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オフィスデザインのレイアウト・内装工事に関するブログ
更新日:2024/02/15
オフィス移転を考えるとき、移転先の内見は必ず実施しておきましょう。
内見は賃貸住宅の引っ越し時などにも行いますが、住宅と違いオフィスでは見るべきポイントが数多くあります。
また、内見は不動産会社の担当者が案内をするケースがほとんどなので、質問すべき内容をまとめておくことが大切です。
本記事ではオフィス内見時のチェックポイントについて徹底解説します。
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目次
オフィスの内見では見るべきポイントが多いため、事前準備が重要です。
内見前に用意しておくべき事項を以下に解説します。
オフィス移転後には、多くのテナントが入居後に内装工事を行います。
しかし、オフィスの面積や間取り、設備の配置によっては、希望通りのレイアウトを実現できない可能性もあります。
そのため、デスクや椅子、間仕切り・パーテーションの配置など大体のイメージを頭に入れ、入居前に確認しておくことが大切です。
事前に持ち込む什器が決まっている場合は、高さや幅などサイズを測っておき、現地で合わせてみると良いでしょう。
内見に立ち会う社員の数は限られているので、現地では写真撮影をしたり寸法を測ったりして、記録を残すようにしましょう。
当日持参すべきものとして、以下の6点をおすすめします。
・カメラ(デジカメ)
・メジャー
・メモ用紙
・筆記用具
・新規オフィスの図面
・ボイスレコーダー
カメラはオフィスの室内を撮影するために必要です。
スマートフォンでも構いませんが、綺麗に撮影するためにデジカメの使用が望ましいでしょう。
メジャーは什器の配置などレイアウトのイメージを固めるために必要です。
また、入口の幅や床の高さなども測っておくことをおすすめします。
新規オフィスの図面は実際の部屋と図面に差異がないかを確認するために必要です。
メモ用紙や筆記用具を使い、気づいたことなどを書き込んでおくと良いでしょう。
最後に不動産会社の担当者とのやり取りを記録しておくために、ボイスレコーダーがあると便利です。
当日の日の質疑応答を録音しておけば、後で忘れてしまっても安心できるでしょう。
オフィスの内見では、仲介をする不動産会社の担当者が同行します。
その場で疑問に思ったことだけでなく、事前に質問したい内容をまとめておけば、スムーズな内見ができるでしょう。
具体的には次に紹介するチェックポイントの中から、気になる点をリスト化しておくことをおすすめします。
続いて内見時のチェックポイントを7つ紹介します。
自分の目で確認しつつ、気になるところがあれば不動産会社の担当者へ直接尋ねるようにしましょう。
内見前にオフィスの図面が提供されます。
レイアウトや面積に差異がないか、実際に図面と照らし合わせていきましょう。
また、天井高や扉の大きさなども確認するようにしてください。
入居工事でパーテーションを設置したり、扉交換を実施したりするときに、サイズが異なると大きな手間になってしまうためです。
多くのオフィスビルの専用部には、空調設備、消防設備、照明器具などビル設備が配置されています。
設備の配置状況は内装工事に影響する可能性があるので、どのような配置になっているか、図面と違いがないかなど、しっかりと確認するようにしましょう。
また、空調機の運転・停止、温度設定の方法、照明器具のスイッチの位置なども把握しておくことをおすすめします。
ただし、スケルトンによる賃貸の場合は、上記の設備はテナント側で設置する必要があります。
内見時には貸室である専用部にばかり目が行きがちですが、共用部の設備も確認しておくことが大切です。
一般的にオフィスビルの共用部にはトイレや給湯室、エレベーターなどが設置されているので、場所や使用方法などを確認するようにしましょう。
また、郵便受け・メールボックスの有無、実際に利用する場合の使用方法も知っておきたいポイントです。
専用部、共用部含め、建物全体の管理が行き届いているかどうかも、チェックするようにしてください。
具体的には共用通路、トイレ、給湯室、外周りの清掃状態、設備機器の劣化状況、リニューアルの有無などを自分の目で確認することが大切です。
建物のメンテナンスや清掃は多くの場合、管理会社が実施しているため、どんな会社が管理しているのか、メンテナンスや清掃はどの程度の頻度で行っているのか、不動産会社の担当者へ聞いておくと良いでしょう。
