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【オフィスの天井工事とは?】費用の相場や手順をご紹介

オフィスの天井工事は、職場環境の改善や建物の機能性向上を目的として行われます。この記事では、天井工事の費用の相場やその重要性、工事における一般的なプロセスについて解説します。

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目次[非表示]

  1. オフィスの天井工事の目的
  2. オフィスの天井工事の一般的な費用
  3. 天井の種類
  4. システム天井の種類
  5. 天井工事を依頼する場合の業者の選び方
    1. 経験と実績
    2. 提案力と理解度
    3. コストパフォーマンス
    4. コミュニケーション能力
  6. オフィスの天井工事の流れ
    1. 1.現状の確認と要件整理
    2. 2.業者の選定
    3. 3.工事計画の策定とスケジュールの決定
    4. 4.契約締結と施工
    5. 4.完了確認とアフターケア

オフィスの天井工事の目的

オフィスの天井工事は、見た目の改善や機能の向上を目的に行われます。例えば、古くなった天井材を新しくすることで、明るく清潔感のある空間を演出できます。これにより、従業員の士気向上や来訪者に対する印象を良くすることが可能です。

また、天井工事は遮音性や断熱性の向上にも寄与します。特にオープンスペースのオフィスでは、この機能改善が必要不可欠です。結果として、快適な職場を提供するために、天井の改修は重要な役割を果たします。

オフィスの天井工事の一般的な費用

オフィスの天井工事にかかる費用はプロジェクトの規模や内容によって大きく変わります。
一般的に総額で数十万円から数百万円に及ぶことがあり、小規模な改装の場合でも50万円からが目安です。中規模以上になると、数百万円に達することが多くなり、全面改修を伴う大規模プロジェクトではさらに高額になる傾向があります。また、地域によっても価格帯が異なるため、都市部での工事は他の地域よりもコストが高くなる傾向にあります。

天井の種類

在来工法天井

天井の骨組みに石膏ボードや岩綿吸音板などの仕上げ材を張る工法で、オフィスで最も普及している工法です。

タッカー留めやビス留めが一般的で、傷が目立たないようなトラバーチン模様が用いられています。 メンテナンスがしやすく、交換等も行いやすいといった特徴があります。 ただし、天井設備の移動が難しく、防音対策やレイアウト変更に対応しにくいといったデメリットもあります。

システム天井

照明やスピーカーなどが一体化しているタイプの天井です。 システム天井は「ライン天井」と「グリッド天井」の2種類があります。

スケルトン天井

仕上げ材を撤去し、天井設備、コンクリートや配管などがむき出しになっているタイプです。 天井の高さを限界まで使えて、空間に広がりが生まれる効果があると同時に、築年数が旧く天井が低い建物のリノベーションでも使える方法です。 デザイナーズオフィスで採用されることが多く、おしゃれな印象を与えます。 注意点としては暖房や冷房が効きにくいといった点や、音が反響しやすい点、費用がかかってしまう点が挙げられます。

システム天井の種類

1.ライン型

天井材と設備・機器等が一体化し、照明等の機器を一方向に配置する工法です。 設備を設置するライン間隔は任意で決めることができ、設備機器の移動も比較的簡単です。 また、照明が一定間隔で配置されているため、部屋全体の照度を平均化できるといった特徴があります。 注意点としては、照明の方向を変えるのが難しい点や地震など揺れに弱い点です。

2.グリッド型

格子状の骨組みに仕上げ材をはめ、照明をはじめとした設備機器を設置するタイプの天井です。 仕上げ材や設備機器の任意の部分を取り外せるため、レイアウト変更がしやすく柔軟性が高く、意匠性に優れており、見栄えが良いのが特徴です。 パネルの大きさは600mm角や640mm角が一般的です。

天井工事を依頼する場合の業者の選び方

経験と実績

まず重視すべきは、業者の経験と実績です。過去のプロジェクトの数や規模、そしてその成果を確認することで、その業者の専門性や信頼性を把握することができます。オフィスの天井工事は専門的な知識と技術を必要とするため、実績の豊富な業者を選ぶことが重要です。

業者のホームページや口コミサイトをチェックし、他の顧客からの評価も参考にしましょう。また、施工前に過去の事例を具体的に提示してもらうことも、信頼性を測る一助となります。

