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オフィスデザインのレイアウト・内装工事に関するブログ
更新日:2025/03/14
オフィス集中ブースは、社員が静かな環境で集中して作業できるように設計された小さな専用スペースです。オープンオフィスや共用スペースの中で、個々の仕事に集中するための場所を提供することが目的です。最近では、多様な働き方に対応するため、こうした集中ブースの導入が増えています。
そこで、この記事では、集中ブースの重要性やメリット、設置する際の注意を解説したいと思います。
目次
オフィス集中ブースは、オフィス内に設置された、個々の作業や集中を促進するための小規模なスペースです。
主に静かな環境を提供し、電話会議や個別のタスクに集中するために利用されます。
最近では、オープンオフィスの環境でプライバシーや静かな作業スペースが不足しているため、こうした集中ブースが増えてきている傾向にあります。
集中ブースは、頻繁に電話会議や集中した作業が求められる職場で非常に重宝されています。
近年、在宅ワークを取り入れる企業が増え、オフィスをコミュニケーションをとる場として利用したいと考える企業が増加しました。
このようなコミュニケーションを目的としたレイアウト(フリーアドレスやABWなど)は人が自由に行き来できるようなレイアウトに設計されている場合が多く、周囲の雑音が気になりやすいという問題になりやすいです。
こういった問題を解決できるのが個別ブースです。
集中ブースは、静かな環境を提供することで、周囲の雑音や他の社員の話し声が軽減され、集中力を高めることができます。
特に、クリエイティブな作業や思考を要する仕事において大きな効果があります。
電話やビデオ会議、機密性の高い仕事においては、周囲の目や耳が気になることがあります。集中ブースは、そのようなプライバシーをしっかりと守ることができるため、重要な作業を安心して行うことができます。
オープンオフィスはコミュニケーションやコラボレーションに優れていますが、一方で集中しづらい環境でもあります。集中ブースは、そのデメリットを補い、必要なときに静かな作業スペースを提供します。
オープンオフィスではコラボレーションが重要ですが、時には個人作業に集中したい瞬間もあります。
集中ブースは、チームメンバーとの協力と個人作業のバランスをとるために有効です。
雑音の少ない場所で作業することで、仕事に対する集中力が高まり、生産性が向上します。効率よくタスクをこなすことができるため、結果的に時間管理がしやすくなります。
周囲の騒音や気になることから解放されることで、精神的なストレスが軽減され、快適な作業環境を提供します。
ストレスが減ることで、作業の質も向上します。
オープンオフィスの一部に集中ブースを設置する場合、そのエリアの隅や端に配置するのが理想的です。
オープンスペースの中央に設置すると、他の人の目が気になる可能性がありますが、端に設置することでプライバシーが確保され、他の社員に気を使うことなく集中できます。
集中ブースは、静かな環境で作業するための設備なので、オフィス内でも騒音が少ないエリアを選ぶことが重要です。
例えば、コピー機やプリンター、キッチンなどの設備から遠ざけると、集中しやすくなります。
自然光が十分に入る場所に集中ブースを設置するのも、快適で集中しやすい環境を作るために重要です。
窓際は心地よい光が差し込むため、作業効率やストレスの軽減に繋がります。
集中ブースをオフィスに設置して運用する際には、快適で効果的に利用できるようにいくつかの注意点があります。利用者の集中力を高め、オフィス全体の生産性を向上させるために、以下のポイントを考慮することが重要です。
集中ブースは、特定の目的のために使用される場所です。
そのため、長時間占有されることを避けるために、利用ルールや時間制限を設けることが重要です。
集中ブースを導入する際に利用ルールを定め、事前に社員に周知しておきましょう。
集中ブースは音の遮断が重要ですが、完全に無音になるわけではありません。
騒音の多い場所へ設置した場合、会話や電話対応の声が聞こえてくる可能性があります。
従業員が作業に集中しやすいよう、設置場所の選定は慎重に行う必要があります。
集中ブースは長時間使用される場合もあるため、快適さを維持するために空気の流れや温度管理が必要です。
換気扇やエアコンを設置して、ブース内の空気がこもらないようにしましょう。
集中ブースは他の社員が使用するスペースなので、清潔さを保つことが大切です。特に共有スペースとして使う場合、衛生面の管理を怠らないようにしましょう。
特にドアノブ、デスク、椅子などに触れる部分を定期的に清掃し、共用のパソコンやマウスも清潔に保ちましょう。
音響パネルの効果や椅子の状態、照明が正常に機能しているかのチェックを定期的に行い、設備が壊れていないか確認することも大切です。
