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オフィスデザインのレイアウト・内装工事に関するブログ
更新日:2024/09/03
カフェ風のオフィスは「おしゃれな雰囲気でモチベーションが上がる」「来客時に話が盛り上がることが多く、取引先とコミュニケーションしやすくなる」など多くのメリットを実感できます。実際にカフェ風のオフィスレイアウトにする企業も増えているので注目しておきましょう。
今回は、カフェ風のオフィスレイアウトを作るコツを解説します。カフェ風のオフィスレイアウトにするメリットや押さえておきたい注意点にも触れるので、レイアウト決定前のご参考にしてください。
目次
まずは、カフェ風のオフィスレイアウトにするメリットを解説します。どのようなメリットがあるか知り、自社の課題解決に役立ちそうか、イメージしてみましょう。
カフェ風のオフィスレイアウトにすることで、社内コミュニケーションの活性化が期待できます。カフェはもともと休憩やリラックスに使われることの多い場所であり、一般的なオフィスのように「仕事」「業務」のような堅い印象になりにくいのがメリットです。
結果として、従業員間でフランクなコミュニケーションが生まれ、相互に労わり合える環境が整います。
カフェのような雰囲気が醸し出すリラックス効果はストレス低減にも効果があり、集中力・生産性の向上が期待できます。
自分ひとりで徹底的に作業へ没頭することも、複数人でフレキシブルなアイデアを出し合ったりすることも可能です。ミスやクレームの予防、作業遅れへの対策、ストレス緩和なども期待できます。
カフェ風のオフィスレイアウトによるストレスフリーな空間づくりは、イノベーションの創出に繋がるというメリットがあります。役職や部門に縛られすぎることのないフレッシュな意見交換や、一見奇抜に見えるアイデアでもどんどん出し合えるなど、チームとしてよい効果を期待できます。
一方で、緊張を刺激するような重厚なレイアウトのオフィスは、フレッシュな会議に向きません。「オフィスをどんな場所にしたいか」というイメージに合わせ、柔軟なレイアウトを考えていくのがポイントです。
次に、カフェ風のオフィスレイアウトにするときのコツを解説します。以下を押さえておけば、理想的なオフィスレイアウトに近付けられます。
内装や什器に統一感をもたせることで、自社独自の雰囲気を演出できます。例えば、元気でフレッシュな印象を与えたいのであれば、カラフルな什器やポップな内装にするとよいでしょう。専門職の多いスペシャリスト集団のイメージを喚起したいのであれば、クラシックさとスタイリッシュさを意識し、モノトーンや四角を中心としたオフィスレイアウトにするのがおすすめです。
その他、木材や植物のグリーンを多用したナチュラルテイストなオフィスや、小上がりを活用して和とリラックスを重視したオフィスなど、演出できる雰囲気はさまざまです。自社のイメージに合うレイアウトになるよう、試行錯誤していきましょう。
照明・観葉植物・小物などを有効活用し、雰囲気の演出に貢献してもらう方法があります。絵画・本(マガジンラック)・置物などを活用してもよいでしょう。時折自社のノベルティグッズなどを配置し、会社としてのカラーを出すのもおすすめです。
また、デスク周りのガジェットラックなど利便性を追求できる小物を置いて業務効率を高めたり、コートや鞄が見えないようにロッカーを用意したりするのも効果的です。
フリードリンクや設置型社食を導入することで、より本物のカフェに近い環境を作り出せます。その結果、社内コミュニケーション活性化に対する相乗効果を得ることが可能です。
せっかく良い雰囲気のオフィスレイアウトにしても、人が滞留して社内コミュニケーションが生まれないのであれば効果も半減してしまいます。気軽な声かけやランチミーティングがしやすい仕組みづくりを行い、会話の数を増やすのが理想です。
カフェ風のオフィスレイアウトだからといって、全てをカフェ風にする必要はありません。例えば、社内活用を中心としたコミュニケーションスペースはカフェ風になるようアレンジし、採用面接で使うスペースや大規模会議室は一般的なオフィスレイアウトに近いものにしてもよいでしょう。
その他、執務スペースとコミュニケーションスペースを分けたり、社内イベントや休憩に使えるフリースペースを作ったりする方法もあります。スペースが限られているなかで、何にどれだけの面積を使うか、シミュレーションしてみましょう。
カフェ風のオフィスレイアウトで目指すのはあくまでもカフェ「風」のオフィスにすることです。そのため、カフェに寄りすぎてしまうと良い効果を得られなくなる可能性があります。
ここでは、カフェ風のオフィスレイアウトにする際の主な注意点を解説します。
カフェ風のオフィスレイアウトにするときはつい雰囲気を重視してしまいがちですが、それ以前に「仕事のしやすさ」を重視するよう意識しましょう。例えば、長時間座りやすい椅子、椅子と高さが合うデスク、書類やモニターが見やすい照明など、什器面で配慮したい項目は多数存在します。
「ソファに腰が沈みすぎてPC作業がやりづらい」「モノトーンを基調としたオフィスでおしゃれだが、夜間になると手元の書類が見えづらくなるほど暗い」「おしゃれな電話機だが形が特殊で長時間通話していると手が疲れる」という場合、却って業務効率が妨げられてしまうケースがあるので注意が必要です。
従業員のやり取り、出入り業者の動き、部署ごとの人数など、動線を考えたレイアウトにすることも重要です。「営業とマーケティングは関わりが多いから近くのエリアに」「出入り業者が多い場所には観葉植物を置かない」など配慮すれば、動きづらいオフィスになることはないでしょう。
反対に、動線を考えずに雰囲気だけでレイアウトを決定してしまうと人の動きが少なくなり、社内コミュニケーションが却って少なくなってしまいます。
カフェ風のオフィスレイアウトでは、部門間交流しやすいようオープンなスペースづくりを意識することが多いです。しかし、全てをオープンスペースにしてしまうと、閲覧できる人員を限定したい情報に配慮できない点に注意しましょう。
例えば、決算情報を扱う経理、査定・異動情報を扱う人事、会社全体の方針を決める経営企画、役員との関わりが多い社長室(秘書室)などは、ある程度クローズドな場所に配置するのが理想です。コミュニケーションスペースと執務スペースを分けるなど、自社の組織図に合ったレイアウトにしていきましょう。
オフィスレイアウトに困ったときは、オフィスデザイン会社へ相談するのがおすすめです。特にカフェ風のオフィスレイアウトに強い会社であれば、動線の確保や利便性との両立に関するアドバイスもしてくれるでしょう。
オフィスデザイン会社で実施しているサポートは、主に以下の通りです。
ワークスペースの環境改善に関することであれば相談できると考えてよいでしょう。まずは現在の課題を可視化し、理想形を描いたうえでオフィスレイアウトに落とし込むことがおすすめです。
カフェ風のオフィスレイアウトにすることは、リラックス効果による集中力・生産性の向上や社内コミュニケーションの活性化に効果があります。そのほかにも、イノベーションの創出や社外交流のしやすさなど思わぬ効果も実感できるかもしれません。本記事を参考にカフェ風のオフィスレイアウトを検討してみてください。
ハタラクバデザインでは、オフィスの快適性を考えた内装工事・設備工事を実施しています。創業100年のノウハウとワンストップサポートによるトータルレイアウト経験を活かしてご提案しておりますので、お気軽にご相談ください。
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