提案力と理解度

業者の提案力と依頼者のニーズへの理解度も重要な選定基準です。顧客の要望に沿ったプランを提案できる業者は、柔軟な対応力を持っていると言えます。

業者と直接打ち合わせを重ねる中で、提案内容が具体的かつ明確であるかを確認しましょう。あなたの要望をしっかりと聞き入れ、その上で最適な解決策を提示してくれるかどうかが鍵となります。

コストパフォーマンス

業者選択において、コストパフォーマンスの評価も欠かせません。見積もりを依頼した際には、その内訳や明細を透明に示してもらいましょう。複数の業者から見積もりを取得し、費用とサービス内容を比較することで、適正価格を判断する材料が得られます。

コミュニケーション能力

業者のコミュニケーション能力も選定において重要な位置を占めます。プロジェクトがスムーズに進行するためには、業者との良好なコミュニケーションが欠かせません。

応答の迅速さ、対応の誠実さ、問題発生時の処理能力などをチェックし、信頼できるコミュニケーションが取れる業者を選びましょう。これにより、工事中のトラブルも未然に防ぐことができます。

オフィスの天井工事の流れ

1.現状の確認と要件整理

最初のステップは、オフィスの現状を確認し、工事に必要な要件を整理することです。これには、天井の老朽化の度合いや既存の設備設置状況のチェックが含まれます。また、従業員の意見や業務に必要な天井機能を考慮し、改善したいポイントを明確にしましょう。

2.業者の選定

次に行うのが、適切な業者の選定です。実績や専門性、顧客の評判などを基に信頼できる業者を数社選びます。その後、現地調査とヒアリングを実施してもらい、具体的な見積もりを取得します。

見積もりを比較する際は、工事範囲や使用材料、施工期間、価格のバランスを検討しましょう。安さだけにとらわれず、質と納期、顧客サービスの良さも評価に加え、最も適した業者を選ぶことが大切です。

3.工事計画の策定とスケジュールの決定

業者が決定したら、次に具体的な工事計画を策定します。業者と協力して、天井工事の詳細スケジュールを設定し、各工程がオフィス業務に与える影響を最小限にするよう調整します。

特にオフィスの稼働を停止できない場合には、作業を時間外や休日に行うなどの工夫が求められます。

4.契約締結と施工

計画が整ったら、契約を締結し、工事を実施します。契約書には、工事内容や費用、納期、保証条件などが詳細に記載されており、理解した上でサインすることが大切です。

施工が開始されたら、定期的に進捗を確認し、必要があれば微修正を行います。業者との意思疎通を保ち、予定通りに円滑に進むよう努めましょう。

4.完了確認とアフターケア

工事が完了したら、最終的に完成した天井の確認を行い、仕様通りに仕上がっているかをチェックします。問題があれば、即座に業者に連絡し、修正を依頼しましょう。

また、天井は長期的に利用されるため、アフターケアについても確認しておくと安心です。定期的な点検やメンテナンス契約を検討し、オフィスの快適さを長期間維持できるようにしましょう。

オフィスの天井工事の事例

天井にルーバーを使用

天井にルーバーを設置し、カフェのような雰囲気に仕上げた例です。 天井ルーバーは奥行きを出すこともできるため、天井を実際よりも高く見せることも可能です。 また、ルーバーで空調装置を隠すことも可能です。

天井をあえてむき出しに

コンクリートや配管をあえてむき出しにすることで、より開放的でおしゃれな雰囲気に仕上げています。 天井をむき出しにすることで、閉塞感がなくなり、オフィスっぽさを無くすことができます。

オフィスの天井工事は実績が豊富なハタラクバデザインへご相談ください

天井はオフィスの雰囲気を大きく変えられる場所の1つです。 選ぶタイプによってデメリットが異なるため、事前に目的にあっているか検討することが大切です。 天井のレイアウト変更を検討されている場合は早い段階で、プロにご相談することをオススメします。 オフィスデザインからレイアウト、移転までお手伝いするハタラクバデザインでは、オフィスのデザイン・レイアウト作成だけでなく、テナント物件のご紹介から内装工事を含む各種工事、オフィス家具の設置にいたるまで、ワンストップで実施できるところが強みです。 移転や各種工事をご検討されている場合は、ハタラクバデザインへお気軽にお問い合わせください! お問い合わせ・お見積もりはこちら

ハタラクバデザイン 編集部
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