【事務所内装事例10選】おしゃれな事務所の内装を作るコツや費用、手順について解説します。

事務所内装は、社員の生産性や快適性に直接影響を与えるため、慎重な計画が求められます。 効果的な内装を実現するためには、単に見た目の美しさを追求するだけでなく、機能性や社員の働きやすさも考慮に入れる必要があります。 この記事では、事務所のデザインのコツや費用、注意すべきポイントについて解説します。

目次[非表示]

  1. 事務所の内装工事の一般的な費用
  2. 事務所内装のデザインの工程
    1. ニーズの把握
    2. コンセプト設計
    3. 詳細設計と計画
    4. 施工と管理
    5. 完成と引渡し
  3. 事務所の内装制限
    1. 1.内装材の不燃性
    2. 2.防火区画の設置
    3. 3.防火設備の配置
  4. 内装デザインで注意すべきポイント
  5. 内装デザインを成功させるための秘訣
    1. 専門業者の選定
    2. 現場との対話
    3. 社員の意見を反映
    4. 細部へのこだわり
  6. 事務所の内装をおしゃれにするポイント
    1. カラースキームの選定
    2. 素材の組み合わせ
    3. 照明のデザイン
    4. アートやデコレーションの活用
  7. おしゃれな事務所の内装事例10選
    1. 大鉄工業株式会社 様 情報システム部
    2. 某企業 様
    3. 株式会社黒田生々堂 本社オフィス MELANGER―メランジェ―
    4. 安田産業株式会社様
    5. 株式会社モリタ 情報システム部様
    6. フィルメック株式会社様
    7. 白石工業株式会社 白石カルシウム株式会社 東京本社様
    8. よしだ経営労務事務所様
    9. 株式会社黒田生々堂 名古屋支店
    10. 株式会社ソーキ様
  8. 事務所のデザイン・レイアウトは実績が豊富なハタラクバデザインへご相談ください。

事務所の内装工事の一般的な費用


事務所内装にかかる費用は、空間の広さや希望するデザインによって大きく異なります。以下は一般的な内装費用の目安です。
小規模オフィス: 10坪程度のオフィスであれば、基本的な内装および家具の設置で50万~150万円程度が目安となります。
中規模オフィス: 約50坪のオフィスでは、150万~500万円程度がかかることが一般的です。
​​​​​​​大規模オフィス: 100坪以上のオフィスでは、デザインや設備の充実度に応じて500万円以上の費用が発生する場合があります。 デザインの内容や使用する素材、設備によって費用が大きく変動するため、複数の業者に見積もりを依頼し、最適なプランを選ぶことが大切です。

事務所内装のデザインの工程

事務所内装のデザインプロセスは、以下のステップで進行します。

ニーズの把握

新しい内装デザインを構築するうえで、まずはオフィスの使用目的や空間の使い方を明確にしましょう。 社員の意見や業務内容を考慮し、例えば「集中できる空間が必要」「軽食スペースを設けたい」などの具体的なニーズを把握しましょう。

コンセプト設計

オフィスの目的や企業文化に合ったデザインコンセプトを立てましょう。 内装のスタイルや、色使い、素材選び、家具のスタイルの選定もこの段階で行います。

詳細設計と計画

具体的なレイアウト図を作成し、配置する家具や設備を決定しましょう。 この段階で、予算や納期も考慮しておきましょう。 デザイン費用だけでなく、施工費用や家具の購入費用を含め、トータルでの予算感を持つことが重要です。

施工と管理

選定した業者を通じて、具体的な内装工事が始まります。 設計通りに進行しているかを定期的に確認し、問題発生時には迅速に対応しましょう。 業者との打ち合わせをしっかり行い、進捗状況を確認することが重要です。 施工後は、デザインが実際に機能しているかの検証も欠かせません。 必要に応じて修正を加えることも考慮しましょう。

完成と引渡し

内装が完成したら、最終検査を行い、問題がないことを確認したうえで、正式に引き渡します。 必要に応じて、微調整を行いましょう。

事務所の内装制限

オフィスの内装デザインは、建築基準法および消防法の規定を遵守する必要があります。これにより、内装材の使用に関する特定の制限が生じ、特に壁材や床材、天井材、さらに防火性能を持たせたドアやパーティションの使用に厳しい基準が設けられます。

