オフィスにキャンプ場をつくろう｜アウトドア風の空間が企業にもたらすメリット

オフィス内にキャンプ場のようなアウトドア・レジャー要素を取り入れる新しいスタイルが、近年注目を集めています。自然を感じられるアイテムをオフィスに取り入れると、社員のメンタル面や仕事効率に良い影響があると言われます。本記事ではアウトドア風のオフィスが企業にもたらす具体的なメリットと、その実現方法について解説します。

オフィスにキャンプ場の要素を取り入れるメリット

オフィスとキャンプ場、オフィスとアウトドア。一見すると関連性がなさそうな組み合わせですが、2つの相乗効果によって様々なメリットがあります。ここでは主な3つのメリットについてまとめます。

コミュニケーションの促進

キャンプ場のようなオフィスでは、自然の中にいるような解放感やワクワク感が生まれます。それにより社員が前向きな気持ちになり、話す相手にも親近感を持ちやすいため、社員間のコミュニケーションが活性化します。部署を超えた対話で新たなコラボレーションが生まれるなど、日常業務に良い影響を与えます。

柔軟なアイデアが生まれやすくなる

キャンプグッズやテントなどに囲まれて仕事をすると、適度にリラックスした状態で業務に向かうことができます。ミーティングで必要以上に緊張することなく自然体で臨めるため、社員の創造力が高まり、柔軟なアイデアを発信しやすくなるメリットがあります。

企業のブランディングにつながる

働き方が多様化している現代、働く場所や社内の雰囲気へのこだわりを持つ求職者が増えています。そんな中、アウトドア空間で自由に自分らしく働けるオフィスは、求職者にとって魅力的な要素です。採用シーンで有利なポイントとなるのはもちろん、働きやすさを追究している企業というイメージ向上にもつながります。

オフィスをアウトドア空間に！具体的な導入事例

オフィスをアウトドア空間に近づけるには、具体的にどのような取り組みをすればいいのでしょうか。「興味はあるが、自社に導入した場合のイメージがわかない」という方のために、3つの事例を紹介します。

コミュニティスペースに「焚火風」の空間を作る

社員のリフレッシュを促す目的で、焚火台を設置してキャンプ風の空間を演出する方法があります。焚火を囲むと自然体でリラックスでき、社員同士の会話が弾む効果も期待できるでしょう。多くの社員が集まって昼食を取るカフェスペースや、休憩のためのコミュニティスペースへの設置がおすすめです。

会議スペースにテントを設置する

会議スペースをアウトドア風にするアイデアとして、テントやタープを活用してはいかがでしょうか。空間が仕切られているため外の物音を気にせず会話に集中できます。オフィスの一角を簡易的なミーティングスペースにしたい場合も、テントならば設置が簡単で空間を有効利用できます。テント内にキャンプチェアやクッションを置いて腰を下ろせば、より非日常空間が味わえて対話が深まるメリットもあります。

キャンプ風のフリーアドレス席を用意する

フリーアドレス席にキャンプチェアやサイドテーブルなどを置く方法もおすすめです。アウトドア気分で業務に向き合うことで、落ち着いた気持ちでストレスなく作業が進み、効率アップにつながります。フェイクグリーンなどを併用すると、よりリラックスしながら業務に集中できます。

オフィスがキャンプ場風になるオススメ製品

オフィスをキャンプ場風の空間に近づけてくれるアイテムは、様々なメーカーから発売されています。おすすめの製品を紹介しますので、導入時の参考にしてください。

コクヨ　イングリーンシリーズ

コクヨのinGREEN（イングリーン）は、社員一人ひとりがリラックスした気分で自分らしく働ける場所を提案する、オフィス家具シリーズです。人間が自然に包まれると本能的に心地よさを感じる「バイオフィリア」の考え方に基づき、そこにオフィス家具の機能性を組み合わせて、今までにない空間を創ることをコンセプトとしています。
ウッドデッキ、テントを活用したミーティングスペース、おしゃれなデザインチェアとフェイクグリーンなど、自然の良さを取り込んだ環境づくりに必要なものをすべてラインナップ。働く人の幸福度を向上させたい企業におすすめです。
コクヨ　イングリーンシリーズ

オカムラ　パークワーク

オカムラのPARKWORK（パークワーク）では、公園のように自由に過ごせるオフィス空間を実現する多彩なアイテムが用意されています。一人で集中したい作業も、みんなのアイデアを持ち寄るミーティングも、食事や仮眠などの休息時間も、社員それぞれが思いのままに活用できる場所が創れます。
人工芝のデッキや木のベンチなどで開放的な空間を演出し、社員の活力向上や健康経営の後押しに貢献。快適なオフィス空間によって一人ひとりのパフォーマンスを最大化します。
オカムラ　パークワーク

まとめ

アウトドア・レジャー風の空間をオフィスに取り入れることは、社員のリフレッシュ効果や創造性の刺激、企業イメージアップといった多くのメリットがあります。キャンプ場のような自然を感じる環境はコミュニケーションの活性化にも寄与し、働きやすさと仕事効率の向上にも貢献します。社員の満足度を高めながら競争力も強化したいとお考えの方は、ぜひアウトドア風オフィスを検討してみてはいかがでしょうか。
黒田生々堂では、社員のエンゲージメントを高めるオフィス空間をご提案しています。キャンプ場風オフィスへのレイアウト変更といったご相談も承りますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。