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【小規模オフィスレイアウト事例】狭くても快適なオフィスに!工夫する場合のコツを解説します。

小規模オフィスは、コスト効率や柔軟性など多くのメリットがありますが、いくつかの注意点も存在します。 オフィスが小さい場合、遮音性や収納、コミュニケーションなどの課題が起こりやすい傾向にあります。 また、社員の快適さや仕事の効率を最大化するためには、ワークスペースの配置や共用スペースの設計を工夫することが求められます。 この記事では、小規模なオフィスでも、こういった課題を改善するレイアウトのポイントを弊社の事例を基に解説していきたいと思います。

目次[非表示]

  1. 小規模オフィスのメリット
    1. コスト効率が良い
    2. 柔軟性の高さ
    3. コミュニケーションがしやすい
    4. より親密な社内関係
    5. 効率的
    6. カスタマイズがしやすい
    7. 迅速な採用や人材の教育
    8. イノベーションを促進しやすい
  2. 小規模オフィスの注意点
    1. スペースの制約
    2. 人員増加のリスク
    3. 社員の多様なニーズに対応する難しさ
    4. プライバシーの問題
    5. オフィス設備やサービスの限界
    6. 外部との隔たり
    7. 社員の過密感
  3. 小規模オフィスをレイアウトする場合に気を付けたいポイント
    1. コンセプトを決める
    2. ゾーニング・動線計画
    3. 騒音・プライバシーの確保
    4. 増員の可能性も考えてレイアウト設計する
    5. 家具・インテリアの選定
  4. 小規模オフィスをレイアウトする場合のポイント
    1. 執務エリア
    2. ミーティングエリア
    3. 集中エリア
    4. カフェエリア
    5. リラックスエリア
  5. おしゃれな小規模オフィスレイアウト事例
  6. オフィス移転・レイアウトは実績が豊富なハタラクバデザインへご相談ください。
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小規模オフィスのメリット

コスト効率が良い

賃貸費用が安い: 小規模なオフィスは、広いオフィスと比べて賃貸料が比較的安価で済むため、運営コストを抑えることができます。 特に都市部や人気エリアでのオフィス賃貸料が高い場合、このメリットは大きいです。

柔軟性の高さ

少人数で運営されているため、意思決定が速く、柔軟に対応できます。 大規模なオフィスでは、階層が多くなるため意思決定に時間がかかることがありますが、小規模オフィスではそれが少ないです。

コミュニケーションがしやすい

フラットな組織文化: 小規模オフィスでは社員同士が顔を合わせる機会が多いため、情報共有がスムーズで、コミュニケーションの障害が少なくなります。 社員間の距離も近いため、意見交換やアイディア出しが活発に行えます。 少人数だと、各メンバーが互いの仕事や役割を理解しやすく、チームワークが自然と強化され、協力し合う文化が育ちやすくなります。

より親密な社内関係

小規模オフィスでは、全員が顔を合わせる機会が多いため、社員同士のつながりが深まりやすいです。 また、上司と部下の距離が近いため、風通しの良い環境が作りやすいです。 社員一人一人の意見やニーズに応じた対応がしやすいので、社員の満足度やエンゲージメントが向上することがあります。

効率的

広いオフィスの場合、無駄な移動が増えることがありますが、小さなオフィスではそのような問題が少ないです。 また、オフィススペースが限られているため、レイアウトや家具配置を工夫して、作業効率が良くなるような環境を作りやすいです。

カスタマイズがしやすい

小規模オフィスは、レイアウトやデザインに自由度が高いです。 限られたスペースを最大限に活用するために、オフィスのスタイルやインテリアを思い通りにカスタマイズできます。

迅速な採用や人材の教育

少人数のチームであれば、人員の採用や配置転換がスムーズに行えます。 急な事業変更や新規プロジェクトに対応しやすいです。 また、少人数なので、新入社員や若手社員に対する教育・指導が手厚くなり、社員一人一人の成長が促進されやすいです。

イノベーションを促進しやすい

少人数の環境では、意見交換がしやすいため、社員が自由にアイディアを出し合いやすくなります。 社内のイノベーションを推進するための良い土壌が作りやすいです。 また、組織変更や新しいシステムの導入、業務フローの変更などがスムーズに行えます。

