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オフィスデザインのレイアウト・内装工事に関するブログ

更新日:2024/10/28

#ワークスタイル

オフィスにBGMを流した方がいい?音楽が仕事に与える効果を解説

オフィスでのBGMが仕事の生産性や集中力に与える影響は、多くの企業で注目されています。音楽はリラックス効果やストレス軽減・モチベーション向上など、働く人に良い影響をもたらすと言われますが、実際に効果があるのか疑問に思う方も多いでしょう。
この記事では、オフィスにBGMを流すメリットや、どのような音楽が適しているのかについて解説します。職場環境の改善や生産性向上を目指す方はぜひご覧ください。

オフィスにBGMを導入すべきか

「そもそもオフィスにBGMは必要なの?」「本当に導入する意味があるの?」と疑問を抱える方に向けて、音楽が仕事にもたらす効果についてまとめました。

ストレスを抱えるビジネスパーソンは約半数

チューリッヒ生命保険株式会社が2024年10月、1000人のビジネスパーソンを対象に実施した調査によると、ストレスによって精神面の不調や不安を「とても感じている」「やや感じている」人は46.1%にのぼり、およそ半数を占めました。

出典:2024年 ビジネスパーソンが抱えるストレスに関する調査(チューリッヒ生命保険株式会社)

これには様々な要因が絡み合っていますが、社員が長い時間を過ごすオフィスの環境整備をすることにより、ある程度の改善ができる可能性があります。音楽にはストレスを和らげ気分をリラックスさせる作用があることから、雰囲気が良く過ごしやすいオフィスへと変化させる効果が期待できます。

音楽の「気分誘導効果」がもたらす良い影響

音楽には、人の心をコントロールする「感情誘導効果」があることをご存じでしょうか。アップテンポな曲を聴いて気分が高揚したり、悲しい曲を聴いて思わず涙が出そうになった経験を持つ方も多いでしょう。心地の良い音楽は、脳波の速度を変えてリラックス状態にすることができます。緊張や不安の緩和にも効果を発揮するため、オフィスでBGMを流すことでニュートラルな精神状態で仕事に取り組めるようになるのです。

オフィスでBGMを流すメリット

オフィスでBGMを流すメリットは、主に次の3つです。
・雑音を軽減して集中力アップ
・オフィスの雰囲気が明るくなる
・自社のブランディングにつながる
それぞれ詳しく解説します。

雑音を軽減して集中力アップ

BGMを適度な音量で流すことで、いくつかの音が重なって特定の音が聞こえにくくなる「マスキング効果」現象により、遠くの会話や書類の音・タイピング音などの不要な雑音が耳に入る頻度を下げることができます。その結果、目の前の会話や作業に対する集中力がアップし、仕事効率の向上につながります。

オフィスの雰囲気が明るくなる

電話やキーボードのタイピング音だけが響き渡るオフィスは、無機質で殺伐とした雰囲気になりがちです。近年のオフィスは、単なる作業をこなす場から、社員同士のコラボレーションを通して新しいアイデアを生み出す場へと変わってきています。BGMが流れていると社員がリラックスして仕事に臨めるようになり、周囲の人に話しかけやすくなって業務が円滑に進む効果が期待できるでしょう。

自社のブランディングにつながる

職場見学などで訪問した人や取引先などの来客があった際、BGMが流れる雰囲気の良いオフィスを見ると「とても働きやすそうな職場だな」とプラスの印象を持つ人が多いです。受付や会議室で穏やかなBGMを流すことで、来訪者の緊張を和らげてアイスブレイクの役割を果たし、商談がスムーズに進むなどの嬉しい効果も生まれます。

オフィスにBGMを流す方法

オフィスにBGMを流すためには、音楽配信サービスの導入が必要です。ここでは具体的にどのようなサービスがあるのかを紹介します。

オフィス専用のBGMサービス

どのBGMサービスにも共通したことですが、執務エリアで社員向けのみに音楽を流す場合と、来客が多数あるオフィスや飲食店などの場所で音楽を流す場合とでは、著作権の取り扱いが異なります。特に人の出入りが多い店舗などは、日本音楽著作権協会(JASRAC)に申請し、著作権使用料を支払う必要があります。
オフィス専用のBGMサービスでは、他のものに比べると料金が割高な場合が多いものの、著作権使用料も込みでBGMを使えるメリットがあります。来客が日常的に多く、著作権に留意してBGMの導入をしたい方におすすめです。

ストリーミング音楽配信サービス

ストリーミング音楽配信サービスとは、毎月定額の料金を支払って音楽が聴き放題になるもので、Apple MusicやSpotifyなど様々な種類があります。それぞれのサービスで音楽のジャンルが異なる場合があり、自社に合ったものを探す手間がかかりますが、数多くの中から好きな音楽を選べるのがメリットです。ただし、来客の多いオフィスでは著作権侵害となる可能性があるため、利用前にしっかりと規約を確認しておきましょう。

インターネットラジオ

インターネットラジオは、インターネットを通じて音声コンテンツを配信するサービスです。ネット環境があればすぐに使い始められ、比較的低いコストで使えることと、従来のラジオのような地理的な制限がなく世界中のコンテンツが聴けるのが特徴です。
インターネットラジオにはリアルタイムで放送されているストリーミング配信と、ダウンロード可能なポッドキャスト配信があります。ストリーミング配信はその時間帯に放送されるものしか聞けないため、オフィスの雰囲気に合った音楽を選ぶのが難しいかもしれません。ポッドキャスト配信は音楽をダウンロードしてプレイリストを作る必要があり、その点の手間はあらかじめ理解しておく必要があるでしょう。

オフィスでBGMを流すときの注意点

オフィスでBGMを流す際は、いくつか注意すべきポイントがあります。雰囲気が良く過ごしやすいオフィスを作るためにも、しっかりとチェックしてください。

好き嫌いの分かれないBGMを選ぶ

人によって音楽の好みはそれぞれですが、オフィスで個性的すぎる曲を流すと作業効率に悪影響をもたらす可能性があります。ピアノ音楽、オルゴール音楽、川のせせらぎといった環境音をベースにしたBGMなど、好き嫌いが分かれにくいジャンルを選ぶことが大事です。

歌詞のある音楽は避けるのが無難

仕事中に歌詞のある音楽を流すと気が散ってしまう人も多いです。できるだけメロディで楽しめるものや、クラシックやジャズなどの耳に残らないもの、聞き流せる音楽を選びましょう。エントランスではクラシック音楽を流して格調高い雰囲気を演出し、社員の休憩室ではジャズ音楽でリラックス空間を作るなど、部屋や目指す効果によってBGMを使い分けるのもおすすめです。

音量は控えめにする

いくら良い音楽でも、うるさすぎると仕事の邪魔になってしまいます。音量はかすかに聞こえる程度に設定し、電話や会議の妨げにならないよう注意しましょう。ただし、快適な音量は人それぞれです。定期的に社員に「音楽はうるさすぎないか」を確認するなど、みんなが気持ちよく過ごせるようにこまめに調整するのも大事です。

まとめ

オフィスのBGMは、適切に活用することで社員の集中力や生産性を高め、リラックス効果・コミュニケーションの促進といったメリットをもたらします。BGMを流す際は、音楽の種類や音量に留意し、業務内容やオフィスの雰囲気に合った選曲を行いましょう。
黒田生々堂では、働きやすいオフィスづくりに関する総合的なご相談を承っています。BGMを流す設備を導入したい、快適で効率的な職場づくりを目指したいと考える方は、ぜひお問い合わせください。

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この記事の監修者

ハタラクバデザイン 編集部

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