
【事例16選】おしゃれなオフィスレイアウトを作るための考え方
オフィスのレイアウトは、職場環境や仕事の効率に大きく影響を与えます。本記事では、おしゃれなオフィスレイアウトを作るための基本的な考え方を紹介します。おしゃれで機能的なオフィスを実現するためのキーポイントを押さえて、職場をクリエイティブな空間に変革しましょう。
目次[非表示]
- ・オフィスレイアウトの重要性
- ・基本のオフィスレイアウト
- ・オフィスレイアウトを成功させるための秘訣
- ・おしゃれなオフィスレイアウトを作るためのポイント
- ・オフィスレイアウトを作りの流れ
- ・おしゃれなオフィスレイアウト事例
- ・電源付きベンチや個別ブースを設置し、コミュニケーションと集中を両立させたオフィス
- ・執務スペース内にリフレッシュエリアを組み込んだレイアウト
- ・社員が自律的に働く時間と場所を選択できるオフィス
- ・社員同士の交流により新たなアイデアが発想できて「オン」と「オフ」を切り替えられるオフィス
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- ・木目調素材を多用し、見晴らしの良いスペースを作ることでアイデアが生まれやすいオフィスに。
- ・テレワークにこだわらず、全従業員が快適に仕事ができるオフィス空間を実現
- ・ABWの考えのもと、各自が仕事内容や気分に合わせて好きな場所で働けるオフィス
- ・コストを抑えながらレイアウトや品質にこだわったオフィス
- ・社員みんなが働きやすく、統一感のある色合いでレイアウトされた空間
- ・部門間のコミュニケーションの円滑化と社員のモチベーションアップを目的としたオフィス
- ・増員を見据えたレイアウトを実現したオフィス
- ・メーカー、商社、研究所の三位一体となる高度な研究開発を担うオフィス
- ・部門間のコミュニケーションを重視した風通しのよいオフィス空間
- ・増員を見越した、余裕のあるオフィスづくり
- ・従業員の満足度を意識し、リフレッシュルームを完備したオフィス
- ・集中して仕事ができるオフィス空間を実現
- ・オフィスレイアウトは実績が豊富なハタラクバデザインへご相談ください。
オフィスレイアウトの重要性
オフィスレイアウトは、従業員の働きやすさや生産性に大きな影響を与えます。特にクリエイティブな職場を目指す企業では、環境がアイデアの創出やチームのコラボレーションを促進する重要な要素となります。例えば、オープンスペースを取り入れることで、社員同士のコミュニケーションが活発になり、新たな発想が生まれる場を提供できます。
基本のオフィスレイアウト
レイアウト①:対向式
対向式は、 グループごとにデスクを向かい合わせて一つの島を作る配置方法で、島型レイアウトとも呼ばれます。部署ごとにデスクがまとめられるので、部署内のコミュニケーションが取りやすく、増員や席替えが簡易にできるといったメリットがあります。
レイアウト②:背面対向式
背面対向式は、背中同士を向け合う配置法です。視野に他の社員の動きが入らないため、作業に集中しやすく、ストレスが軽減されるといったメリットがあります。また、省スペースで配置できるため、限られたオフィススペースの活用が可能です。
レイアウト③:同向式
同行式とは、すべてのデスクが同じ方向に向かって配置される方式です。この配置方法は、会議室や研修などで採用されることの多い配置方法です。視線や注意が散乱しにくく、集中しやすい環境を提供できます。
レイアウト④:フリーアドレス式
フリーアドレス式は、従業員が誰でも空いている席に、自由に座って作業を行うことができる配置方法のことです。オフィス全体のスペースを効率的に利用できるだけでなく、社員同士のコミュニケーションを自然と活性化できるといったメリットがあります。オフィスと外部を行き来することが多い営業部や、在宅勤務者の多い部署は効率的にデスクを活用できるため、向いているでしょう。
レイアウト⑤:左右対向式
左右逆行させて並べるレイアウトです。隣のデスクの人が背中を向けるため、視線が合いにくく、集中作業が多い部署に向いています。パーテーションを活用することで、さらに集中しやすい環境を作ることが可能です。
レイアウト⑥:卍型
デスクを卍型に並べるレイアウトです。デスク自体は隣接していても視線が合いづらく、プライバシーを確保しながらコミュニケーションが取りやすいといった特徴があります。
レイアウト⑦:リンク式
120℃の角度があるデスク3台で一つの島を作ります。ブーメラン型とも呼ばれ、一人ひとりの作業スペースが広く、コミュニケーションが取りやすいといった特徴があります。
レイアウト⑧:ブース型