1.内装材の不燃性

建築基準法では、内装に使用する材料が一定の不燃性を持っている必要があります。これにより、火災発生時の延焼を防ぐことが図られます。

2.防火区画の設置

消防法では、防火区画についての規制が定められており、火災時に煙や炎の広がりを抑えるために必要な壁や天井の仕様を遵守することが求められます。

3.防火設備の配置

避難経路や防火シャッターなど、緊急時に機能する防火設備の設置位置についても規定があります。内装デザインの段階でこうした設備の配置を考慮することが必要です。

内装デザインで注意すべきポイント

事務所内装デザインを進める際には、いくつか注意すべきポイントがあります。 企業文化への適合: 内装は企業の文化やブランドイメージを反映すべきです。社員や来訪者に適切なメッセージを伝えることが求められます。

機能性と効率性: 美しいだけでなく、業務が円滑に行える配置や設備を優先すべきです。

柔軟性と将来性: 企業の成長や変化に対応できるよう、柔軟に変更可能なデザインを心掛けましょう。

予算管理: 最初に設定する予算を厳守し、予算オーバーを避けるための計画が必要です。 これらのポイントに注意しつつ、プロジェクトを進めることで、理想的なオフィス空間が実現できます。

内装デザインを成功させるための秘訣

成功した事務所内装デザインの実現には、以下の秘訣があります。

専門業者の選定

実績や評判を基に、信頼できる業者を選定しましょう。プロによるアドバイスは、デザインの成功に欠かせません。 資料やオンライン検索を通じて、候補となる業者をリストアップし、過去の実績や評価サイト等を活用することで、適切な専門業者を選定できます。

現場との対話

設計者や施工業者との定期的なミーティングを行い、設計や施工の進捗を確認することが重要です。

社員の意見を反映

実際に働く社員の声を取り入れ、彼らの要望や意見を反映したデザインを行うことが、快適なオフィス環境の実現につながります。

細部へのこだわり

デザインの細部にこだわり、質の高い空間を提供することで、企業の顔としてのオフィスの価値を高めます。 色合いや形状など、細部の統一感を意識することで、調和の取れた空間が作れます。 質の高いデザインは、利用者や訪問者から高い評価や称賛を得ることができ、ブランドイメージやマーケティングにも貢献できます。

事務所の内装をおしゃれにするポイント

カラースキームの選定

ひとつの要素として、事務所全体の印象を左右するのがカラースキームです。 落ち着きのあるニュートラルカラーをベースに、ブランドカラーやトレンドカラーのアクセントを加えることで、全体として統一感を持たせつつ、デザインに活気を与えることができます。 また、色彩を使ったゾーニングにより作業スペースやリラックススペースを視覚的に区別することも効果的です。

素材の組み合わせ

異なる素材を組み合わせることで、立体感と奥行きを演出できます。 木材や金属、ガラスなどを組み合わせたデザインは、空間にダイナミックな効果をもたらします。 他にも、自然素材を取り入れることで、暖かみのある温もりを与えることができ、金属やガラスは近代的で洗練された印象を与えます。

照明のデザイン

照明は空間の雰囲気を大きく左右する重要な要素です。 多様なタイプの照明を層にして配置することで、必要に応じた明るさとムードを調整できます。 ダウンライトやペンダントライトを使って視覚的に面白みを加えたり、デスクごとに調節可能なタスクライトを配置して作業効率を高めるなど、機能性とデザイン性を両立しするとよいでしょう。

アートやデコレーションの活用

おしゃれな事務所にはアートや装飾が欠かせません。アートの選定には、企業のコンセプトや文化を反映した作品を選ぶと良いでしょう。 また、ウォールデコレーションや植物を挿し色に使い、心地よい視覚的変化を加えることも有効です。憩いの場には、居心地よい家具とともにこれらの要素を配置することで、リラックス効果をさらに高めます。

