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オフィスデザインのレイアウト・内装工事に関するブログ

更新日:2025/01/06

#オフィスデザイン

アウターブランディングとは|実施ステップ・メリットをわかりやすく解説

アウターブランディングとは、企業が社外のステークホルダーに対して自社のブランド価値やイメージを効果的に伝える取り組みです。 商品やサービスだけでなく、企業理念や社会的責任なども含め、外部に一貫したブランドメッセージを届けることで信頼や共感を得ることができます。
本記事では、アウターブランディングの基本的な意味、実施する際の具体的なステップとメリットについて解説します。アウターブランディングによって企業の競争力を高め、顧客や取引先との関係性を深めるための第一歩を踏み出しましょう。

アウターブランディングとは

ブランディングには「アウターブランディング」と「インナーブランディング」の2種類があります。社外の顧客・取引先・投資家などを対象としたアウターブランディングは、自社の商品・サービスや会社自体に対する良いイメージを持ってもらうために重要な活動です。

アウターブランディングの目的

アウターブランディングとは、取引先・株主・すでに購入経験のある顧客、そしてこれから顧客になる潜在層といった、社外のステークホルダーに対してブランドの認知拡大と浸透を図ることを指します。
商品・サービスの魅力紹介はもちろん、自社のストーリーなどもあわせて発信することで、「この会社の商品だからこそ買いたい」という自社の価値に共感を示すファンを増やすことを目的としています。

インナーブランディングとの違い

インナーブランディングは、自社で働く社員に対して行います。自社の価値や理念を繰り返し発信することを通して、社員一人ひとりが日々の業務を通して自然と「自社らしさ」を体現できるようになることを目的としています。
アウターブランディングとインナーブランディングはどちらもブランディングの一手段ですが、対象者や最終目的が異なります。インナーブランディングでは社内イベントや研修の実施、社内報などの実践方法があり、アウターブランディングを成功させるための重要な基盤にもなります。

アウターブランディングを実施するメリット

アウターブランディングを実施するメリットは主に3つあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

認知度や好感度が上昇する

人々の認知度や好感度の上昇は、アウターブランディングによって得られる大きな成果の一つです。自社が「●●といえば〇〇」という形で世の中に広く知られるようになれば、より印象に残る存在になれます。自社が提供する価値や、企業運営において大切にする考え方に共感する顧客が増えれば、ブランドへの好感度も自然と高まっていくでしょう。

競合優位性を獲得できる

アウターブランディングによって他社との差別化が成功すると、商品・サービスを選んでもらえる頻度が上がります。新規顧客へのアプローチが可能となるのはもちろん、既存顧客からも繰り返し選ばれる存在になれるでしょう。市場で優位性を発揮できるようになれば、競合他社との価格勝負ではなく、ブランドの価値で勝負をする状態を作り出せます。

事業の安定した成長が期待できる

ブランドが確立して選ばれる会社になれば、売上が安定します。また、取引先や顧客から信頼を集めて「この会社だから商品を買いたい、この会社とぜひ取引をしたい」という存在になる可能性がアップし、事業の継続的な成長にも貢献します。

アウターブランディングの実施手順

アウターブランディングの実施ステップは大きく分けて3つあります。ぜひ自社でアウターブランディングを展開する際の参考としてください。

STEP1:市場分析と現状把握

まずは市場調査を行い、自社が置かれた状況を理解します。あわせて競合分析やトレンド分析も実施し、他社の強み・弱みを把握したり、業界の最新動向・消費者の考え方や行動の変化を理解することも重要です。これらを通して「自社の商品・サービスはどのような顧客に求められているのか」を明らかにしていきます。

STEP2:社外に伝えたいイメージの決定

STEP1の実施によって、自社の顧客層の特徴やこれから取り込むべき潜在顧客層が明らかになります。STEP2では、それらの顧客に伝えたいイメージやメッセージを決めます。イメージの伝え方には、ブランドネーム、イメージカラー、ロゴ・シンボル、キャッチフレーズ、キャラクターなど様々な方法があるため、より自社らしさが伝わるのはどの方法なのかを検討しましょう。

STEP3:様々なチャンネルを使って訴求する

社外のステークホルダーに伝えたいメッセージが決まったら、積極的な広報活動を展開します。アウターブランディングの訴求には、テレビ・新聞・チラシ・WEB・動画などの広告、SNS、オウンドメディアの活用など様々な方法があります。顧客層にあわせて適切な方法を選択し、顧客に届いているかを定期的に分析しながら、中長期的なアプローチ戦略を立てることが大切です。

オフィスを通じてアウターブランディングを実施する方法

アウターブランディングの一環として、オフィスの改装をする企業が増えています。ブランドコンセプトを反映した働きやすいオフィス環境は、良い人材を集めるうえでも重要な要素です。以下ではオフィスにおいてアウターブランディングを実施する例を紹介します。

エントランスで自社らしさをアピール

エントランスは最初に社員や来客の目に入る、いわば「会社の顔」と言える場所。エントランスを自社の魅力が伝わる空間にすることは、アウターブランディングにおいて欠かせない取り組みです。シンボルマークやイメージキャラクター、テーマカラーなど自社らしさが伝わる要素を取り入れ、印象に残る空間を目指しましょう。

執務スペースでは自社の価値観を全面に押し出す

日々の業務を行う執務スペースでは、自社が大切にしたい理念や価値観を具現化する方法がおすすめです。例えば、「社員のコラボレーション」を大切にする企業なら部署ごとの区切りがない開放的な空間、「創造性」を大切にする企業は遊び心のあるオフィスなど、それぞれの企業の価値観をもとにオフィスをデザインします。それにより、社員も「これこそが自社の良さだ」と空間を通じて実感でき、業務へのモチベーションアップにもつながります。

来客スペースや休憩室にも工夫をこらす

来客スペースは、取引先やお客様が自社に対して良い印象を抱いてもらうための重要な空間です。エントランスと一体感を持たせ、明るい雰囲気や清潔感・信頼性を全面に押し出しましょう。社員が昼休みなどを過ごす休憩室も他のスペースと同じようにイメージを統一することで、自社への愛着形成に役立ちます。

まとめ

アウターブランディングは、企業が外部の顧客やステークホルダーに対して自社のブランド価値を伝え、信頼や共感を構築するための戦略的な手段です。アウターブランディングを成功させるには、まずブランドコンセプトを明確にし、ターゲット層に合わせた発信を行うことが重要です。アウターブランディングを実施して、自社の競争力や顧客との信頼関係をさらに高め、市場での競争力向上を目指しましょう。
アウターブランディングの実施時に効果的な方法の一つがオフィス改装です。オフィス空間を通じてより強固なブランドイメージを築きたいとお考えの方は、ぜひ黒田生々堂にご相談ください。

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この記事の監修者

ハタラクバデザイン 編集部

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