ブース型レイアウトは、各社員が個別のブース内で作業を行う形式で、周囲からの視線や音を遮断することで集中できるといったメリットがあります。主に開発部門やデザイン部門など、集中力とプライバシーが重視される業務に適しています。
オフィスレイアウトを成功させるための秘訣
1.ゾーニング
ゾーニングとは、オフィス内のスペースを機能や用途によって区分けすることを指します。この手法を用いることで、各エリアが果たすべき役割を明確にし、従業員の仕事の効率を高めることが可能です。たとえば、集中作業を行うための静かなスペース、チームでの協働を促進するためのオープンスペース、リラックスするための休憩エリアなど、各ゾーンの目的を定義することが重要です。
ゾーニングを理解し、適切に配置することで、従業員がより快適に働ける環境を整えることができます。
関連記事:ゾーニングとは?オフィスは動線設計次第で快適さが決まる
2.導線
導線とは、オフィス内で人が移動する経路のことを指します。導線の設計は、業務効率を左右する重要な要素です。適切な導線を確保することで、各部署間の移動がスムーズになりコミュニケーションが活性化します。例えば、受付から会議室、デスクエリアへの導線は特に重要で、迷わず目的地に到達できる配置が望まれます。また、通路は必要な数を確保し、混雑を防ぐための幅を持たせます。特に非常動線は安全性の観点からも重要です。オフィスの規模に応じて、適切な広さを計算しましょう。
関連記事:オフィスレイアウトは動線計画が最重要!【シンプルな導線がベスト】
3.寸法
オフィスレイアウトにおける基準寸法は、オフィス空間を効率的に設計するための基本です。基準寸法を無視すると、スペースが無駄になったり、使いにくい環境が生まれたりすることがあります。例えば、通路幅が狭すぎると移動が困難になり、広すぎると空間の無駄使いとなります。主要な通路は、少なくとも120cm以上の幅を確保することが推奨されています。また、デスクと椅子の配置にも基準寸法が関係します。デスク間の適切な距離は、従業員が自由に移動できるようにするために重要です。また、椅子を引いても他のデスクにぶつからない余裕を確保することも大切です。一般的には、デスク同士の間隔は約150cmとされており、この寸法を基に快適な配置を心がけることが大切です。基準寸法を理解し、適切に活用することで、働きやすさと生産性を向上させることができます。
関連記事:オフィスレイアウトで重要な消防法・建築基準法・寸法について
おしゃれなオフィスレイアウトを作るためのポイント
カラーの選定・統一
おしゃれなオフィスを作るためには、空間全体の統一感を持たせることが重要です。カラーの統一を図る際には、まずベースカラーを選定しましょう。ベースカラーは、オフィス全体の色調を決定する重要な要素であり、壁や床、家具など多くの要素に反映されます。選んだベースカラーがオフィスのテーマやブランドイメージと一致するかを確認し、そこからアクセントカラーを決めることが効率的な方法です。
アクセントカラーは、オフィス空間にメリハリをつける役割を果たします。ベースカラーに対してコントラストを持つ色を小物やデコレーションに取り入れ、視覚的な興味を引き立たせましょう。アクセントカラーを適切に使うことで、単調になりがちなオフィスデザインをスタイリッシュに演出できます。
多様な素材の活用
おしゃれなデザインを追求するためには、さまざまな素材感を活用することが効果的です。ウッド、メタル、ガラスなどの素材を組み合わせて使うことで、視覚的な奥行きと温かさを演出できます。また、素材ごとの特性を活かすことで、機能性とデザイン性を両立させることが可能です。
・木材:木材はオフィスに温かみと自然な雰囲気をもたらします。床や机に使用することで、落ち着きのある空間を演出できます。また、木目の風合いが視覚的に柔らかさを与え、リラックスした環境を提供できます。色や仕上げのバリエーションも豊富で、他の素材と組み合わせやすく、デザインの幅を広げられます。
・ガラス:ガラス素材は透明感があり、オフィスに開放感を与えます。パーティションやテーブル天板に使用することで、視界を遮らずにスペースを仕切ることができ、光の透過によって明るい空間を保ちます。また、ガラスの洗練された印象が、スタイリッシュなデザインを強調します。
・ファブリック素材:ファブリック素材は、色やテクスチャーのバリエーションが豊富で、オフィス空間に彩りを添えます。椅子のクッションやカーテンに使用することで、柔らかさと快適さを向上させます。また、異なる色や柄を組み合わせることで、個性的なデザインを作り出すことができます。
照明の工夫
照明は、おしゃれなオフィスの雰囲気作りにおいて欠かせない要素です。適切に配置された照明は色の明るさを引き立て、オフィス空間をより魅力的に見せることができます。また、調光可能なLED照明を使うことで、時間帯や用途に応じて最適な明るさを調整でき、快適な空間を提供できます。
