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9種類の基本オフィスレイアウト【デスクの配置編】!効率良く仕事するため方法紹介!

オフィスでのほとんどの業務は、個々のデスクで行います。 故にデスクの配置方法は、効率よく仕事を進めるために、重要になっています。 本記事では基本のオフィスレイアウトを9種類、ご紹介します。 単にデスクを適当に配置するのではなく、それぞれの配置方法の特徴やメリット・デメリットなどを理解して効率性を考慮したオフィス空間作りを行いましょう。


オフィスレイアウトの重要性とは?


オフィスレイアウトは単なる物理的な空間配置ではなく、企業文化や働き方を反映する重要な要素です。適切なレイアウトを選ぶことで、コミュニケーションの円滑化や集中力の向上が期待できます。
また、良いオフィスレイアウトは、従業員満足度の向上にも寄与します。働きやすい空間であることは、ストレスの軽減やモチベーションの向上にもつながります。

オフィスレイアウトを考える際のポイント

効率的な動線の確保

オフィスレイアウトにおける導線設計は、業務効率や従業員の働きやすさを大きく左右します。 オフィスレイアウトの基本は、効率的な動線を確保することです。 各部署や部門間の移動がスムーズにできる導線設計にすることで、業務効率を高められます。

ゾーニング

オフィスレイアウトにおけるゾーニングは、効率的な作業環境の構築に不可欠な要素です。 ゾーニングを適切に設計することで、オフィススペースを最大限に活用し、業務効率やチームの生産性を向上させることができます。 また、異なる機能を持つエリアを分けることで、社員が自分の作業内容にあった環境で作業を行えます。

オープンなスペース

オープンなスペースは、壁や隔たりが少なく、情報交換やコミュニケーションが生まれやすい 会話やブレインストーミングがしやすいオープンスペースを設け、迅速な情報共有を促します。 効果的なレイアウトは、社内コミュニケーションを活性化します。

共有エリアの充実

休憩室やラウンジなど、雑談を通じたアイデア交換をサポートするスペースを設けます。 従業員の快適性と健康への配慮 従業員の健康や快適さを考慮することは、長期的な利益に繋がります。

柔軟性のあるデザイン

将来的な変化に対応できる柔軟なレイアウトが求められます。 柔軟性のあるレイアウトは、従業員が自律的に働ける環境を提供できるだけでなく、将来的な組織の変化に迅速に対応できます。

家具の選定

体への負担を軽減する家具を採用することで、業務の生産性を高め、従業員の健康を守ることができます。 また、家具の色やデザインは、企業のブランディングに直結するため、企業のイメージに合ったデザインのものをを選びましょう。

基本のオフィスレイアウト9種類

オフィスレイアウト デスクレイアウト

早速、オフィスレイアウトの基本となる9種類のレイアウトをご紹介していきます。 それぞれの特徴やメリット・デメリットもお伝えしますので、自社に適したレイアウトを考えてみましょう。部署の特性を考えて使い分けることも重要です。
関連記事: オフィスのレイアウト変更を業者に依頼する場合の費用や手順


オフィスレイアウト①:対向式

オフィスレイアウト 対面式配置のデスク
まずは、対向式という配置方法です。 グループごとにデスクを向かい合わせて一つの島を作る配置方法で、島型レイアウトとも呼ばれます。 一般的なオフィスで多用されている配置法で、社員同士のコミュニケーションも取りやすいのが特徴で、一般事務や営業など様々な職種に向いているでしょう。 この配置方法は部署ごとにデスクがまとめられるので、省スペースで運用ができます。 増員や席替えが簡易にできるため、とても効率の良いレイアウトです。
詳しくはこちら:株式会社芝田化工設計様 レイアウト事例

ただし、個々のスペースを作り出しにくいため集中力が必要な業務には不向きな側面があります。 そのため最近の企業では、個別ブースを設けるなど、自分が集中できるスペースで自由に働こうという働き方に変わってきています。


オフィスレイアウト②:背面対向式


次に対向式と相対する背面対向式があります。 対向式が社員同士を向かい合わせる配置なのに対して、こちらは社員同士がお互い対面しないように背中同士を向け合う配置法です。 お互いの視線を気にすることがなくなり、横と後ろには適度な間隔に仕事仲間がいるためコミュニケーションが取りやすいメリットがあります。 また、スペース効率が良いので、この配置方法であれば限られた空間でデスクを配置することも出来るでしょう。 さらに、デスクの間にテーブルなどを設置することで、会議室に行かずとも気軽にちょっとしたミーティングを行うことが出来ることも特徴です。
事例はこちら:背面対向式レイアウト/株式会社ソーキ様

オフィスレイアウト③:同向式


同行式とは、すべてのデスクを同一方向に並べる配置方法です。 個人のデスクワークが中心となる電話オペレーターや銀行などで用いられ、学校の教室を連想させることからスクール式とも呼ばれます。 この配置方法は、会議室や研修では使用されていますが、コミュニケーションが取りにくいことから一般的なオフィスでこの配置方法を採用している企業はかなり減少しています。
詳しくはこちら:白石工業株式会社様・白石カルシウム株式会社様 レイアウト事例

オフィスレイアウト④:フリーアドレス式

オフィスレイアウト フリーアドレス式オフィス フリーアドレス式オフィス1
最近多くの企業で取り入れられているフリーアドレス式レイアウトは、デスクの配置自体は対向式と似ていますが、個人の固定席を設けるのではなく、無線LANを使用し従業員が誰でも空いている席に、自由に座って作業を行うことができる配置方法のことです。 開放的で自由が利くので、従業員同士のコミュニケーションが取りやすいことが特徴です。
関連記事: フリーアドレスオフィスのメリット・デメリットを解説!
必要最低限のスペースでデスクの配置が行えます。 外回りの多い営業部署や在宅勤務者の多い部署など、在席率の低い部署などに向いているでしょう。 しかし、個人の書類等や私物を収納する場所が無いため、個別ロッカー等を別で用意する必要があるでしょう。
詳しくはこちら:株式会社モリタ様 営業部 レイアウト事例

