200件以上のオフィス施工実績があります。
各種工事をご検討されている場合は、ハタラクバデザインへお気軽にお問い合わせください。
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この記事の監修者

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