アートの取り入れ
オフィスにアートを取り入れることで、空間に創造性と芸術性を加えることが可能です。壁にアート作品を飾ったり、独自のデザインオブジェを置いたりすることで、視覚的な魅力を高めます。アートはコミュニケーションのきっかけにもなり、クリエイティブなアイデアを生む環境作りにも役立ちます。
オフィスレイアウトを作りの流れ
コンセプトの設計
次に、オフィスのコンセプトを設計するフェーズです。どのような方向性でオフィスをリニューアルするのかを明確にします。例えば、クリエイティビティを重視したいのか、効率性を重視したいのか、あるいは社員の健康を第一に考えるのかといった方針を定めます。
デザインとプランニング
コンセプトが決まったら、具体的なレイアウトデザインとプランニングに進みます。スペースの配置、家具の選定、色彩計画など、細部にわたってデザインを検討します。この段階では、業者との打ち合わせを行い、専門家の意見を取り入れてプロジェクトを具体化していきます。
実装と施工
計画が固まったら、いよいよ実装と施工に入ります。工事の日程や工程をきちんと管理し、現場でのスムーズな作業進行を確保しましょう。施工中は、プロジェクトマネージャーを配置して、各工程が予定通り進むように監督することが重要です。
フィードバックと調整
施工が完了したら、社員からのフィードバックを集めて、必要な調整を行います。新しいレイアウトが業務にどのように役立っているか、改善すべき点がないかを確認します。フィードバックを基に微調整を加えることで、理想のオフィス環境に近づけます。
おしゃれなオフィスレイアウト事例
電源付きベンチや個別ブースを設置し、コミュニケーションと集中を両立させたオフィス
事例はこちら:独立行政法人中小企業基盤整備機構 近畿本部様
執務スペース内にリフレッシュエリアを組み込んだレイアウト
事例はこちら:安田産業株式会社様
社員が自律的に働く時間と場所を選択できるオフィス
事例はこちら:株式会社モリタ 情報システム部様
社員同士の交流により新たなアイデアが発想できて「オン」と「オフ」を切り替えられるオフィス
事例はこちら:フィルメック株式会社様
木目調素材を多用し、見晴らしの良いスペースを作ることでアイデアが生まれやすいオフィスに。
事例はこちら:株式会社アドバンス一世様
テレワークにこだわらず、全従業員が快適に仕事ができるオフィス空間を実現
事例はこちら:白石工業株式会社 白石カルシウム株式会社 東京本社様
ABWの考えのもと、各自が仕事内容や気分に合わせて好きな場所で働けるオフィス
事例はこちら:株式会社黒田生々堂 名古屋支店
コストを抑えながらレイアウトや品質にこだわったオフィス
事例はこちら:東海ソフト株式会社様
社員みんなが働きやすく、統一感のある色合いでレイアウトされた空間
事例はこちら:株式会社芝田化工設計様
部門間のコミュニケーションの円滑化と社員のモチベーションアップを目的としたオフィス
事例はこちら:株式会社ソーキ様
増員を見据えたレイアウトを実現したオフィス
事例はこちら:株式会社ソーキ様 東京支店
メーカー、商社、研究所の三位一体となる高度な研究開発を担うオフィス
事例はこちら:株式会社白石中央研究所様
部門間のコミュニケーションを重視した風通しのよいオフィス空間
事例はこちら:株式会社モリタ様 営業部
増員を見越した、余裕のあるオフィスづくり
事例はこちら:NEXCO西日本コミュニケーションズ株式会社 様
従業員の満足度を意識し、リフレッシュルームを完備したオフィス
事例はこちら:株式会社マルニコーポレーション様
集中して仕事ができるオフィス空間を実現
事例はこちら:山一化工株式会社様
オフィスレイアウトは実績が豊富なハタラクバデザインへご相談ください。
この記事では、オフィスレイアウトをおしゃれにするためのポイントを紹介しました。色やデザイン、空間の使い方、自然光の取り入れ方、そしてディテールへの配慮が貴社のオフィスを魅力的な職場へと変化させます。ぜひ、これらのポイントを活用し、社員が働きやすく、訪れる人々にも好印象を与えるオフィス環境を作り上げてください。おしゃれで居心地の良い空間が実現すれば、社員のモチベーションアップや企業のブランド価値向上に繋がります。
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複数の有資格者を保有しており、現在、大阪市周辺で年間200件以上のオフィス施工実績があります。
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