オフィスの会議室のネーミングを決めるメリットと決め方を解説！

企業文化としてオフィスの会議室のネーミングを実施する企業は少なくありません。しかし、いざ名前をつけようとするとなかなか名前が決まらないこともあるはずです。そこで今回は、オフィスの会議室のネーミングの決めるメリットと決め方を紹介します。

オフィスの会議室のネーミングを決める3つのメリット

オフィスの会議室のネーミングを決めるメリットは3つあります。それぞれのメリットを詳しくチェックしていきましょう。

会議室の場所が覚えやすくなる

1つ目のメリットは、会議室の場所が覚えやすくなることです。通常、オフィスでは外観や内観が同じような会議室が並んでいるので、見分けるのが難しい傾向にあります。番号やアルファベットで覚えても、印象が薄いために「どこで会議するんだっけ」と忘れてしまうケースも少なくありません。
しかし、会議室に名前をつければ、番号やアルファベットよりも印象が強く残るので、会議室の場所をしっかりと記憶できます。

会議室に愛着がわく

2つ目のメリットは、会議室に愛着がわくことです。番号やアルファベットで振りわけた会議室の場合、どこか無機質な印象になってしまいます。
しかし、花の名前や季節の名前など社員みんなで決めた名前をつけると、会議室に親しみを感じやすくなるでしょう。

会議室のデザインが決まりやすくなる

3つ目のメリットは、会議室のデザインが決まりやすくなることです。オフィスの雰囲気づくりとして、会議室の内装を決めるとき、会議室に名前がついていればデザインの参考になるでしょう。
たとえば、花の名前がついた会議室なら、その花をモチーフにした色や柄を取り入れられます。名前にちなんだデザインにすることでより一層、会議室の場所も覚えやすくなりますし、雰囲気もよくなるはずです。

オフィスの会議室のネーミングアイデア3選

オフィスの会議室のネーミング時のポイントについて、具体的な例を踏まえながら解説します。

かっこいい会議室名

オフィスの雰囲気にもよりますが、きれいでハイセンスなオフィスの場合、オフィスのデザインにまけないぐらいスタイリッシュでかっこいい会議室名がぴったりです。
たとえば次のような名前がおすすめです。
● ラベンダー、ローズ、チェリーブロッサムなどの花の名前
● ニューヨーク、ロンドン、パリなどの首都名
● キング、クイーン、ビショップなどチェスに関連する名前
会議室に「さくら」「ぼたん」などの花の名前をつけるのは定番ですが、花の名前を英語やカタカナにするだけで、一気に垢抜けた印象になります。首都の名前をつければ、場所名として覚えやすくなりますし、社員同士が情報を共有する際も「今日は〇時にニューヨーク集合で」と楽しく伝えられるでしょう。
会議室のプレート上に英語で表記することで、さらに都会的な印象になるので、おすすめです。

ユニークな会議室名

より印象強い名前にしたいなら、ユニークな会議室名をつけてみましょう。
● ダージリン、アールグレイ、アッサムなどの紅茶の名前
● いくら、さけ、まぐろなどの寿司の名前
● ピカソ、ダビンチ、コロンブスなどの偉人の名前
外資系の会社なら、本社や取引先の国にちなんだ会議室名をつけてみるのもおすすめです。イギリスに本社がある会社の中には、イギリスにちなんで紅茶の名前をつけている会社もあります。
また、築地が近い会社の場合、築地市場にちなんで寿司ネタの名前をつけるといった、ユニークな案を取り入れているケースも少なくありません。
偉人の名前をつける際は、事業に関連する功績を残した人物の名前をつけるのもおすすめです。電化製品メーカーなら、電子レンジを発明した「パーシー・スペンサー」といった発明家の名前をピックアップしてみましょう。

会社のサービスに関する会議室名

会社のイメージを大切にしたい場合は、会社の事業やサービスに関連する会議室名をつけるのもおすすめです。
● ファッション系の会社…モード、カジュアル、マニッシュなどのファッション用語
● 電気・照明メーカー…シャンデリア、スポットライト、ペンダントライトなどの照明に関する名前
● 運輸・物流業界の会社…トラック、飛行機、船などの運送にまつわる名前
業界用語や、事業やサービスに関連する名前なら、社員もすぐに覚えられます。業界に対する親しみもわいてくるので、迷ったときは会社に合った名前をつけてみましょう。

ネーミングだけじゃない！オフィスの会議室を魅力的にする方法

オフィスの会議室を魅力的に仕上げる方法は、ネーミングだけではありません。ネーミングとあわせて、次のような工夫を実践してみましょう。

ダイノックシートを活用しておしゃれに

ダイノックシートとは、表面に柄や色が印刷されたフィルムシートです。会議室のドアや室内の一部に貼るだけで、洗練された印象になりますし、部屋に個性が生まれます。大理石や木目、花柄など、会議室名に合った柄を選んでみてください。

のれんやプレートでオリジナリティを演出する

会議室の出入り口にのれんやプレートを設置して、オリジナリティを演出するのもおすすめです。とくに、会議室に日本の花の名前を使っている場合は、その花の色に合ったのれんの色をチョイスすれば、より印象強い会議室に仕上がります。のれんの色とカーペットの色を合わせてもおしゃれです。
また、ガラスや天然木など、素材にこだわったプレートを飾ると、より洗練された印象になります。漢字やひらがな、英字など、会議室名に合った表記を選びましょう。

会議室に合った内装を依頼する

会議室名に合わせて、本格的に会議室の内装を変えたい場合は、オフィスデザインやオフィスレイアウトに関するサービスを実践している専門店に依頼してみましょう。
専門店に依頼すれば、プロによる丁寧でハイクオリティな施工を受けられます。ヒアリングの際は会議室名や、会議室のイメージを伝えて、理想の内装づくりを依頼しましょう。

オフィスの会議室のネーミングで理想のオフィスづくりを

オフィスの会議室のネーミングは、会議室の場所が覚えやすくなるだけではなく、会議室そのものに愛着がわいたり、会議室のデザインが決まりやすくなったりするメリットがあります。会議室に名前をつけるときは、かっこいい名前やユニークな名前、会社のサービスに関する名前がおすすめです。
ダイノックシートや、のれんやプレートなどのアイテムを活用したり、専門店に依頼したりして、理想のオフィスづくりを目指しましょう。