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更新日:2024/02/15
企業がオフィス移転をする理由は、オフィスの老朽化や企業体制の変化などがあります。まずは自社が抱える課題と、オフィス移転に伴う変化やリスクを確認しておきましょう。
本記事では、企業がオフィスを移転する10の理由を詳しく解説します。
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目次
業績アップや業務拡大を目指してオフィスを移転する企業は多いものです。その一方で、コストを意識してコンパクトなオフィスを選ぶ企業もあります。ここでは、オフィス移転の理由について詳しく見ていきましょう。
1つ目は、オフィスの老朽化に伴う移転です。オフィスは使い続けるうちに老朽化していきます。特に、数十年という長期間にわたって同じオフィスを使っている企業では、従業員が働きにくさを感じているかもしれません。また、オフィスの老朽化は日常的な不便があるだけでなく、災害時の不安もあります。そのため、従業員の満足度やモチベーションが低下しやすいです。
古い賃貸オフィスを使っている場合には、耐震改修や修繕のために退去を求められるケースもあります。オフィスが老朽化していると感じるときには、オフィス移転をして快適な職場環境を整えましょう。
2つ目は、企業の体制変化に伴う移転です。営業地域の見直しや営業体制の変更など、社内の組織体制が変わるタイミングはオフィス移転の機会にもなります。また、親会社が移転するのをきっかけに、子会社が移転するケースもあります。企業体制が変わるタイミングでのオフィス移転の場合、移転先の選び方が重要です。新たな営業エリアや業務提携先の近くにオフィスを構えれば、利便性も大きく向上します。
3つ目が、新たに自社ビルを取得した場合の移転です。これまで賃貸オフィスを使っていた企業が自社ビルを取得したために、オフィス移転をするケースもあります。自社ビルを取得すればその後の家賃の支払いは不要です。長い目で見れば、自社ビルを所有したほうがコスト面で有利になる可能性があります。また自社ビルには、内装を自由にデザインできるという良さもあります。ただし、自社ビルを取得するためには多額の費用が必要となるため、一時的に支出が大きくなるでしょう。費用対効果を冷静に見極めて決断することが大切です。
4つ目は、賃貸契約終了を受けてオフィスを移転するケースです。多くの賃貸物件はある程度長期にわたって利用できる一方、オフィスビルの建て替えや取り壊しなどで退去しなければいけなくなることもあります。急な退去の連絡に慌てることがないよう、オーナーとはこまめにコミュニケーションを取り、今後の賃貸借契約について確認しておくとよいでしょう。
5つ目が、家賃の出費を見直すためのオフィス移転です。オフィスの家賃が企業運営に影響を与えるほど負担になっている場合には、オフィス移転を考えたほうがよいかもしれません。一等地にオフィスを構えている企業は、毎月の支払いがかなり高額になります。賃料が安いオフィスに移転すれば、毎月の出費を抑えることが可能です。ただし、オフィス移転の際には引越し費用や原状回復工事費用などがかかります。オフィス移転によって、どの程度費用負担が軽くなるのかをトータルで考えることが大切です。
6つ目は、生産性の向上を目指してオフィスを移転するケースです。オフィス移転を機にオフィス環境を整えれば、生産性向上効果が見込めます。オフィスに広く開放的な空間を確保することによって従業員が働きやすさを感じれば、仕事に対するモチベーションの維持につながります。従業員が集まりやすいミーティングスペース、リラックスできるカフェや休憩スポットなどを用意するのも効果的です。オフィス移転をきっかけに無料自動販売機や仮眠室、ジムや医務室などを導入する企業もあります。福利厚生の充実やメンタル面のケアにつなげられるのも、オフィス移転のメリットです。
7つ目が、従業員数の増加に伴うオフィス移転です。業績が向上し新卒採用や中途採用が増えると、従来のオフィスが手狭に感じられるかもしれません。従業員数が増えたにもかかわらず同じオフィスを使い続けると、従業員が窮屈な思いを抱くかもしれません。
従業員数が増えれば、将来的に会社の成長につながる可能性もあります。オフィスの狭さが理由で従業員の生産性が低下すれば、業務の拡大も難しくなります。従業員数が増えたと感じたら、オフィス移転を検討したほうがよいでしょう。
8つ目は、働き方改革の実現を目指してオフィスを移転するパターンです。近年では働き方改革を意識し、テレワークや時短勤務、フレックスタイムなどを導入する企業が増加しています。テレワークを積極的に実施している企業では、出社する従業員の人数が減少するため、オフィスのスペースが余ってしまうことがあります。その場合、今後もテレワークを続けていくのであれば、オフィスをコンパクトな形にするのもよいかもしれません。規模の小さいオフィスに移転すれば、その分コストカットが可能です。
また、出社した従業員が好みの場所で働けるフリーアドレス制を導入する際にも、オフィスのレイアウト変更が必要になります。オフィス移転を機にオフィスレイアウトを大きく変更すれば、従業員が働きやすい環境をつくることができます。
9つ目は、優秀な人材確保を目的としたオフィス移転です。人材不足に悩む企業にとって、オフィス移転は有効な対策となるかもしれません。立地の悪いオフィスや老朽化したオフィスだと、就職先や転職先候補としての魅力度も下がってしまいます。優秀な人材は働きやすい環境を求めています。利便性のよい場所におしゃれなオフィスを構えれば、求職者に「このオフィスで働いてみたい」というプラスのイメージを与えられるでしょう。また、オフィス環境を整えることは、現在働いている従業員の流出防止にもつながります。離職を防ぐためにも、働きやすい環境を整えることが重要です。
最後が、企業のブランドイメージの構築のためにオフィスを移転するケースです。例えば東京の場合、都心の一等地にオフィスを構えれば、取引先や顧客からの信用度が上がる可能性があります。また、駅前など人が集まるエリアにオフィスを構え、利便性を高めるのも有効な方法です。主要駅周辺やオフィス街といった大手企業が多い場所に移転することで、企業の知名度が自然と高まり、ブランド力をアピールしやすくなります。
オフィス移転は単純な引越しではなく、老朽化対策や企業体制の変更、優秀な人材確保など、何らかの課題や目的があって行うケースもあります。オフィス移転を検討する際は、自社の抱えている問題を分析し、どのような物件を選べば解決につながるのかを冷静に見極めましょう。
オフィス移転からレイアウト、移転までお手伝いするハタラクバデザインでは、オフィスのデザイン・レイアウト作成だけでなく、テナント物件のご紹介から内装工事を含む各種工事、オフィス家具の設置にいたるまで、ワンストップで実施できるところが強みです。
現在、大阪市周辺で年間200件以上のオフィス施工実績があります。
オフィス移転や各種工事をご検討されている場合は、ハタラクバデザインへお気軽にお問い合わせください。
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