参考:【drape】吸音パネルがワーカーを包み込む ミニマムサイズのワークブース/オカムラ
◆視線を遮り、音を和らげる吸音パネルに包まれながら働ける
パネルに吸音効果のあるグラスウールが使用されており、高い吸音性能があるため、WEB会議やオンラインミーティングなどに最適。
また、様々な形状・カラーのデザインや軽量かつコンパクトなため、移動や個々にあった空間を作る事ができます。
参考:【fore】音環境に配慮したパネルブースシステム/コクヨ
◆吸音効果と居心地の良さがチームの会話を促す
高い吸音性能を有しているため、周囲の視線や音が気になる、話声やスピーカーの音が周囲へ迷惑をかける、音が反響して聞き取りにくいなど、音環境による生産性の低下を防止します。
また、高さが選べ、パネルを自由に組み合わせられるため多様なシーンを作る事ができます。
参考:【cocomori】こもり感がありながら圧迫感がないソファブース/オカムラ
◆今までにはない軽さのワークブース
とても軽量なため、ユーザー自身で設置場所を変えたり、向きを変えたりすることができます。
環境や移動のしやすさなどにも配慮され、心地よくこもることができる空間心地いいソファブースです。
参考:【verte】快適なリモートワークもサポートできるコンパクトな一人用パネルブース/コクヨ
◆コンパクトで幅広いレイアウトに対応
横並びや島型など幅広いレイアウトに対応し、オープンな空間の中に適度に囲われたソロワークの空間を作り出します。
ハーフオープンのバックパネルによって、コンパクトなブース内でもオフィスチェアーに座って快適に作業をすることができます。
参考:【TINY-CUBE】オフィスに簡単に導入できる自立型テレワークブース/コクヨ
◆デジタルワークに適した機能が充実
机上コンセントや、タブレットスタンドなど、Web会議にも対応できる機能が充実しています。またオフィスのちょっとした余剰スペースにも導入しやすい、ミニマムなサイズです。
また、利用頻度の減った固定席を入れ替えて「ソロワークやWeb会議がしやすい席」も導入できます。
参考:【Free veil】オープンな空間でもひとときの集中をカフェテーブルを集中席として使える後付けタイプのパネル/オカムラ
◆カフェテーブルや一人用テーブルに取付可能なパネル
パネル位置の変更が可能なため、集中席として使用しない際は通常のカフェテーブルとして使用することが可能です。
種類が豊富なため、ハイテーブルや大型テーブルなど様々な場所に設置でき、オープンスペースでの集中作業もサポートできるパネルです。
参考:【WORK POD FLEX】軽快なデザインで多彩なカラーが選べるインテリア性の高いスタンダードタイプ/コクヨ
参考:【WORK POD】意匠性と機能性が高レベルで融合した多機能なハイグレードタイプ/コクヨ
◆Web会議や電話、集中作業に最適なクローズドブース
オフィス内に設置されていても、違和感のないシャープなデザインが特徴。空気循環と温度上昇抑制に配慮されたつくりのため、快適に利用できます。卓上コンセントがついているので、長時間のWeb会議や作業にも対応しています。
参考:【SnowHut】オープンオフィスに一時の集中をもたらすセミクローズ型ワークブース/オカムラ
◆音や視線の影響を受けにくく、高いこもり感を得られる集中環境
SnowHutは四方を囲うパネルや吸音パネル、天井アクセサリーによって、音や視線の影響を受けにくく、高いこもり感を得られる集中環境を作り出します。
また1200mmモジュールで設計されているため、アイランドや横並びなど多彩なレイアウトに対応します。
間にあえて余白や窪みを設けることで、大きな外面を活用した新しい空間づくりが可能になります。
一人用の他にも、多数人用やリフレッシュスペースとしても使用できるタイプもあるため、目的に合わせたタイプを選べます。
事例はこちら:株式会社モリタ 情報システム部様
働き方の多様化により、オフィスはチームコミュニケーションがとれる場と一人で集中できる環境の両方を求められています。
集中ブースを設置することは一人一人の働き方を尊重し、生産性の向上に繋げる取り組みの1つです。
社員一人一人の業務スタイルに合わせ、社員が気持ち良く働き続けられる環境づくりを目指しましょう。
オフィスデザインからレイアウト、移転までお手伝いするハタラクバデザインでは、豊富な知識と実績を活かし、一つひとつの企業の働き方にぴったりのオフィスデザインを提案いたします。
オフィスのデザイン・レイアウト作成だけでなく、テナント物件のご紹介から内装工事を含む各種工事、オフィス家具の設置にいたるまで、ワンストップで実施できるところが強みです。
自社の働き方やコンセプトに合ったオフィスをお探しの方や、既存のオフィスに課題を感じている方は、ハタラクバデザインへお気軽にご相談ください。
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