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オフィスデザインのレイアウト・内装工事に関するブログ

更新日:2024/01/16

#オフィス家具

フリーアドレスでパーソナルロッカーを選ぶためのポイントを解説

多様な働き方が求められる今、限られたオフィス空間を効率的に使用でき、社内のコミュニケーションを活性化する効果も得られるフリーアドレスを導入している企業が増えています。フリーアドレスは従来のデスク配置のように個人の荷物を保管する場所がないため、オフィス内にパーソナルロッカーを設置しなければなりません。

そこで本記事では、フリーアドレスのオフィスに最適なパーソナルロッカー選びのポイントを解説します。フリーアドレスの導入を検討している企業の担当者の人は、ぜひ参考にしてみてください。

フリーアドレスにパーソナルロッカーが必要な理由とは?

決まったデスクで仕事をするのではなく、自由に席を選んで仕事をするフリーアドレスは、空間を有効に使い、その都度最適な場所で効率的に仕事ができるスタイルです。

しかし従来の固定デスクのように個人が業務に使用する荷物や私物を保管する場所がありません。個人宛に来た郵便物をどのように管理するかも、フリーアドレスの課題に上がります。

それを解決できるのがパーソナルロッカーです。オフィス内にパーソナルロッカーがあれば、重要な書類やデータの入ったデバイスなどを安心して社内で保管できます。

フリーアドレスは自由度が高い一方で、固定デスクのように決まった場所がないために会社への帰属意識が薄れやすくなります。固定デスクの代わりに自分専用のロッカーが社内にあれば、会社に属しているという意識を維持しやすくなるでしょう。

こういった理由から、フリーアドレスを導入するオフィスではパーソナルロッカーの設置を合わせて行う場合が多いです。

パーソナルロッカーを選ぶときのポイント

パーソナルロッカーはサイズや機能など、さまざまな種類があります。設置するパーソナルロッカーを選ぶ際は、自社でのニーズに合わせて最適なものを選ばなくてはなりません。

ここからはパーソナルロッカーを選ぶときの4つのポイントを詳しく解説します。

収納サイズ

社員一人ひとりにどの程度の収納スペースを与えるか、またオフィス内にロッカーを設置できるスペースがどの程度あるかによって、収納サイズを決めましょう。

収納する荷物をパソコンや書類のみに限定するのであれば、スタンダードなコンパクトサイズがおすすめです。これまでデスクに置きっぱなしになっていた文房具などの小物や大量の書類、パソコンなどをすべて収納する必要がある場合は、収納する内容に応じて収納サイズを変えてもよいでしょう。

コートやジャケットなどの衣類も収納できるバーチカルタイプのロッカーであれば、ロッカーと別途にハンガーラックを設置する必要がありません。一人ひとりの収納力は高くなるメリットがある反面、人数分設置するとなるとかなりのスペースが必要です。

セキュリティ

パーソナルロッカーには、これまで固定デスクについている鍵付きの引き出しに収納していたような大切なものも収納することになります。セキュリティ対策がないパーソナルロッカーもありますが、フリーアドレスを導入するなら、セキュリティがしっかりしているものを選びましょう。

セキュリティ対策ができるパーソナルロッカーの種類には、以下のようなものがあります。

シリンダー錠

シリンダー錠タイプは最もポピュラーな鍵タイプで、ドアの鍵などに使用されるのと同じシリンダー錠で施錠を行います。リーズナブルで合鍵も簡単に作れるため、鍵を失くしてしまった社員がいる場合でも対応が容易です。

しかし合鍵が作りやすいため他のタイプと比べると防犯性が高いとは言えません。万が一鍵を落としてしまった場合、誰かに開けられてしまうリスクもあります。

プッシュオートロック

暗証番号を押してロックをかけるタイプのプッシュオートロックのロッカーは、鍵が必要ないタイプのロッカーです。1〜11桁で暗証番号を設定できます。解錠する際は暗証番号を押してツマミを回し、扉を閉めると自動的に施錠されます。

鍵がなく暗証番号がわからなければ解錠できないため防犯性は高いです。万が一暗証番号を忘れてしまった場合は、非常用の解除キーで対応できます。

ダイヤルロック

4つのダイヤルがついていて、4桁の番号を組み合わせることで解錠できるのがダイヤルロックつきのロッカーです。プッシュオートロックと同じで鍵の必要がありません。オートロックではなく施錠する際にはダイヤルを設定した番号以外の数字に回します。

ダイヤルロックもプッシュオートロック同様キーレスなので防犯性は高く、番号を忘れた場合にはマスターキーで対応できます。

ICカードロック

利用者が持っているICカードを使用してロックをかけられるのが、ICカードロックです。導入コストは比較的高めですが、社員証や交通系ICカードを解錠用の鍵にすることができるため、高いセキュリティ性と利便性を兼ね備えています。

鍵にしているICカードを紛失した場合は、マスターキーで解錠できます。

指紋認証

個人の指紋で解錠する指紋認証タイプのロッカーは、キーレスタイプのロッカーのひとつです。鍵を持ち歩く必要がなく、番号を覚えておく必要もありません。

プッシュオートロックやダイヤルロックは番号を他者に知られてしまうと解錠されるリスクがありますが、指紋認証は本人しか開けられないため、セキュリティはかなり高いです。ただし導入にはかなりのコストがかかります。

機能

パーソナルロッカーにはさまざまな機能がついています。付随するものによってストレスなくロッカーが使えるかどうかが変わってきますので、しっかり検討しましょう。

天板付き

天板がついたタイプのロッカーなら、ロッカーとして使うだけでなくテーブルやカウンターとして使用できます。スペースを節約しながらロッカーを設置できるため、ロッカーを設置するスペースが少ないオフィスにもおすすめです。

電源付き

ロッカー内に電源がついているタイプのロッカーなら、帰社するときにパソコンを充電できます。ノートパソコンを収納する専用スペースがついているため、ノートパソコンの破損や故障も防ぎやすいです。

メール穴付き

フリーアドレスになると、個人宛の郵便物の管理方法も課題になります。メール穴がついているタイプのロッカーなら、ロッカーを開けなくても郵便物を入れておけるので郵便物管理の課題が解決するでしょう。

可動式

動かせるタイプのパーソナルロッカーは、オフィスレイアウトを変更する際に便利です。スペースが限られているオフィスにも向いています。

カスタマイズの可否

社員の数が増えれば、パーソナルロッカーの数を増やさなければなりません。カスタマイズできるロッカーなら増設が簡単にできます。ハンガーラックなどをカスタムできるタイプもあります。

自社に最適なパーソナルロッカーを設置しよう

フリーアドレスのオフィスにおいて、大切な情報を守るためにも社員の利便性を高めるためにも、パーソナルロッカーは必須の設備です。パーソナルロッカー選びをする際は今回解説したさまざまなセキュリティや機能を踏まえて、予算や自社のニーズに合った最適なパーソナルロッカーを選びましょう。

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この記事の監修者

ハタラクバデザイン 編集部

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