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オフィスデザインのレイアウト・内装工事に関するブログ

更新日:2023/05/31

社員がストレスを感じやすいオフィスの特徴とは

社員がストレスを感じやすいオフィスの特徴として、雑音が目立つ、オフィス内の温度、動線が確保されていないといったことが挙げられます。
社員のストレス蓄積は業務効率低下にもつながりますので、働きやすいオフィス環境を整えましょう。

雑音が際立つ

集中ブースなど目的に合わせたスペースがない

社員がストレスを感じやすいオフィスの特徴として、第一に挙げられるのが、雑音が際立つ環境です。
オフィス内では従業員同士の会話はもちろん、キーボードを叩く音、電話の着信音など、さまざまな音が発生しています。
これらの音によって集中力が削がれ、ストレスを感じてしまうことがあります。

また、自分以外が発生する音にストレスを感じるのではなく、自分が発する音に対してストレスを覚えることもあります。
これは”音のプライバシー“に配慮されていない状況といえます。

周りに聞かれたくない会話にも関わらず、会議室やミーティングルームがないために、大勢がいるオフィスで話さなければならないといった状況では、従業員のストレスがたまってしまいます。

【オフィスの集中ブースの重要性】防音効果や自由にレイアウトできるブースなどをご紹介

上司の目というプレッシャー

座席を自分で選択できない

多くの企業では、部署ごとにデスクの島がわかれています。
そのため、部署の上司のデスクから自分のデスクがよく見えるという配置も起こりえます。
この場合、就業時間中、上司から監視されているような気持ちになり、プレッシャーと同時にストレスを感じてしまいかねません。

オフィス内の温度

寒すぎ、暑すぎ問題

従業員がストレスを感じやすいオフィスの特徴として、室内の温度も挙げられます。
オフィスの適正温度は労働安全衛生法にて、「室内の気温が17度以上28度以下及び湿度が40%以上、70%以下になるように努めなければならない」とされています。

これにならい、冷房によって、作業に支障を来さない温度設定で従業員のストレスを軽減する必要があります。

ですが、すべての人が冷房を得意としているわけではありません。
オフィスには冷房が苦手な人もいます。
エアコンメーカーであるダイキン工業株式会社が行った調査では、冷房が苦手と答えた男性は44.8%、女性では64.7%にものぼっています。[注1]

そのため、冷房が苦手な従業員のデスクを冷房から遠ざけるといった配慮も必要です。

[注1] 「夏場のエアコン利用と健康管理」に対する意識の調査 ダイキン工業株式会社

動線が確保されていない

移動がしにくい、コミュニケーションが取り辛い動線

オフィスの動線確保も従業員のストレス緩和に欠かせません。
従業員同士がすれ違えるくらいの幅が必要ですし、部署間の移動がスムーズに行える動線も必要です。
業務において、プロジェクトチームを結成するとなると、部署を越えて協力する場面があります。
現代ではメールはもちろん、チャットをはじめ、コミュニケーションツールはさまざまあるため、直接顔を向き合わせなくても業務のやり取りは可能です。

ですが、業務の細かい点や文章では伝えきれないニュアンスは直接伝えることが望ましいです。
そのようなときに、動線が確保されていないと、コミュニケーションツール上の伝達で終わり、結果、プロジェクトが失敗に終わってしまう可能性があります。

従業員のストレス軽減、業務効率向上のためにも、オフィスの動線はしっかりと確保しましょう。

圧迫感や緊張感があるレイアウト

集中しやすい配置を

動線を確保する際は、圧迫感のないオフィスレイアウトを心がけましょう。
メインの動線付近にデスクを設置してしまうと、そこに座る従業員がストレスを感じてしまいます。
また、書類を保管しておくラックがオフィス内にある場合、圧迫感を生まないためにもデスクからは遠ざけるようにしましょう。

書類の保管場所が煩雑

最近ではデータで書類を保管するケースが多くなっていますが、重要な書類はいまだに紙で保管している企業も多くあります。
このような書類の保管が煩雑な場合も、従業員にストレスを与えてしまいます。

書類が煩雑に管理されている状態だけでなく、データファイルの管理が煩雑な状態も、従業員のストレスになってしまいます。

オフィスにある共有の情報は必ず決まった手順や方法で保管するようにしましょう。

煩雑な書類管理は情報流出の恐れもある

書類の管理が煩雑になっていると、社員のストレス増加、業務効率低下以外にも情報流出につながりかねないというリスクがあります。
書類のなかには、企業の内部情報や個人情報が含まれていることがあり、これらの情報が流出してしまうと企業の信頼を傷つけてしまい、その後の企業活動に影響を及ぼしかねません。

オフィスの明かりが強い

明るすぎてもストレスに

オフィスのなかの明かりが強すぎるのも、社員のストレス増加につながってしまいます。
強いオフィスの明かりに加えて、社員はパソコンやスマホの画面からも刺激を受けています。
そのため、光による眼精疲労の蓄積、さらには肩こりや頭痛につながってしまい、ストレスが溜まっていってしまいます。

適切なオフィスの明るさは

逆に自然光が入る職場の社員のストレスは低い

ある調査によると、職場の空気を改善すると精神状態がよくなることや、自然光が差し込み眺めがよい職場の社員は、ない環境での仕事に比べて「仕事の成果が上がった」回答しており、働く場所の環境に自然を取り入れることでストレスを軽減させることができます。

また、立地的に太陽光が当たらない場合でも、自然光に近いライトなども販売されており、こういったものに変更するだけでも効果が見込めます。

社員が働きやすいオフィス作りを目指そう

社員が一日のほとんどを過ごすオフィスは、快適な環境であることが欠かせません。
社員がストレスを感じてしまうようなオフィスレイアウトでは、作業効率の低下につながってしまい、社員の時間外労働発生の可能性もあります。

このような悪循環を生まないためにも、社員が働きやすいオフィスレイアウトを心がけましょう。

オフィスデザインからレイアウト、移転までお手伝いするハタラクバデザインでは、豊富な知識と実績を活かし、一つひとつの企業の働き方にぴったりのオフィスデザインを提案いたします。
オフィスのデザイン・レイアウト作成だけでなく、テナント物件のご紹介から内装工事を含む各種工事、オフィス家具の設置にいたるまで、ワンストップで実施できるところが強みです。
自社の働き方やコンセプトに合ったオフィスをお探しの方や、既存のオフィスに課題を感じている方は、ハタラクバデザインへお気軽にご相談ください。

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この記事の監修者

ハタラクバデザイン 編集部

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