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更新日:2024/06/18

#オフィスレイアウト

会議室のレイアウトにはどんな種類がある? 人数別のおすすめレイアウトについても紹介

会議室のレイアウトを組む際は、利用の目的や人数に合わせて、適切なものを選択する必要があります。レイアウトごとの特徴を抑えておくと、スムーズに意思決定できるようになるでしょう。

そこで本記事では、会議室のレイアウトの種類と特徴をご紹介します。人数別のおすすめレイアウトも解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

会議室のレイアウトの種類を紹介

会議室のレイアウトの種類

会議室のレイアウトは、主に以下の7種類です。

1. コの字形式
2. ロの字形式
3. スクール形式
4. シアター形式
5. 対面形式
6. 島型形式
7. 正餐形式

レイアウトごとに、特徴が異なります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

1. コの字形式

コの字形式は、テーブルをカタカナの「コ」の形に配置し、周りに椅子を並べるレイアウトです。プレゼンテーションや企画会議などに使われています。テーブルが空いたところにホワイトボードやスクリーンを設置して、全員から見えやすい状態にするのが一般的です。

テーブルの内側にデッドスペースが生まれるので、プロジェクターを配置するなど、スペースを有効に活用することが求められます。

2. ロの字形式

ロの字形式は、テーブルをカタカナの「ロ」の形に配置し、周りに椅子を並べるレイアウトです。参加者はお互いの顔を確認できるため、緊張感が高まります。そのため、重要な会議や討論をする際に用いられます。

コの字式同様、中央にスペースを取るレイアウトのため、窮屈にならないようある程度の部屋の広さが必要です。

3. スクール形式

スクール形式は学校の授業のように、椅子がスピーカーの方を向いているレイアウトです。正面にはホワイトボードやスクリーン、司会者台などが設置されています。

参加者同士がアクティブに議論するシチュエーションよりも、複数の対象者に向けて行うセミナーや、授業形式で行う勉強会などに使用されます。スピーカーは一人ひとりの顔を見て、全体の雰囲気を確認しながら進めていくことが可能です。

4. シアター形式

シアター形式はスクール形式と同様、椅子が正面を向いています。スクール形式との違いは、テーブルを並べず椅子だけを配置する点です。スペースに余裕が出るため、一度に多くの人数に対して講義やセミナーを行えます。

ただテーブルがない分、参加者が筆記用具を用いて紙にメモなどをするのが難しくなります。必要に応じてバインダーや下敷きなどを配布しましょう。

5. 対面形式

対面形式は、テーブルを挟んで参加者が向かい合うレイアウトです。参加者同士がお互いに顔を合わせられるため、商談をする際や契約を結ぶ際に使用されます。

ただしこの形式は、大人数になると端に座る人が会議に参加しづらくなります。そのため、小規模な会議や少人数でのディスカッションに適したレイアウトです。

6. 島型形式

島型形式は、複数のグループ(テーブルと椅子のセット)を作るレイアウトで、アイランド形式とも呼ばれています。少人数のグループに分けられるため、参加者同士が意見をかわしやすく、グループディスカッションや製品報告会などで使用されます。

注意点としては、参加者はグループ内での意見交換に集中しがちになってしまうことです。進行を担当するファシリテーターは、各グループの注意を引きながら全体の統括を行う必要があります。

7. 正餐形式

正餐形式は、円卓の周囲に椅子を設置したセットを、複数並べるレイアウトです。フランクな場面からビジネスシーンにまで、幅広く使用されます。

参加者同士の仲を深めやすいため、会食の際にもよく見られる形式です。

人数別! 会議室のおすすめレイアウト

人数ごとに、適切な会議室のレイアウトは異なります。ここで、10人以下、10〜30人以下、30人以上の場合のおすすめレイアウトを見ていきましょう。

10人以下の場合

10人以下の場合は小規模であるため、対面形式のレイアウトがおすすめです。この程度の人数であれば、対面形式でもお互いの顔を合わせながら会議できます。

プレゼンテーションを行うなら、コの字形式やロの字形式のレイアウトを設定しましょう。

10~30人以下の場合

10〜30人以下の場合では、会議室の広さに応じて適切なレイアウトを決める必要があります。

十分な広さがあれば、コの字形式やロの字形式のレイアウトを組んで、プレゼンテーションや会議を行と良いでしょう。スペースを確保できないケースでは、ディスカッションを行うのが難しいので、スクール形式やシアター形式がおすすめです。

30人以上の場合

30人以上の場合、全員が互いに意見を交わす議論や討論を行うことは厳しくなります。そのため、大人数にも対応できるスクール形式やシアター形式がおすすめです。

少人数のグループに分けて、島型形式や正餐形式などが利用されることもあります。

まとめ

会議室のレイアウトはプレゼンテーションや議論、討論を行うことに適した形式から、セミナーや勉強会を行えるものまでさまざまです。人数によっても向いているレイアウトは異なり、少人数なら対面形式、人数が増えるとならスクール形式やシアター形式などがおすすめです。会議室自体の大きさも考慮する必要があります。

レイアウトを組む際は、それぞれの形式の特徴を抑えた上で、目的や状況に合ったものを選択しましょう。

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この記事の監修者

ハタラクバデザイン 編集部

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