小規模オフィスの注意点

スペースの制約

小規模オフィスでは、どうしてもスペースが限られているため、社員一人一人の作業エリアや、共有スペースが狭くなりがちです。 社員数が増えると、物理的にスペースが不足することもあります。 必要なファイルや資料、備品を整理する場所が限られているため、効率的な収納方法や工夫が求められます。 物が溢れやすくなると、オフィス全体の雰囲気や生産性にも影響が出ることがあります。

人員増加のリスク

小規模オフィスでは、社員数の急激な増加に対応するのが難しいことがあります。 新たに社員を増やす場合、スペースや設備を増やす必要があり、それが予算やスケジュールに影響する可能性があります。 また、少人数で運営されることが多いため、リソースが限られます。 大規模なプロジェクトに取り組む際、リソース不足で負担が大きくなる可能性があります。

社員の多様なニーズに対応する難しさ

少人数でも、働き方に対するニーズが異なる場合があります。 例えば、一部の社員は集中できる静かなスペースを求め、他の社員はチームでのコラボレーションを重視することがあります。 小規模オフィスでは、こうした多様なニーズに全員が満足する形で対応するのが難しくなることがあります。

プライバシーの問題

小規模オフィスでは、社員同士の距離が近いため、プライバシーが確保しにくくなる場合があります。 電話やミーティングでの内容が他の社員に聞こえてしまったり、個人的なスペースが確保できなかったりすることがあります。 また、騒音や人の出入りが多い場所では、集中して仕事をするのが難しくなることがあります。特に、オープンなオフィス環境ではこの問題が顕著です。

オフィス設備やサービスの限界

小規模オフィスでは、特に大きな会議室や専用の休憩室、トレーニングルームなど、広いスペースや特別な設備が限られていることがあります。 そのため、大規模な会議やプレゼンテーションを行う際に、場所や設備が足りなくなることがあります。 オフィスの規模が小さい場合、ITインフラの整備が難しくなることもあります。 例えば、サーバーやネットワーク設備のスペースや管理が難しく、セキュリティやデータ管理に不安が残ることもあります。

外部との隔たり

小規模オフィスでは、取引先や顧客を迎えるための十分な応接スペースがない場合があります。 例えば、オフィスに来訪者を招いた際に、会議室が狭かったり、プライバシーが十分に確保できなかったりすることがあります。

社員の過密感

小規模オフィスは、社員同士の距離が近いため、作業環境が過密になる可能性があります。 特に席の配置や机の間隔を狭くすると、社員がストレスを感じたり、モチベーションが低下することがあります。 小規模なオフィスでは、社員数や事業規模が増加するにつれて、物理的なスペースが足りなくなる可能性があり、オフィスの拡張が必要になることがあります。

小規模オフィスをレイアウトする場合に気を付けたいポイント

コンセプトを決める

小規模オフィスのコンセプトを考える際には、限られたスペースを最大限に活用し、社員が効率的に働ける環境を作ることが重要です。 また、企業のブランドや文化を反映させることも、オフィスの雰囲気を一貫性のあるものにするために必要です。 オフィスのカラーは、ブランドのイメージやオフィスの目的に合わせて決めると良いでしょう。

ゾーニング・動線計画

オフィス内での移動がスムーズになるように、動線を整理することが重要です。例えば、コピー機やプリンターなど共通の設備は、全員がアクセスしやすい場所に配置すると便利です。 また、会議室や個別の作業スペースなど、プライバシーを必要とするエリアと共用エリアを分けることも考慮しましょう。

騒音・プライバシーの確保

特に電話や個別の作業が多い場合、他のスタッフに干渉されずに集中できる空間が必要です。 集中ブースやデスク間の仕切りを設けることで、個人のプライバシーを守りやすくなります。

増員の可能性も考えてレイアウト設計する

小規模オフィスをレイアウトする場合は、特に、社員数の増加や業務の変化に対応するために、事前にオフィス環境やインフラの拡張性を考慮しておくことが重要です。 フリーアドレスの導入や部屋の広さや用途に合わせてカスタマイズできる家具などを採用することで、人員が増加してもデスクスペースを増やしやすく、柔軟に対応できます。

