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オフィスデザインのレイアウト・内装工事に関するブログ

更新日:2023/12/01

OAフロアとは?施工する場合の耐荷重や種類をご紹介致します。

OAフロアとは?

OAフロアとは、床の上にネットワーク配線などのための一定の高さの空間をとり、床を二重化したものを言います。
「フリーアクセスフロア」や「二重床」とも呼ばれ、設置することでフロアに配線が出ないため、見当た目がすっきりするだけでなく、転倒などの事故の防止にも繋がります。

OAフロアの種類と費用相場

置敷式

置換式タイプは施工期間が短く、釘やビスなどで固定する必要もないため、床を傷つけることがありません。
主に樹脂製OAタイプと溝配線タイプの2種類があります。
◆置敷式簡易OAフロア

置敷式簡易OAフロアは他のタイプと比べ軽量で、コストパフォーマンスに優れているといったメリットがあります。
施工も簡単に行えますが、平らな場所にしか設置できず、耐震性や耐荷重が高くないといったデメリットもあります。

◆溝配線OAフロア

配線にカバーをつけ、パネルの溝部分に配線を収納するタイプです。
設置後の配線変更がしやすく、レイアウトの変更等を行いやすい点がメリットです。
デメリットは、こちらも平らな場所のみ設置可能で、収納量や収納方法が制限されるため、収納する量が多い場合は不向きな点です。

調整式

パネルと支柱を分離できるため、高さを調節できます。
そのため、平らでない場所にも設置可能です。
また、パネルタイプは金属製のものが多いため、耐荷重も高いことも利点ですが、樹脂製に比べ重さがある点や費用が高額になりやすい点がデメリットです。
◆パネル下配線OAフロア

配線容量が多く、パネル下であればどの方向にも配線が可能です。
ただし、設置後に配線変更を行う場合は置敷式よりも施工に手間がかかるため、レイアウト変更時には注意が必要です。

OAフロアの費用相場

置敷式の場合

置敷式OAフロアの費用相場は1㎡あたり4000~6000円程です。

調整式の場合

調整式OAフロアの場合は7000~9000円程です。

OAフロア素材

樹脂製

置敷式のものに多く、施工や配線の変更も手間がかからず簡単です。
耐荷重は2000N~3000N程と高くはありませんが、オフィスや店舗など、一般的な重量の什器や機器を設置する場合には問題ありません。

金属製

金属製は他の素材に比べ、丈夫で耐震性・耐荷重が高い点がメリットです。
金属製の場合、ビスでしっかりと固定するため、施工後も歩行しやすく、強度が優れています。
注意点は樹脂製に比べ、施工費用が高額になりやすい点です。
耐荷重は3000N~5000Nと樹脂製と比べ優れています。

コンクリート製

コンクリート製は吸音性が高い点が最大のメリットです。
歩行音を軽減してくれ、床荷重が大きい点も強みです。
耐荷重も金属性と同じく3000N~5000Nと大型の什器や通信機器などの設置も可能です。
ただし、こちらも施工費用が高くなりやすい点や、処分する場合には産業廃棄物扱いとなる点に注意が必要です。

OAフロアの高さ

OAフロアは30mm~100mmの高さのものがあり、一般的にオフィスで使用される場合は50mm以上の高さのものを使用します。
【50mmの高さ】
オフィスや店舗などでケーブルや回線などを収納できる高さです。
たくさん収納できるため、ほとんどの場合この高さのもので対応できます。

【75mm以上の高さ】
床下にかなりの空間ができ、施工がしやすくなります。
しかしその分天井が低くなるため、圧迫感を感じやすいでしょう。

OAフロアを設置する場合の注意点

重量物の設置

耐火金庫や移動書庫などの重量物を設置する場合は注意が必要です。
床荷重を超えると、床が凹んだり陥没したり、設置した機器や棚が転倒して破損したりする可能性があります。
OAフロアは種類ごとに耐荷重が異なるため、重量によってはそのまま設置できない場合があります。
特に耐火金庫は設置面が小さく、負荷がかかりやすいため、別途対応が必要になる場合が多いです。

【対応方法】
OAフロア上に重量物を設置したい場合、対処方法としては主に2つあります。
◆鉄板を敷く
OAフロア上に鉄板を敷き、補強することで設置が可能になります。
重さを分散させることができるため、凹みや陥没を防止することが可能です。

◆代替する
パネルを撤去し、重さに耐えられるコンクリートパネルや合板パネルを敷くことでも設置することができます。
コンクリートパネルや合板パネルは、耐荷重が3000N~6000Nと高く、重量のある物も設置可能です。

新しいビルの場合

新しいビルの場合は、一部分の床の耐荷重を補強している「ヘビーデューティーゾーン」がある場合があります。
ヘビービューティゾーンは、超重量に対応できるように設計・補強されているため、超重量に対応できます。
通常フロアの耐荷重3000N~5000N(300kg~500kg)に比べ、7000N~10000N(700kg/1000kg/)の耐荷重に耐えられるよう設計されているため、重量物の設置も問題なく行えます。

扉回り

扉周りの収まりには主に框やスロープを用います。
框やスロープは、OAフロアと既存床との間に生じた段差を解消するために使用します。
レイアウトや使用できるスペースによって適するものが変わるため、お客様と相談しながら決定します。

まとめ

OAフロアには種類があり、それぞれ異なる特徴を持っています。
目的に合ったものを使用することで、より快適で働きやすいオフィスにすることができます。

OAフロア工事からレイアウト、移転までお手伝いするハタラクバデザインでは、オフィスのデザイン・レイアウト作成だけでなく、テナント物件のご紹介から内装工事を含む各種工事、オフィス家具の設置にいたるまで、ワンストップで実施できるところが強みです。

OAフロア工事や各種工事をご検討されている場合は、ハタラクバデザインへお気軽にお問い合わせください。
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この記事の監修者

ハタラクバデザイン 編集部

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