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オフィスデザインのレイアウト・内装工事に関するブログ

更新日:2025/01/22

#内装工事・設備工事

オフィスの内装工事における工期はどのくらい?失敗しない方法も解説

オフィスの内装は従業員の働きやすさに影響を与えます。より働きやすいオフィスにするには、内装工事をするのがおすすめです。

内装工事を行う際は、照明・電気設備の工事や空調設備工事など、さまざまな工事が必要です。そのため各工程と工事を把握し、スケジュールを組むことが大切となります。

本記事では、内装工事にかかる工期や失敗しない方法について解説します。これから内装工事をする方は、工事のスケジュールを検討する際にお役立てください。

オフィスの内装工事の工期は1カ月~1カ月半

オフィスの内装工事の工期

オフィスの内装工事にかかる工期は、一般的に1カ月~1カ月半ほどです。工事内容やオフィスの面積によって工期は変動し、壁紙や床を工事する程度であれば1週間ほどで完了することもあります。

ここでは次のようなオフィス内装工事について詳しく解説します。

  • 建築工事
  • 照明・電気設備工事
  • 空調設備工事
  • 衛生設備工事
  • 防災設備工事
  • 弱電工事
  • セキュリティ工事

 

建築工事:2日~1カ月

建築工事とは壁や床、天井など空間を作り出すための工事です。オフィスの内装工事において最も時間がかかる工程でもあり、工事内容によっては1カ月程度かかる可能性もあります。

一般的に賃貸オフィスは、仕切りがない状態で貸し出されます。そのため、自社で間仕切りの取り付けなどが必要です。このようなことから、間仕切り工事、造作壁工事とも呼ばれています。

なおオフィスによっては、騒音対策のため土日や夜間しか施工できない可能性があります。その場合、工事期間が延びてしまうため注意が必要です。

 

照明・電気設備工事:1日~2週間

照明・電気設備工事では次のような作業が行われます。照明・電気設備工事は大きく次の4つに分けられます。

工事の種類 概要
幹線工事 引き入れた電気を電力が必要な機器に供給するための工事
コンセント工事 電源差し込み口を新設や増設、移設するための工事
スイッチ工事 スイッチの新設や増設、交換、取付場所の変更などの工事
照明工事 照明設備の取り付けや取り外し、交換などを行う工事

照明・電気設備工事にかかる工期はおおよそ1日~2週間です。照明・電気設備工事を進めるためには、事前に先行配線(床や天井、壁などに電線を這わせておくこと)を行う必要があります。先行配線の作業は間仕切りの設置と同時に行う必要があるため、事前に業者同士のスケジュールを調整しておきましょう。

 

空調設備工事:1日~1週間

空調設備工事にかかる工期は1日~1週間程度です。

空調設備工事ではエアコンや換気設備、ダクトなどを整備して快適な室内環境を作ります。オフィスの換気に関する規定は建築基準法で定められています(※)。そのためオフィス内装においては、空調設備工事が欠かせません。

なおパーテーションを天井から床まで設置した場合、新たに作り出した空間用にエアコンを設置する必要があります。

 

※参考:国土交通省.「建築物における効率的な換気の促進に関する取組事例集」p6.https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/content/001487964.pdf ,(参照2024-10-03).

 

衛生設備工事:1日~2週間

衛生設備工事とは次のような工事を指します。

  • トイレ設備の設置や改修
  • 洗面台や給湯設備の設置・改修
  • 飲料水のための水道管修理や交換

空調設備工事と同じく、衛生的で働きやすい環境を整えるためには、衛生設備工事が必要です。

 

防災設備工事:1日~1週間

火災や天災など、万が一に備えるための工事が防災設備工事です。具体的には次のような作業が当てはまります。

  • 消火設備の設置
  • 火災報知器や誘導灯の設置

防災設備については、消防法によって設置が義務付けられているものもあります(※)。防災設備工事は1日~1週間程度で完了するのが一般的です。

 

※参考:総務省.「消防法令における主な規制の概要」p3.

https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/items/yobou7.pdf ,(参照2024-10-03).

 

弱電工事:1日~1週間

弱電工事とは電話やインターネットなど、オフィス業務で欠かせない機器に使用する電気の工事です。そのため弱電工事に不備があると、オフィス業務に支障をきたしかねません。弱電工事は一般的に1日~1週間程度で完了します。

 

セキュリティ工事:1日~3日

セキュリティ工事とは電気錠・電子錠の設置など、セキュリティリスクを軽減するために行われる工事です。セキュリティ工事がおろそかになると、自社の重要な情報や個人情報などが漏えいする恐れがあります。

 

オフィス内装工事に失敗しない方法は?

一般的にオフィス内装工事は1カ月~1カ月半ほどかかります。しかし、場合によっては予定していた工期内に完了しない可能性もあります。内装工事が工期に間に合わないリスクを軽減する方法は、次の通りです。

  • 構法・工法を変更する
  • 工期管理を徹底する
  • デザインから引き渡しまで対応する業者を選ぶ

 

構法・工法を変更する

オフィス内装工事の工期を短くするには構法・工法の見直しが効果的です。それぞれの違いは次の通りです。

  • 構法:資材の使い方や組み立て方法などの設計
  • 工法:施工技術

例えば、入手しやすい資材を使用すれば工事にかかる期間を短縮できます。

しかし工法を変更する場合、コストが通常よりもかさむ可能性があるため、コストパフォーマンスに見合うかを確認しておきましょう。

 

工期管理を徹底する

オフィス内装工事の工期が延びてしまう理由の一つとして、工期管理の不備が挙げられます。例えば、遅れても工期全体に影響が少ない作業もあれば、工期全体が大きく後ろ倒しになりかねない作業もあります。

そのため、工期管理を徹底しましょう。全工程を把握し適切に管理すれば、工期の遅れを防げるだけでなく、工事の効率化も期待できます。

 

デザインから引き渡しまで対応する業者を選ぶ

工期の短縮を図るのであれば、デザインから引き渡しまで一貫して対応している業者を選びましょう。なぜならデザインや施工などを別々の業者に依頼した場合、打ち合わせ回数が増え、その分工期に影響する可能性があるためです。引き渡しまでをワンストップで対応してくれる業者を選べば、打ち合わせ回数を軽減できます。

また複数の業者とやり取りするとなると、各担当者とのコミュニケーションコストがかさんでしまいます。その点、デザインから引き渡しまで一貫して対応してくれる業者を選べば、コミュニケーションコストを大幅に削減することが可能です。

 

工期を把握してオフィス内装工事をスムーズに進めよう

オフィス内装工事にかかる工期は工事内容やオフィスの面積によって変動するものの、一般的に1カ月~1カ月半ほどです。具体的にはパーテーション設置などの建築工事に2日~1カ月、照明や電気設備の工事に1日~2週間、空調設備の工事に1日~1週間ほどかかります。他にもオフィス内装では衛生設備工事、防災設備工事、弱電工事、セキュリティ工事が行われるのが一般的です。

オフィス内装工事にかかる工期を短縮するのであれば、構法・工法を変更する、工期管理を徹底する、デザインから引き渡しまで一貫して対応できる業者を選ぶなどの工夫を行いましょう。

大阪でオフィス内装工事を検討しているのであれば、ハタラクバデザインへご相談ください。オフィスコンセプトを理解した上で、効率的かつ快適さを備えた空間を実現します。

 

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この記事の監修者

ハタラクバデザイン 編集部

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