家具・インテリアの選定

色合いもオフィスの雰囲気を大きく左右します。 小規模オフィスに統一感を持たせるためには、色、素材、デザインの一貫性が鍵となります。 家具やインテリアに統一感を持たせることで、全体の調和が取れ、まとまりのある印象を与えられます。 オフィスのテーマやブランドイメージに合った家具を選び、デザインの調和を意識して配置しましょう。

小規模オフィスをレイアウトする場合のポイント

執務エリア

◆フリーアドレスデスクでスペースを効率化 執務エリアに固定席を設ける場合、通常は広いスペースが必要となりますが、フリーアドレスデスクを使用することによって小さいスペースでも複数人で作業することが可能になります。 また、個人・チーム・グループどの活動にも対応可能なフレキシブルで部門間を超えたコラボレーションが生まれやすい空間が作れます。

詳しくはこちら:株式会社黒田生々堂 名古屋支店レイアウト

ミーティングエリア

◆会議室に昇降タイプの会議テーブルを使用し、会議を効率化 会議室には目的や時間に合わせて高さを変えられる昇降デスクを設置することで、ミーティングだけでなく、応接室として使用することも可能になります。 また、立ちミーティングとしても使用できるため、会議の効率化が図れます。 照明には存在感のあるペンダントライトを使用することで、無機質な印象を与えることもありません。

詳しくはこちら:株式会社黒田生々堂 名古屋支店レイアウト

集中エリア

間仕切りに壁を使用することで、パーティションを設置する場合より、視線や雑音を遮ることができます。 壁に高さがあるため、作業中に周囲の視線や雑音を気にせず、集中して業務に取り組めます。

詳しくはこちら:株式会社黒田生々堂 名古屋支店レイアウト

カフェエリア

木目デザインのデスクやチェアを使用することで、カフェのような空間を演出できます。 木目デザインには、リラックス効果があるため、ちょっとした休憩や雑談ができるエリアに使用することで、効率的に疲労を軽減することができます。

詳しくはこちら:株式会社黒田生々堂 名古屋支店レイアウト

リラックスエリア

チェアにはソファを使用し、家にいるようなリラックスした気持ちで仕事が出来るエリアにすることで、いつもと違う気分で仕事に取り組める環境にできます。 また、ソファには収納機能もあり、備蓄品や防災用品を収納できるため、収納スペースの削減にも繋がります。

詳しくはこちら:株式会社黒田生々堂 名古屋支店レイアウト

関連記事:【SOHO必見】狭い小さな事務所のためのオシャレなレイアウトについて解説!

おしゃれな小規模オフィスレイアウト事例

【オフィスデザインコンセプト】これからの働き方をデザインしたオフィス 【課題点】オフィスが小さく、効率的に仕事が出来ていない。整理整頓もできていないが収納スペースには限りがある。 【レイアウトポイント】小さいオフィスの場合は、狭いスペースを有効に使うことや、家具を厳選し、実際より広く見せることがポイントです。 今回の事例では、ABWの考えを取り入れ、5つのエリアで各自が仕事内容や気分に合わせて、好きな場所で働ける空間に仕上げています。

【Before】

【After】

オフィス見学会はこちら:株式会社黒田生々堂 オフィス見学会

オフィス移転・レイアウトは実績が豊富なハタラクバデザインへご相談ください。

オフィスが狭くても、工夫次第で快適な環境を創ることは可能です。 弊社も課題がたくさんありましたが、レイアウトを工夫することで効率よく、誰もが快適に過ごせるオフィスに変えることができました。 小規模オフィスのレイアウトでお悩みの際はぜひ参考にしていただけると幸いです。 オフィスデザインからレイアウト、移転までお手伝いするハタラクバデザインでは、豊富な知識と実績を活かし、一つひとつの企業の働き方にぴったりのオフィスデザインを提案いたします。 オフィスのデザイン・レイアウト作成だけでなく、テナント物件のご紹介から内装工事を含む各種工事、オフィス家具の設置にいたるまで、ワンストップで実施できるところが強みです。 自社の働き方やコンセプトに合ったオフィスをお探しの方や、既存のオフィスに課題を感じている方は、ハタラクバデザインへお気軽にご相談ください。




ハタラクバデザイン 編集部
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ハタラクバデザインはオフィスデザインやオフィスレイアウトに関するノウハウを提供しています。

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