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オフィスデザインのレイアウト・内装工事に関するブログ
更新日:2022/11/16
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ハーバード大学が実施した研究によると、オフィス内の空気環境は、応答時間や集中力など、従業員の認知機能や生産性に、大きな影響を与える可能性があることが明らかになりました。
オフィス内の二酸化炭素の割合が増えることで、頭痛を引き起こす可能性があります。
二酸化炭素の濃度が濃くなると、血中酸素濃度が下がり、体に酸素が送られなくなり、体内の様々な活動が行えなくなります。
この異常な状態を知らせるために頭痛などの症状があらわれます。
二酸化炭素濃度の上昇は眠気も引き起こします。
健康被害とまではいきませんが、パフォーマンスの低下やミスの増加などは業務効率を下げてしまいます。
公益社団法人空気調和・衛生工学会が行った実験結果でも、二酸化炭素濃度が高い環境では、集中力が低下し、作業量も減少する傾向にあることが解明されています。
オフィスにも、ハウスダストや建材から放出される化学物質などのアレルギー物質が混入が空気中に混ざっている可能性があり、
換気や空気清浄機を使用していない場合、化学物質の濃度も上昇します。こういった化学物質をたくさん吸い込むことでアレルギー症状を発生させる可能性があります。
1時間に10分程度の換気を行いましょう。
少ない頻度で長時間換気を行うよりも、回数を多く換気をする方が効果的なので、1時間に5分の換気を2回する方が換気の効果がより高まります。
窓がない場合は空気清浄機や扇風機・サーキュレーターなどを使用し、屋の奥から室外へ空気が流れるようにするとよいでしょう。
特に密になりやすい、会議室などでは1時間ごとに換気を行うことや、会議が終了後にはドアを開けておくなどルール化し、換気を習慣化できるようにすることをおすすめします。
フィルターにホコリや汚れが詰まったままの状態は、カビや雑菌が繁殖しやすくなります。
そのため、フィルターの掃除、交換も定期的に行いましょう。
掃除は2週間に1回、交換は1~2年に1度が目安です。
ハーバード大学院が行った調査では、グリーンビルディングの環境下では一般的な環境下より被験者の認知機能が平均で61%、また換気の頻度を上げ、さらに向上した「グリーン+」の環境下では2倍の認知機能が示されました。
認知機能別の結果としては、危機対応能力についてはグリーンが97%の向上、グリーン+は131%の向上となり、戦略立案能力は183%、288%の向上、情報活用能力は172%、299%それぞれ向上するという結果でした。
この調査の結果から、オフィス内のCO2レベルなどの空気質は社員の認知機能やパフォーマンスに大きく関係していることがわかります。
オフィスの空気環境は感染対策だけでなく、社員の健康やパフォーマンスに大きな影響を与えます。
よい空気環境を保てる運用方法を取り入れ、社員が安心して働ける、快適なオフィス環境を作りましょう。
オフィスデザインからレイアウト変更、移転までお手伝いするハタラクバデザインでは、豊富な知識と実績を活かし、一つひとつの企業の働き方にぴったりのオフィスデザインを提案いたします。
オフィスのデザイン・レイアウト作成だけでなく、テナント物件のご紹介から内装工事を含む各種工事、オフィス家具の設置にいたるまで、ワンストップで実施できるところが強みです。
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