建物のセキュリティは近年、重要視されるポイントです。
入退館で使用するカードキーやシリンダーキーの種類、セキュリティの解除方法、引き渡される鍵の数、管理方法などを確認しておきましょう。
特に入退館に必要なカードキーは、社員全員の分が必要になるケースもあるので、1枚当たりの発行費も把握しておく必要があります。
また、警備員や管理人は常駐しているか、監視カメラの設置はあるかなども知っておくと良いでしょう。
同じ建物にどんなテナントが入居しているか、可能な範囲で把握しておきましょう。
テナント名はエントランスに配置されている案内板、または郵便受け・メールボックスの社名を見れば確認できます。
もし同業他社や取引先が入居していると、仕事に不都合が生じる可能性があるので注意が必要です。
専用部であればプライバシーは守られますが、トイレや喫煙所など建物の共用部では、他のテナントの利用者と出会う可能性もあるためです、
また、オフィスのみではなく、コンビニや飲食店などの店舗が入居している場合もあります。
建物のイメージや利便性に影響するので、入居可能なテナントの形態も確認するようにしましょう。
入居する建物だけでなく、周辺にどんな施設があるか、確認しておきましょう。
たとえば郵便局、銀行、飲食店、喫煙所などが近くにあると便利です。
また、駅からの距離、人通りなどもチェックしておきましょう。
ただし、立地条件が良い物件は賃料も高めに設定されているので、すべてにおいて満足できるオフィスビルを見つけるのは困難です。
理想をイメージしながらも、妥協できる範囲をある程度決めておきましょう。
その他、内見時に不動産会社の担当者に質問すべき内容を紹介します。
特に成長企業を目指すのであれば、以下の3点はぜひ確認しておきましょう。
近年は脱炭素やSDGsの観点から、環境に配慮した建物のニーズが高まっています。
たとえば人感センサー、LED照明などの省エネ設備、再生可能エネルギーの利用、屋上緑化など、建物として取り組んでいる事項がないか尋ねてみましょう。
また、地球環境に配慮した建物であるグリーンビルディング(環境配慮型建物)に注目が集まっています。
グリーンビルディングの認証基準を満たした建物に入居していると、エネルギーコストの削減だけでなく、企業価値の向上や環境問題に関心のある企業へのアピールになるので、会社として高いメリットが得られる可能性があります。
グリーンビルディングの認証基準とは?大阪の事例を紹介
新型コロナの影響は収束してきたものの、衛生面を気にする人がコロナ前と比較して多くなったことは間違いありません。
社員が安心して仕事に取り組めるように、建物として衛生面の対策はきちんと取られているかどうか、確認するようにしましょう。
具体的にはトイレや給湯室など共用部の清掃はどのくらいの頻度で行われているか、換気設備は設置されているか、定期的な空気環境測定は実施されているかなどが、知っておきたいポイントです。
地震や火災など災害発生時の対応も把握しておくことが重要です。
規模の大きい地震が発生すると、停電や断水などのリスクが考えられます。
非常用発電機が設置されているビルであれば、停電後も一定期間は電気の供給が可能になるので、設置の有無を確認すると良いでしょう。
また、火災への対応として、ビル全体の防災訓練の実施状況や避難場所、備蓄品の状況なども知っておくことをおすすめします。
オフィスの内見では事前準備を整えることが重要です。
現地で何を見るべきか、把握しておくとともに、当日不動産会社の担当者へ質問する内容をまとめておくようにしましょう。
また、近年は環境や衛生面への配慮、災害対策が会社として重要視される傾向にあります。
建物としてこのような対策が取られているかどうかも、確認しておきたいポイントです。
オフィス移転を検討している方は、ぜひハタラクバデザインへお問い合わせください。
オフィスの設計から導入までお手伝いするハタラクバデザインでは、テナント物件のご紹介から内装工事を含む各種工事、オフィス家具の設置にいたるまで、ワンストップで実施できるところが強みです。
現在、大阪市周辺で年間200件以上のオフィス施工実績があります。
オフィスにおける各種工事をご検討されている場合は、ハタラクバデザインへお気軽にお問い合わせください。
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