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オフィスデザインのレイアウト・内装工事に関するブログ

更新日:2024/08/29

#ワークスタイル

従業員のQOLを高めるオフィスとは?仕事への影響や具体的な方法を解説

企業の業績を上げるために、商品やサービスの質を向上させることは重要です。消費者や利用者にとって、商品やサービス選びに不可欠な要素として、単に問題解決をするだけでなく「ワクワクするもの」である必要性が高まっています。

消費者や利用者がワクワクするものを必要とするように、従業員も一日の大半を占めるオフィス環境での生活に、充実感や満足感を得たいと考えています。

職場での充実感や満足感は従業員のQOL向上に直結しており、企業としてもQOL向上に向けたオフィス環境の改善をすることで得られるメリットは多くあります。

本記事では、従業員のQOL向上がもたらす仕事への影響や、QOLの高い職場の例、QOL向上の方法など、具体的に解説していますので参考にしてください。

QOLとは

QOLとは

QOL(Quality of Life)とは、人間が生きる上で満足度を表す指標の一つです。「生活の質」などと訳されることもあり、現代社会で生きる人にはとても大切な概念です。歴史的にはソクラテスが、「なによりも大切にすべきは、ただ生きることでなく、よく生きることである」と言ったことまで遡ることができます。

似た言葉でQOW(Quality of Work)という言葉があります。QOWは、職場や仕事をする上での満足度を表す指標で、「仕事の質」を意味します。

この概念は、現代社会で働く人にとって大きな課題で、残業だらけで帰宅できないいわゆるブラック企業のような働き方の見直しをする企業が増加するなど、働き方改革にも影響を与えています。

人生において仕事をしている時間は多く、職場環境や仕事への向き合い方はQOLに大きく影響します。従業員を抱える企業は、働き手にとってストレスなく充実したオフィス環境の提供や、働き方改革をすることで、従業員一人ひとりのQOL向上に貢献できます。

従業員のQOL向上がもたらす仕事への影響

従業員のQOL向上

職場における従業員のQOLが向上すると、企業にとってさまざまなメリットがあります。具体的にどのような仕事への影響があるか解説します。

業績が向上する可能性を高める

職場のQOLが上がると、従業員のやる気が出て仕事に意欲が湧きます。高いオフィス空間で過ごすことで集中力が上がり、生産性や作業効率の向上も期待できます。結果的に、業績に直結し、組織全体に相乗効果をもたらす可能性が高まります。

従業員の帰属意識が高まる

従業員の職場におけるQOLが上がると帰属意識が高まり、「出勤したい」と思われる企業になります。離職率の低下にもつながり、人材不足の状況になりにくい職場環境を築くことができます。

コミュニケーションの活性化

従業員のやる気や仕事の意欲が上がり、帰属意識が高まることで、職場に活気が出て、従業員同士のコミュニケーションも活性化する可能性を高めます。

求職者へのアピールができ採用に役立つ

特に事業拡大や人員を増やしたい企業は、QOLを向上させるオフィス環境や体制を整えることで、企業自体の魅力が上がり、求職者へのアピールができます。結果的に、優秀な人材の採用に役立つ可能性を高めます。

仕事におけるQOLが高い職場とは

QOLの高い職場

では、実際にQOLが高い職場とはどのような職場のことを指すのでしょうか。具体的に解説をします。

働く時間と場所を選べる

満員電車や大雨の中、オフィスへ出勤をしたくないと思う人は多くいるでしょう。また、自分で率先して仕事に着手できる人材の場合は、オフィスで業務をするより、集中力が上がる自宅やワーキングスペースなどで仕事をすることで質の良い仕事ができる場合もあります。仕事内容によりますが、シチュエーションに合わせて働く時間や場所を選択できると従業員のQOLは高まります。

人間関係が良く円滑なコミュニケーションを取れる

上司や経営者との関係性や、社内の人間関係がうまくいかず離職してしまうケースが多く、社内で円滑なコミュニケーションを図ることは重要です。パワーハラスメントがなく、従業員一人ひとりが意見を発せて、滞りのないコミュニケーションを図れるオフィス環境はQOLの高い職場だと言えます。

機能性やデザイン性の高いオフィス環境

長時間、座りっぱなしで姿勢が悪くなってしまうオフィスチェアや、他部署とのコミュニケーションを取りにくいオフィスのレイアウトなど、生活や業務の妨げとなるオフィス環境で働くことは従業員のストレスに繋がってしまいます。このような支障を取り払うことができる機能性の高いオフィス環境をつくることで、従業員のQOLは向上します。また、人生の大半を過ごすオフィス環境を、ワクワクするようなデザイン性の高いオフィス環境にすることで、さらにQOLを高める職場に発展させられます。

企業がすべき具体的なQOL向上の方法

QOLが高い職場にするために、企業がすべき具体的な方法を紹介します。

フレックスタイム制・リモートワークの推進

働く時間や場所を選べるフレックスタイム制やリモートワークを導入することで、従業員のQOLが向上します。満員電車時の出勤や、大雨や地震などの災害時の出勤を避け、従業員の個性ややりがいを尊重しながら、QOLの高い働く場を提供できます。

リフレッシュルームを充実させる

リフレッシュルームを充実させることで、休憩時や他部署とのコミュニケーションを円滑にできます。業務中は業務以外の会話をすることが少ないですが、リフレッシュルームで休憩時に仕事以外の話をする機会や、他部署との交流を図ることで、業務中のコミュニケーションが取りやすくなり、従業員のQOLが向上します。

フリーアドレスを導入する

社内で席が固定されていると離れた席の人に話しかけづらくなってしまいます。また他部署との交流が図れず、コミュニケーション不足の原因となってしまいます。フリーアドレスのデスク環境にすることで、社内のコミュニケーションが活性化し、新しいアイディアが生まれやすく、業務の問題点も把握しやすくなります。

オフィス移転やオフィスリニューアルを実施する

既存オフィスでオフィス環境を改善をする場合、オフィスビルの構造や契約内容によっては、変えられる環境に限界があります。そのような場合は、理想的なオフィス環境の変更が可能なオフィス移転をすることが従業員のQOL向上のための手段の一つです。既存オフィスであっても、機能性やデザイン性の高いオフィス環境にすることで、従業員の生活の質や仕事の質を高める要素となります。

オフィス改革でQOLを高めて、従業員の仕事意欲を促進

オフィス改革でQOL向上

経営者や役員は業績向上のため、さまざまな経営施策の立案に時間をかけていますが、従業員のQOLを上げるオフィス環境にすることで、業績向上を目指す根本的な解決策になるのではないでしょうか。

あらゆるオフィス改革に取り組み、従業員の職場におけるQOLを向上させて、仕事への意欲を促進して業務の生産性向上や業績向上を目指しましょう。

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この記事の監修者

ハタラクバデザイン 編集部

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