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オフィスデザインのレイアウト・内装工事に関するブログ

更新日:2024/11/08

【壁紙・クロス張替えの費用相場は?】壁紙を張り替えるだけでおしゃれな雰囲気に!

壁紙の張替えはオフィスの印象を大きく変える事のできる内装工事の1つです。
最近では色や木目など一部張り替えるだけでもおしゃれにできる壁紙が増えてきています。
今回はクロス張替えの相場や種類、施工イメージをご紹介したいと思います。

 

クロス張替え工程

1.既存クロスはがし
既存のクロスを剥がします。
この時、「裏打ち」と呼ばれる裏紙も一緒に剥がします。

2.貼り付け面の下地処理
クロスを剥がし終えたら、パテでビス穴や段差を埋めていきます。
表面に段差が残っている状態で上からクロスを貼ってしまうと、表面が凸凹になってしまったり、気泡が入り綺麗に貼れなくなってしまいます。

3.クロス貼り付け
新しいクロスに糊をつけ、壁や天井に貼っていきます。
壁にぴったり合うよう計測し、空気を抜きながら、表面が均一になるよう調整しながら貼っていきます。

壁紙の種類や機能

ビニールクロス

参考:東リ 環境・素材コレクション2019-2022

◆メリット:低価格な上にデザインやカラーが豊富で、手入れも比較的楽に行えます。

◆デメリット:貼り替えた部分だけが浮いてしまうなど、部分補修が困難な点です。
接着に化学物質を使うため、匂いやアレルギー反応が出る場合があり、化学物質に弱い方やアレルギー対策を。
また、時間が経つと、貼り替えた部分のみが剥がれてくることも。
通気性や調湿性が低いため、換気を行わないとカビが生えることもあります。

紙クロス

参考:東リ 環境・素材コレクション2019-2022

◆メリット:紙素材は、通気性や音を吸収するメリットがあります。
ビニール素材にはない、柔らかさや華やかさのある印象に仕上げられる特徴があり、個室などに使用するとよいです。

◆デメリット:素材が薄く張替え作業に手間がかかるため、コストが高くなりがちです。
また擦れに弱く、時間経過によって膨張・収縮する可能性があります。

布クロス(織物クロス)

参考:東リ 織物/施工イメージ

◆メリット:破れにくく頑丈で、湿度をためにくく、水に濡れても伸びにくいという性質があります。
高級感や重厚感があり、ゆったりとした雰囲気を演出してくれるため、美術館やホテルで取り入れられていることが多いです。
素材が良く、耐久性があるのでコストパフォーマンスに優れています。

◆デメリット:汚れがつくと落としにくいため、防汚加工や撥水加工などの機能がついているものをおすすめします。
ホコリが吸着しやすいので、手入れとしては、はたきをかける方法が良く、水拭きは避けたほうが無難です。

木質系クロス

参考:東リ 木質系/施工イメージ

◆メリット:木にはリラックス効果があり、スギやヒノキなどの無垢材には、調湿性や保温性、吸音性にも優れます。
年数が経つごとに趣が生まれるので、木目や風合いを楽しめます。

◆デメリット:水拭きできないことと、費用が高額になりやすいことです。

色別の効果・事例

●ビニールクロスイメージ

●紙クロスイメージ

●布クロス(織物クロス)イメージ

●木質系クロスイメージ

参考:東リ 木質系/施工イメージ

壁紙の張替えの相場は?

使用する壁紙にもよりますが、基本的には1㎡あたり1,000~1,500円程です。
クロスの質や、張り替える面積が増えればその分高くなりますが、ほかのリフォームよりも費用はあまり高くなりにくいことが利点です。

壁紙張り替えの目安は?

一般的には10年前後程度が張替えの目安です。
ですが、色が変わってきたり汚れが目立ってきた場合やカビが発生している、剝がれている部分があるなど気になってきた場合は年数に関わらず張り替えられることをおすすめします。

クロス以外で仕上げる方法

左官

オフィスの壁にはクロス貼りで施工することが多いですが、左官で仕上げる方法などもあります。
左官は、土やモルタル、プラスタ、漆喰などの壁材を、コテを使って塗り仕上げます。

【左官で仕上げるメリット】
◆左官でしか出せない立体感や表情
職人が手作業で行うため、仕上げ方で表情がかわります。
また、自由にデザインできるため、様々な表情の壁を創ることができます。
特に立体感は他の壁材では出せないため、左官ならではの魅力を出せます。

◆調質性や防火性、保湿・断熱効果など機能性が高い
原料に石灰や珪藻土、火山灰を使用しているため、機能性が高く、また天然の素材なので、身体にも安全です。
火災や気温の変化などにも強く、調湿性があるため、カビやダニを防ぐ効果もあります。

【デメリット】
◆費用が高い
すべて手作業のため、費用は高額になりがちです。
そのため、すべての壁を左官で仕上げるのではなく、エントランスなど特にデザインにこだわりたい場所に取り入れることをおすすめします。

◆技術が必要
全て手作業のため、職人の技量次第で出来栄えが変わります。
職人の技量不足で厚みが均一でない場合、薄くなっている箇所に負荷がかかるため、ひび割れ等の弊害が起こりやすくなってしまいます。
そのため、依頼する場合は事前にホームページなどで実績や事例を確認しておきましょう。

◆工期が長い
一般的に左官は、乾燥させながら下塗り、中塗り、上塗りと塗壁を3回行うため、他の工事と比べ施工期間が長くなってしまいます。
左官を依頼する場合にはできるたけ早めに依頼するなど、余裕をもって計画を立てましょう。

まとめ

大がかりな工事をせずにオフィスの雰囲気を大きく変えられるのが壁紙の大きな特徴です。
また、1㎡あたり1000円前後とコストパフォーマンスにも優れています。

オフィスのイメージチェンジを検討しているのであれば、レイアウトや内装と共に壁紙選びにも注目し、おしゃれなオフィスを目指されてみてはいかがでしょうか。

オフィスデザインからレイアウト、移転までお手伝いするハタラクバデザインでは、豊富な知識と実績を活かし、一つひとつの企業の働き方にぴったりのオフィスデザインを提案いたします。
オフィスのデザイン・レイアウト作成だけでなく、テナント物件のご紹介から内装工事を含む各種工事、オフィス家具の設置にいたるまで、ワンストップで実施できるところが強みです。
自社の働き方やコンセプトに合ったオフィスをお探しの方や、既存のオフィスに課題を感じている方は、ハタラクバデザインへお気軽にご相談ください。

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この記事の監修者

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