おしゃれな事務所の内装事例10選

大鉄工業株式会社 様 情報システム部

床材の色でゾーニングすることで、間仕切りを使用せずにエリア分けができ、圧迫感のない、明るく開放的な空間が生まれます。

また、植物やデザイン照明を取り入れることで、おしゃれでリラックスできる空間を演出できます。

事例はこちら:大鉄工業株式会社 様 情報システム部

某企業 様

こだわりの造作カウンターで理想的なリフレッシュエリアを構築。

ポータブルバッテリーを導入し、効率的で快適なオフィス環境を実現した内装事例です。

事例はこちら:某企業 様

株式会社黒田生々堂 本社オフィス MELANGER―メランジェ―

集中ゾーンやコラボレーションゾーンを作り、社員一人ひとりが、自分の業務内容や目的に応じて、場所・時間・手段を自由に選べる内装に。

効率性・創造性・快適性の向上を意識しつつ、ABWの考えを効果的に取り入れたデザイン事例です。

事例はこちら:株式会社黒田生々堂 本社オフィス MELANGER―メランジェ―

安田産業株式会社様

ストレスの軽減とコミュニケーションの促進を促す場として、執務スペース内にリフレッシュエリアを組み込んだデザイン事例です。

また、トレンドを多く取り入れた色味やデザインの什器を多く選定し、明るく統一感のある内装に仕上げました。

事例はこちら:安田産業株式会社様

株式会社モリタ 情報システム部様

グリーンや木目調の家具を取り入れ、明るくリラックスできる内装に。

今後、ABWを導入するため、ポータブルバッテリーや集中ブースなども導入し、社員が自律的に働く時間と場所を選択できるオフィスを目指しました。

事例はこちら:株式会社モリタ 情報システム部様

フィルメック株式会社様

木目調のテーブルとカラフルなチェアを使用し、自然と会話が弾むカフェのような雰囲気の内装事例です。

取引先の企業からの印象もよく、人材採用率の向上にも繋がりました。

事例はこちら:フィルメック株式会社様

白石工業株式会社 白石カルシウム株式会社 東京本社様

固定席・フリーアドレスエリア・リフレッシュエリア・集中エリアを設け、全従業員が快適に仕事ができるオフィス空間を実目指した事例です。

執務室内は見通しの良い空間造りを意識し、背の高い書庫などの配置は避け、全社員がコミュニケーションを取りやすいレイアウトとしました。

事例はこちら:白石工業株式会社 白石カルシウム株式会社 東京本社様

よしだ経営労務事務所様

来客にも対応できるスペースをつくり、動線を広く取ることで、落ち着いたゆったりとした空間を表現し、使い勝手の良いオフィスを目指した事例です。

アースカラーで什器とカーペットの色を統一し、ソファを暖色にすることで、空間にアクセントを加え、明るいオフィスを実現しました。

事例はこちら:よしだ経営労務事務所様

株式会社黒田生々堂 名古屋支店

狭いオフィスで生産性と効率性を高めるため、5つのエリアに分け、ABWの考えのもと、各自が仕事内容や気分に合わせて、好きな場所で働ける働く場にリニューアルした事例です。

個人、チーム、グループ、どの活動にも対応可能で偶発的なコミュニケーションを促し、部門間を超えたコラボレーションを生み出す場を目指しました。

事例はこちら:株式会社黒田生々堂 名古屋支店

株式会社ソーキ様

フリーアドレスデスクを活用した内装事例です。後ろを振り返るだけで社員同士の連携が取れるロの字型レイアウトを採用。

社員のモチベーションアップを図るため、イスの色を複数色取り混ぜカラフルな明るいオフィスにしました。

事例はこちら:株式会社ソーキ様

事務所のデザイン・レイアウトは実績が豊富なハタラクバデザインへご相談ください。

この記事では、事務所内装の基本的な概要、デザインのコツ、費用の目安、注意すべきポイント、成功の秘訣について解説しました。効果的なオフィスデザインは、企業の成長を後押しし、社員のモチベーションを高めます。ここで紹介した情報をもとに、貴社に最適な内装計画を実施してみてください。成功を収める事務所内装は、企業のさらなる発展に貢献するでしょう。 事務所の内装工事を検討されている場合は、ぜひハタラクバデザインへお問い合わせください。

オフィスの設計から導入までお手伝いするハタラクバデザインでは、テナント物件のご紹介から内装工事を含む各種工事、オフィス家具の設置にいたるまで、ワンストップで実施できるところが強みです。

複数の有資格者を保有しており、現在、大阪市周辺で年間200件以上のオフィス施工実績があります。 オフィスの環境の改善における各種工事をご検討されている場合は、ハタラクバデザインへお気軽にお問い合わせください。

ハタラクバデザイン 編集部
ハタラクバデザイン 編集部
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