
【オフィスのタイルカーペットの選び方】選ぶ際のポイントやおしゃれな事例を解説。
タイルカーペットは、正方形や長方形、六角形などのパネル状のカーペットを、1枚ずつ敷き詰めたものです。 色や柄のバリエーションが豊富で、オフィスや各種施設の床材として広く使用されています。 この記事では、オフィスでタイルカーペットを使用するメリットや種類、使用する場合の注意点などを解説します。
オフィスでタイル カーペットを使用するメリット
メンテナンスが簡単
タイルカーペットは、掃除機や中性洗剤で簡単に掃除ができます。 耐久性に優れ、一般的に5~6年程使用でき、部分的にタイルを交換できるため、きれいな状態を保ちやすいといったメリットがあります。
デザインの自由度が高い
タイルカーペットは、様々な色やデザイン、厚みのものが用意されているため、デザインの自由度が高いです。 様々な色やデザインで床面を装飾でき、企業の個性の表現や、クリエイティブな空間が作れます。 また、タイルカーペットの色やデザインを空間ごとに変えることで、ゾーニングにも役立てられます。
断熱性や防音性に優れている
タイルカーペットは断熱効果や防音効果が期待できます。 タイルカーペットを敷くことで、温度が下がりにくくなり、オフィス内の室温を保持しやすくなります。 また、足音など周囲の騒音を吸収するため、快適な音環境が求められる場合にも役立ちます。
オフィスのタイル カーペットを選ぶ際のポイント
耐久性
タイルカーペットを使用する場合は、それぞれの場所にあったタイプのものを選びましょう。 エントランスなどの人通りの多い場所は、耐久性の高いタイプのものが適していますが、休憩スペースなど裸足で歩く場所に使用する場合は、柔らかいタイプのものが適しています。
デザインと色選び
タイルカーペットのカラーやデザインは、その空間の印象を左右します。 暗い色は落ち着いた印象を与えやすく、明るい色は解放感のある印象を与えやすいです。 エリアごとに使用する色やデザインを変えることで、エリアのゾーニングにも役立ちます。
遮音性
タイルカーペットは、繊維やパイル構造によって騒音を吸収し、歩行音や会話音を低減する効果があります。 ウールやポリエステルなど、高い吸音性能を持つ素材を選ぶことで、より効果的な騒音軽減を期待できます。 また、カーペットの厚みがあるほど、音を吸収しやすくなります。設置する場所の特性に合わせて、最適な厚みを選ぶことが大切です。
湿度が高い場所への設置リスク
タイルカーペットは湿気に弱いため、湿度が高い場所への設置には慎重な判断が必要です。 床とカーペットの間に湿気がこもりやすく、ダニやカビなどが発生しやすくなるためです。 カビや雑菌が繁殖することで、オフィス空間に不快な匂いが広がりやすくなる可能性もあるため、注意が必要です。
オフィスのタイル カーペットの種類
素材
タイルカーペットの素材は、大きく「ナイロン」「ポリプロピレン」「ポリエステル」の3つに分けられます。
◆ナイロン ナイロン素材のタイルカーペットは、耐久性や耐摩耗性に優れ、汚れがつきにくいという特徴があります。 パイルに弾力があり、耐久性に優れているため、人の行き来が多い、オフィスでの使用に適しています。 ポリプロピレン製のタイルカーペットよりもコストがかかりますが、丈夫なため、長期的に使用できます。
◆ポリプロピレン ポリプロピレン素材のタイルカーペットは、他の素材と比べ機能は劣りますが、コストを抑えられます。 耐久性が高くないため、人通りの多い場所で使用する場合は、定期的な交換が必要となります。
◆ポリエステル ポリエステル素材のタイルカーペットは、ナイロンに次いで耐久性に優れ、保温効果が高いのといった特徴があります。 他の素材と比べ、触り心地が滑らかで、色褪せにも強いため、色合いを長く保持することができます。 また、ナイロン製よりもコストが抑えられるといった特徴もあります。
パイル
タイルカーペットのパイルとは、表面の繊維の束のことで、カーペットの見た目や踏み心地に影響します。 タイルカーペットのパイルの種類も、大きく3種類があります。
◆ループパイル ループパイルは、毛足が輪になっているタイプで、埃がつきにくく、耐久性が高いといった特徴があります。 さらっとした肌触りで、弾力性が高いため、オフィスやホテルなどでよく使用されます。
◆カットパイル カットパイルは、毛先をカットしてそろえたタイプで、防音性に優れ、踏み心地が柔らかいといった特徴があります。 弾力性や耐久性はループパイルにやや劣るため、歩行量の少ない場所や踏み心地を重視したい場所での使用に適しています。
◆カット&ループパイル カット&ループパイルは、カットパイルとループパイルを組み合わせたパイルで、肌さわりや弾力性に優れています。 デザイン性や耐久性も高いことから、オフィスや家庭など幅広く使用されています。
オフィスのタイル カーペットの厚み
一般的なタイルカーペットの厚みは5~6.5mm程度ですが、6mm以上の分厚いものもありますが、 タイルカーペットの厚みは、断熱性や防音性に影響します。 分厚いものほど弾力性が高く、踏み心地が柔らかくなります。 また、防音効果も高く歩行音を吸収してくれるため、会議室など音が漏れるのを防止したい場所での使用に適しています。
おしゃれなオフィスのタイルカーペット事例
◆社員同士の交流による新たなアイデアの創出と「オン」「オフ」を切り替えられるオフィスに。
詳しくはこちら:フィルメック株式会社様
◆移転リニューアル事例
詳しくはこちら:独立行政法人中小企業基盤整備機構 近畿本部様
◆集中して仕事ができるオフィス空間に。
詳しくはこちら:山一化工株式会社様
まとめ
この記事では、オフィスに最適なおすすめのタイルカーペットについて解説しました。適切なタイルカーペットを選ぶことで、断熱性や防音性といった効果が期待できます。 また、タイルカーペットは、オフィスの印象を決める重要な要素の1つです。 タイルカーペットの張替えを検討している方は、ぜひハタラクバデザインへお問い合わせください。 オフィスの設計から導入までお手伝いするハタラクバデザインでは、テナント物件のご紹介から内装工事を含む各種工事、オフィス家具の設置にいたるまで、ワンストップで実施できるところが強みです。 複数の有資格者を保有しており、現在、大阪市周辺で年間200件以上のオフィス施工実績があります。 各種工事をご検討されている場合は、ハタラクバデザインへお気軽にお問い合わせください。 大阪市周辺のオフィスに関して、200件以上の実績があるハタラクバデザインへお気軽にお問い合わせください。