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「職場は、机が並んでいるだけのオープンオフィスなので、落ち着かないからパーティションが欲しい」という人は少なくありません。
しかし、パーティションがあれば本当に集中できるのでしょうか。
集中できるオフィス机の仕切り方をレイアウトとともにご紹介いたします。
目次
「パーティションで仕切れば集中力がアップするから」と、やみくもに設置するのはおすすめできません。
ここでは、集中できるオフィス机のレイアウトやパーティションを設置する方法について、押さえておくべきポイントをご紹介します。
なお、これらのポイントは、オフィスの机だけでなく勉強机にも当てはまることなので、自宅に机がある場合は同様に配置してみましょう。
1. パーティションは立ち上がったときに周囲が見渡せる高さに
プライバシーが確保できるからとあまりに高いパーティションを設置すると、社員間のコミュニケーションが阻害されてしまいます。
パーティションは、椅子に座ったときには周囲が見えないが、立ち上がったときには周囲が見渡せる高さがおすすめです。
2. 入口を視界に入れる
広い空間と同様に、入口も背後にあると落ち着きません。
なぜなら、視界の範囲外で人の出入りが生じてしまうからです。
そのため、座ったときに入口が視界に入るように机をレイアウトしましょう。
3. 机はできるだけ壁に背を向けるように配置する
自分の背後に人がたくさんいたり、広い空間があったりすると落ち着きません。
これは、背後が自分の視界の範囲外であり、何があるかすぐには確認できないため安心できないという本能から起こります。
事例はこちら:株式会社モリタ様 レイアウト事例
このような場合には、「机はできるだけ壁の近くに配置する」、「壁を背にして座れるように配置する」などの対策がおすすめです。
広いオフィスの場合は、背の高いパーティションを適宜配置するなどして、各自の背後スペースが広くなり過ぎないように調整するとよいでしょう。
4. 机を壁につけない
机の正面にパーティションを設置する代わりに、机を壁につけるようにレイアウトすることを考える場合もあるでしょう。
しかし、壁はパーティションとは異なり天井までの高さがあります。
そのため、目の前に圧迫感を感じてしまいストレスの原因となりかねません。
机は壁につけないようにレイアウトしましょう。
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●マスキング効果とは?
マスキング効果とは、二つの音が同時に鳴っているときに、もう一方の音がかき消されて聞こえなくなってしまう現象の事を言います。
この効果を利用したシステムを部屋に設置することで「話し声は聞こえるけど、何を話しているのか内容はわかりにくい」状態にすることができ、ミーティングスペースでは会話漏れを防ぐセキュリティ対策として、ワークスペースでは雑談を抑えて集中力を向上させるためのものとして活用できます。
そこで、まずはオフィスにパーティションを設置する3つのメリットをご紹介します。
1. プライバシーが確保できる
まったく仕切りがないオープンオフィスでは、プライバシーの確保がしづらく社員はストレスを感じてしまいます。
また、人によっては、他人の視線が気になって集中できないこともあります。
パーティションで机を仕切ればプライバシーが確保できるため、安心感を得られ、仕事に集中しやすくなります。
2. 騒音を軽減できる
社員同士の会話だけでなく、電話の話し声や咳払い・キーボードのタイピング音など、静かだと思われるオフィスは、実は集中を阻害する音にあふれています。
パーティションがあれば、これらの騒音を軽減でき集中力アップにつながります。
3. 健康に悪影響を及ぼす要因を排除できる
新型コロナウイルス感染症だけでなく、季節性のインフルエンザや風邪など、オフィスにはさまざまなウイルスや菌が漂っています。
隣や向かいに座っている社員がしゃべったり咳をしたりすれば、感染のリスクが高まります。
パーティションで仕切られていれば、この感染リスクを下げられるため健康にも影響を及ぼしません。
適度なプライバシーを確保できるパーティションをオフィスに導入することは、集中力がアップするだけでなく、無駄なストレスがなくなり社員の体調にもよい影響を与えてくれます。
集中できる机のレイアウトとともに、ぜひ効果的にパーティションを取り入れてみてください。
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