
【オフィスデザイン事例】グリーンを基調とした人気のデザインや事例をご紹介
近年、グリーンを基調としたオフィスデザインが注目されています。自然を取り入れたデザインは、社員のリラックス効果を高め、生産性向上にも寄与すると言われています。本記事では、グリーンを基調としたオフィスの人気デザインや事例をご紹介します。
目次[非表示]
グリーンを基調としたオフィスデザインのメリット
ストレス軽減とリラックス効果
グリーンは自然を感じさせる色であり、視覚的にストレスを軽減する効果があります。オフィスにグリーンを取り入れることで、従業員がリラックスしやすくなり、精神的な負担を軽くします。生産性の向上にもつながるこの色調は、特にクリエイティブな業務を行う環境でその効果を発揮します。
また、観葉植物をオフィスデザインに組み込むことで、自然の緑を直接目にすることができ、さらなるリラクゼーション効果が期待できます。植物は空気を浄化し、湿度を調整する役割も果たすため、快適な室内環境を作り上げることが可能です。
コミュニケーションの促進
グリーン基調のオフィスは、温かみと親しみを感じさせる空間を提供します。自然な色合いが多用されるオフィス環境では、従業員同士がリラックスしやすく、フランクなコミュニケーションが促進されます。この結果、部門を越えた協力体制が強化され、チーム全体のパフォーマンスが向上するでしょう。
さらに、グリーンを基調とした空間デザインは、会議室や休憩スペースなどで特に効果を発揮します。落ち着きのある雰囲気は、アイデアを生み出す場としても適しており、ブレインストーミングやディスカッションが活発になるでしょう。
環境意識の高まりとブランドイメージの向上
グリーンを基調にしたデザインは、企業の環境意識の高さを示す手段としても効果的です。自然との調和を大切にする企業姿勢は、取引先や採用候補者からの評価を高めることにつながります。特に、環境問題への関心が高まっている現在では、持続可能性を意識したデザインが企業ブランドの信頼性を向上させるでしょう。
また、エコロジカルなイージを前面に出すことで、サステナビリティをテーマとした企業活動の一環として理解されやすくなります。内外の関係者に対し、環境に配慮した企業であることをアピールする絶好の機会となります。
適応性の高いデザイン
グリーンは多彩な組み合わせが可能な色であるため、さまざまなオフィス環境に適応できます。モダンなデザインから伝統的なスタイルまで、幅広いテーマで活用できるため、企業のコンセプトやブランドに合わせて柔軟にデザインを企画できるのが特徴です。
さらに、グリーンを基調としたオフィスデザインは、季節やトレンドに応じて小物やアクセントカラーを変えることで、常に新鮮な印象を保つことができます。これにより、従業員のモチベーション維持に一役買うとともに、訪れるお客様にも好印象を与えることができます。
オフィスにグリーンを取り入れる場合のポイント
グリーンの適切な選定
オフィスにグリーンを取り入れる際は、まず適切な植物を選ぶことが重要です。オフィスの環境は、自然光や空調の影響を受けやすいため、耐陰性があり、乾燥に強い植物を選ぶと良いでしょう。例えば、サンスベリアやポトス、パキラなどは、手間がかからず、オフィスでも育てやすい代表的な植物です。
また、アレルギーを引き起こしにくい品種を選ぶことで、誰もが安心して利用できる空間を維持することができます。植物の特性を理解し、オフィス環境に最適な種類を選定することが成功の鍵です。
配置とインテリアとの調和
グリーンをオフィスに取り入れる際は、植物の配置が重要です。ただ置くだけではなく、オフィス全体のインテリアと調和させることが大切です。観葉植物を適切に配置することで、視覚的なバランスが取れ、洗練された空間を演出することができます。
具体的な配置例としては、入り口やリフレッシュスペースに大きな植物を配置し、デスク周りには小さな植物を置くことで、各エリアに変化をつけることができます。植物の配置を工夫することで、オフィスのデザインに統一感とメリハリを持たせることができます。
メンテナンスのしやすさ
グリーンを維持するには、日々のメンテナンスが欠かせません。オフィスでの手間を最小限にするために、できるだけメンテナンスが簡単な植物を選び、水やりや剪定の方法を事前に確認しておくことが大切です。
また、週に一度程度の定期的なチェックとメンテナンスの日を設けることで、植物の健康を保つことができます。メンテナンスを専門業者に依頼することも一案です。適切なケアを行うことで、植物は常に良好な状態を保ち、オフィスの美観に貢献します。
緑の割合(緑視率)
オフィス環境における「緑視率」とは、視界に入る緑の割合を指します。オフィスにおける適正な緑視率は10〜15%と言われています。
グリーンを多く取り入れすぎると、視覚的な刺激が過剰になり、逆に集中力を削ぐ可能性があります。逆に、緑視率が低いオフィス環境では、自然から受ける心理的なリラックス効果を得ることが難しくなります。グリーンを取り入れる場合は、緑視率を適正量に保つことが大切です。
グリーンを活かした人気のオフィスデザイン
執務エリア

