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オフィスデザインのレイアウト・内装工事に関するブログ

更新日:2024/05/23

#ワークスタイル

【オフィスにロボット】オフィスにロボットを導入すると起こるコミュニケーションの変化とは?

労働不足の解消や社内コミュニケーションの課題の解決策として、ロボットを導入する企業が増えています。
オフィスで活用できるロボットには様々な種類やメリット・デメリットがあります。
この記事では、オフィスで活用できるロボットの種類や利点、導入する場合の注意点について解説したいと思います。

オフィスでロボットの導入が増加している理由

日本では現在、経済の回復とともに人手不足が深刻化し、社会問題となっています。
帝国データバンクの「人手不足に対する企業の動向調査(2024年1月)」によると、人手不足と感じている企業の割合は52.6%と高水準で、特に製造業やサービス業で人手不足が顕著です。
人手不足の課題に対処するために、オフィスにロボットを導入する企業が増加しています。
また、近年ハイブリッドワークが普及し、コミュニケーションへの課題を感じる企業が増え、社内コミュニケーションの活性化を目的にロボットを導入する企業も増えつつあります。

オフィスロボットの種類

受付ロボット


オフィスの受付業務を自動化するためのロボットです。
来客の案内や問い合わせへの対応などを行うことができます。
オフィスの受付業務を担当し、来客の案内や問い合わせへの対応を行います。顔認識技術や音声認識技術を使用して、来訪者を正確に識別し、適切な対応をします。

コンパニオンロボット


コンパニオンロボットは、人間との交流やコミュニケーションを目的として設計されたロボットです。
愛らしい外観や感情表現機能を持ち、人間の生活をサポートしたり、孤独感を和らげたりすることができます。
近年、コミュニケーションの促進やオフィス回帰を促すため、このようなコンパニオンロボットをオフィスに導入する企業が増えつつあります。
LOVOT(ラヴォット)やAIBO(アイボ)などがこのコンパニオンロボットにあたります。

清掃ロボット


床や机などの清掃を自動で行うロボットです。掃除機型や自走式の清掃ロボットがあります。
最近では、複数のロボットの清掃状況を一覧で把握できるものなども販売されており、清掃作業を効率化し、従業員の作業環境を改善が期待できます。

デリバリーロボット


オフィス内で文書や小荷物を運搬するためのロボットで、自動で指定された場所へ荷物を配送することができます。
ホテルやオフィスビル、ショッピングモールなど、屋内のさまざまな施設で活用することができ、お客様の先導・案内にも利用できます。
人との衝突を回避したり障害物を避けたりする機能などを備えられているため、デリバリーロボットとオフィス内の人々との衝突を回避し、安全かつ効率的に運用することができます。

会議支援ロボット


会議中に書類やプレゼンテーションを表示したり、議事録を取ったりすることができるロボットです。
オフィスの会議環境の改善や効率化を目的に活用されます。
また、議事録の作成や会議の進行管理などの煩雑な作業をロボットが担当することで、従業員の負担の軽減や、より重要な業務に集中することができます。

セキュリティロボット


参照:公共空間と調和するセキュリティロボット「cocobo(ココボ)」
オフィス内のセキュリティを強化するためのロボットです。
AIが搭載されており、監視カメラを利用して不審者を検出したり、セキュリティポイントを巡回したりすることができます。
最近では、空港にも導入され、警備人材の人手不足の解消にも役立っています。

オフィスロボットを導入するメリット

出社頻度の増加


参照:KOKUYO OPEN LAB.にて、コミュニケーションロボットLOVOT(らぼっと)のオフィスにおける効果を検証

KOKUYOが行った調査によると、約4割の従業員がLOVOTの存在が「出社動機」になっていると回答しており、「癒しを感じるから」や「気分転換になるから」といった従業員の心を癒し、ストレスを軽減する効果が期待できます。
従業員の心をリフレッシュし、創造性や生産性を高める一因となることから、LOVOTは従業員の出社動機づけに寄与し、オフィス環境をより快適で生産的な場にすることができるでしょう。

コミュニケーションの発生


参照:KOKUYO OPEN LAB.にて、コミュニケーションロボットLOVOT(らぼっと)のオフィスにおける効果を検証
KOKUYOが行った調査によると、約9割のワーカーがLOVOTをきっかけに関係性の薄いワーカーとの偶発的コミュニケーションがうまれたと回答しました。
LOVOTが共通の話題となって会話が生まれやすく、コミュニケーションの起点となる効果が期待できます。

時間・コストの削減

ロボットによってタスクが自動化されると、作業時間や人件費が削減されます。
また、ロボットによる作業は常に一定の品質を保つことができるため、ミスや再作業のコストも削減されます。
ただし、ロボットの導入には初期投資やメンテナンスコストなども考慮する必要がありますが、効果的な導入と適切な活用により、長期的な利益をもたらすことができます。

オフィスにロボットを導入する場合の注意点

初期投資費用

オフィスロボットの導入には、機器の購入費用や導入に関連する設備の改修費用などの初期投資が必要です。
特に高機能なロボットやカスタマイズされたシステムを導入する場合は、高額な費用がかかることがあります。
機能や性能、ブランドなどによって異なりますが、数万円~数百万円程です。
購入する場合、初期費用が高額になりがちですが、レンタルサービスや無料のお試しで導入サービスなどを活用し、コストを抑えることも可能です。
一時的なニーズや試験的な導入の場合、レンタルサービスを活用する方が、購入よりもコストを抑えることができます。

メンテナンス

機械である以上、動作不良や故障を起こし、ある日突然動かなくなってしまう可能性があります。
長く活用するためには、定期的なメンテナンスが必要です。
各部品の清掃や交換など、メンテナンスを実施し、ロボットの長寿命化と安全性を確保することが大切です。

セキュリティリスク

オフィスロボットは通常、ネットワークに接続されています。
適切なセキュリティ対策が取られていない場合、ハッカーがロボットを介してオフィスネットワークに侵入する危険性があります。
そのため、ネットワークセキュリティを強化し、不正アクセスや攻撃からネットワークを保護する必要があります。

まとめ

人とロボットが協働する社会が広がっています。

ロボットは、適切なメンテナンスや対策を実施することで、人の心を癒す効果や業務効率の向上といった多くの利点をもたらす可能性があります。

オフィスデザインからレイアウト、移転までお手伝いするハタラクバデザインでは、オフィスのデザイン・レイアウト作成だけでなく、テナント物件のご紹介から内装工事を含む各種工事、オフィス家具の設置にいたるまで、ワンストップで実施できるところが強みです。

オフィス環境の構築や各種工事をご検討されている場合は、ハタラクバデザインへお気軽にお問い合わせください。
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この記事の監修者

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