オフィスレイアウト⑤:左右対向式

オフィスレイアウト デスクレイアウト2
隣り合うデスクを左右逆行させて並べるレイアウトです。個人で集中して行う作業が多い部署や、クリエイティブな部署、管理職などのオフィスレイアウトに向いています。 間にパーティションやキャビネットなどを挟めば、プライバシーをしっかり確保でき、キャビネットなどで個人の収納を増やせるのがメリットです。しかしその一方で、左右対向式のレイアウトでは、社員同士のコミュニケーションが取りにくいという点がデメリットです。収納が多すぎるため、人によっては不要なものを溜め込んでしまう恐れもあります。

オフィスレイアウト⑥:卍型

4台のデスクを卍型に並べるレイアウトです。個人業務がメインの部署に向いていて、デスク自体は隣接していても視線が合いづらいのが特徴です。 社員のプライバシーをある程度確保しつつも、コミュニケーションが取りやすく、それでいて集中しやすい環境が作れるのもメリットです。しかしスペース効率が良いとは言えないため、狭いオフィスだとレイアウトできない場合があります。

オフィスレイアウト⑦:リンク式

ブーメラン型とも呼ばれるレイアウトで、120℃の角度があるデスク3台で一つの島を作ります。一人ひとりの作業スペースが大きく、複数のモニターを設置できるのが特徴です。 隣接していても目線が合いづらく、それでいてコミュニケーションがしっかり取れます。しかし卍型のレイアウトと同様に、スペース効率が悪いのがデメリットです。

オフィスレイアウト⑧:ベンゼン型・背面型

チームごとに社員が背中合わせになるようにデスクを配置するレイアウトです。作業に集中できるスペースとチームでのコミュニケーションの取りやすさが両立できます。 振り返ればすぐに他の社員とコミュニケーションできるのがメリットの一つです。また、スペース効率も対向式と同じくらい良いレイアウトと言えます。ただし、パーティションを挟んで別のチームがある場合、チームを超えてのコミュニケーションは取りづらくなります。

オフィスレイアウト⑨:集中個別ブース

最近では、「自分が集中できる場所で自由に働く」という働き方が推奨されていることから、仕事を行う場所の一つとして個別ブースを設ける企業が増えています。 チェアそのもので周囲の視線を遮るタイプやカプセルのようなフルクローズ型の完全個室タイプなど、様々なオフィス家具が販売されています。 これらは、集中して一人で仕事をしたい人に適しています。 このようにデスクの配置方法にはさまざまな種類があり、メリット・デメリットはそれぞれ異なります。 オフィスレイアウトにおいて、ゾーニングは重要ですが、働き方に適したデスクの配置方法を考えることも重要といえるでしょう。


おしゃれなオフィスにするためのレイアウトのポイント

カラーコーディネート

色の配色比率を考慮し、ベースカラーやアクセントカラーをバランスよく取り入れることで、メリハリと統一感を演出できます。 エリアごとに使用するカラーを変えることで、ゾーニングとしても活用できます。

アートと装飾

壁にアート作品を飾ったり、デザイン性の高いインテリアを配置することで、おしゃれな雰囲気を演出します。 他にも、観葉植物を適所に配置し、自然を感じられる空間を提供することで、リラックス効果を持たせます。

企業イメージを反映する

おしゃれで企業のブランディングに合ったデザインは、訪問者に強い印象を与え、内部の働く環境改善にも繋がります。 企業のテーマカラーの反映やブランドの雰囲気に合った素材を採用することで、統一感を演出できます。

自然光の活用

自然光をたっぷり取り入れることで、明るく開放的な印象を演出できます。 オフィスにガラスを取り入れるなど、空間に透明感と開放感を与えることで、先進的でオープンなイメージを演出し、より明るくスタイリッシュな印象を作り出せます。


オフィスレイアウトの事例16選




事例はこちら:独立行政法人中小企業基盤整備機構 近畿本部様



事例はこちら:安田産業株式会社様


事例はこちら:株式会社モリタ 情報システム部様


事例はこちら:フィルメック株式会社様


事例はこちら:株式会社アドバンス一世様


事例はこちら:白石工業株式会社 白石カルシウム株式会社 東京本社様


事例はこちら:株式会社黒田生々堂 名古屋支店


事例はこちら:東海ソフト株式会社様


事例はこちら:株式会社芝田化工設計様


事例はこちら:株式会社ソーキ様


事例はこちら:株式会社ソーキ様 東京支店


事例はこちら:株式会社白石中央研究所様


事例はこちら:株式会社モリタ様 営業部


事例はこちら:NEXCO西日本コミュニケーションズ株式会社 様


事例はこちら:株式会社マルニコーポレーション様


事例はこちら:山一化工株式会社様 ​​​​​​​


まとめ

この記事では、基本のオフィスレイアウトの種類やレイアウトのポイントについて解説しました。 基盤的なレイアウトデザインは、企業の効率的な運営と働きやすい環境作りに不可欠です。 自社ののニーズに合ったレイアウトを導入し、生産性の高い魅力的な職場環境を整備してみてはいかがでしょうか。
ハタラクバデザイン 編集部
ハタラクバデザイン 編集部
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