オフィスデザインにおいて第一印象が与える影響とは
オフィスデザインを考えるとき、見た目にも気を配ることは大切なポイントの一つです。
人の第一印象は、見た目で55%が決まると言われており、オフィスにおいても同じことが言えます。
オフィスに対する来客者の第一印象が良ければ、良好な企業イメージを印象づけることができるでしょう。
オフィスに最適な色とは?
おすすめは活性化作用のある暖色と、リラックス効果のある寒色を組み合わせて使用することです。
1つの部屋で組み合わせる場合には「補色」を使用されるとよいでしょう。補色とは、色相環で正反対に位置する関係の色で、互いの色を最も目立たせる色の組み合わせのことを言います。
例:青とオレンジ、赤と緑、黄色と紫など
逆に複数スペースがある場合には暖色系と寒色系の空間を交互に作つなど、部屋ごとに色を変えることで色を増やすことができます。
色の特性と最適な場所
- 赤:議論を活発にする、活動促進、発言の促進、反復作業における集中力・注意力の向上、寒さを和らげるおすすめの場所:応接室、会議室
- 青:創造力を高める、部屋を広く見せる、催眠効果、気持ちを落ち着かせる、熱さを和らげるおすすめの場所:仮眠スペース、クリエイティブスペース、エントランス
- 黄色:気、コミュニケーションの円滑化、知性や組織力を高める、好奇心の刺激おすすめの場所:会議室、リフレッシュスペース
- ピンク:ストレスの緩和、活動促進、幸福感を与える執務スペース、リフレッシュスペース
- 緑:安心感を与える、気持ちを落ち着かせる、ストレス緩和、体の機能の活性化、信頼感を生み出すおすすめの場所:会議室、応接室、リフレッシュスペース
- 紫:不眠解消、食欲減退、気持ちを落ち着かせる、高級感、熟考促進おすすめの場所:集中スペース、仮眠スペース
- 青緑:清潔感、気分を引き立てるおすすめの場所:エントランス、化粧室
- オレンジ:コミュニケーション促進、自己表現促進、安心感・注意力の向上おすすめの場所:会議室、リフレッシュスペース
オフィスデザインで色の効果と注意点について詳しくはこちら
オフィスデザインでグリーンを基調とした人気のデザイン
オフィスに観葉植物などのグリーンを設置するデザインが注目されています。
執務エリア
作業時に植物を見ることがPC作業の視覚疲労を緩和させる効果や社員のメンタルによい影響を与える効果が確認されており、視界に入りやすい棚やデスク上にも設置することで,職場に対する満足度も高くなることが証明されています。
ミーティングスペース
フェイクグリーンはメンテナンスが簡単で設置場所も選ばないため、壁面や天井など管理が難しい場所でも設置しやすいメリットがあります。
休憩スペース
プランターシェルフは植物のディスプレイだけでなく、間仕切りとしても設置することができます。休憩室の設置や緑化は,自席での休憩や何も無い状態での休憩よりも,より多くの感情を改善する効果が認められています。
詳しくはこちら:株式会社モリタ様 レイアウト事例