顔を上げた時に目に入る位置に配置することをおすすめします。 作業時に植物を見ることがPC作業の視覚疲労を緩和させる効果や社員のメンタルによい影響を与える効果が確認されており、視界に入りやすい棚やデスク上にも設置することで,職場に対する満足度も高くなることが証明されています。
詳しくはこちら:株式会社モリタ様 レイアウト事例
ミーティングスペース

壁面にグリーンを設置する場合はフェイクグリーンがおすすめです。 フェイクグリーンはメンテナンスが簡単で設置場所も選ばないため、壁面や天井など管理が難しい場所でも設置しやすいメリットがあります。
詳しくはこちら:株式会社モリタ様 レイアウト事例
休憩スペース

休憩室に設置する場合はプランターシェルフや中型植物がおすすめです。 プランターシェルフは植物のディスプレイだけでなく、間仕切りとしても設置することができます。 休憩室の設置や緑化は,自席での休憩や何も無い状態での休憩よりも,より多くの感情を改善する効果が認められています。
詳しくはこちら:株式会社モリタ様 レイアウト事例
ソファ席

ソファ席に設置する場合は、ミニグリーンや可動式フェイクグリーンがおすすめです。 ミニグリーンは高さ19cm以下の人工観葉植物で、棚の上やトイレ、洗面所など、さまざまな場所に飾ることができます。 また、可動式フェイクグリーンは、移動させることが可能なため、様々な用途で活用できます。
詳しくはこちら:独立行政法人中小企業基盤整備機構 近畿本部様 レイアウト事例
天井

スペースを取らずに緑化したい場合には天井に設置することをおすすめします。 天井にグリーンを設置するだけでカフェのようなオシャレでリラックスできる空間に変えることができます。
グリーンを活かしたオフィスデザイン事例
株式会社黒田生々堂 本社オフィス MELANGER―メランジェ―

株式会社黒田生々堂のオフィスでは、効率的に心理的な安定感やリラックス効果を得られるよう、緑視率を15.23%という理想的な環境を実現しています。また、植物をパーテーションとして活用することで、集中力が必要な場合や会話のプライバシーを守りたい場面でも安心して作業ができる空間を実現しています。
株式会社モリタ 情報システム部様

デスク上にグリーンを置くと、視覚的に安らぎを得ることができ、精神的なリフレッシュや集中力の向上に役立ちます。
また、、自然な仕切りとして機能し、周囲の視線を遮ることもできます。植物を使った目隠しは、物理的な仕切りに頼らずに空間を区切る効果を発揮し、開放感を損なわないデザインとなります。これにより、個人のプライバシーを尊重しつつ、共用空間におけるコミュニケーションの妨げにならないようなバランスの取れた空間設計が可能になります。
事例はこちら:株式会社モリタ 情報システム部様 事例
独立行政法人中小企業基盤整備機構 近畿本部様

棚の上は通常、デッドスペースになりがちですが、そこに観葉植物を配置することで、余計なスペースを有効に活かすことができます。グリーンが加わることで空間に彩りと深みが増し、全体的な雰囲気が向上します。植物の自然な色合いは、インテリアを引き立てる役割を果たし、来客に与える印象をよりポジティブにすることができます。
事例はこちら:独立行政法人中小企業基盤整備機構 近畿本部様 事例
オフィスのレイアウト変更は実績が豊富なハタラクバデザインへご相談ください
グリーンを基調としたオフィスデザインは、リラクゼーション効果やコミュニケーションの促進、環境に配慮した企業イメージの向上など、さまざまなメリットをもたらします。企業のブランディングや働く環境の改善を考える際には、ぜひグリーンを取り入れたデザインの可能性を検討してみてください。
オフィス移転を検討されている場合は、ぜひハタラクバデザインへお問い合わせください。
オフィスの設計から導入までお手伝いするハタラクバデザインでは、テナント物件のご紹介から内装工事を含む各種工事、オフィス家具の設置にいたるまで、ワンストップで実施できるところが強みです。
複数の有資格者を保有しており、現在、大阪市周辺で年間200件以上のオフィス施工実績があります。
オフィスにおける各種工事をご検討されている場合は、ハタラクバデザインへお気軽にお問い合わせください。







