
パーテーションを設置する場合の費用や選び方を解説。流れや設置事例もご紹介します。
オフィスパーテーションは、オフィスの環境を整えるために欠かせないアイテムです。本記事では、パーテーションのメリットや選び方、設置のポイントについて詳しく解説し、自社のオフィス環境改善につなげる方法を紹介します。この記事を読むことで、パーテーションの選び方や業者に依頼する場合の流れ、施工事例を紹介します。
目次[非表示]
パーテーション工事とは?
オフィスのパーテーション工事とは、空間を区切るための仕切りを設置する作業を指します。
タイプとしては、移動可能な可動式や固定式、デザイン性の高いガラス製など様々な種類があります。
それぞれ用途や設置場所に応じて選ばれ、効率的かつ効果的に空間を活用するために設置されます。
パーテーションの種類
ハイパーテーション
ハイパーテーションは、床から天井までの高さを持つ仕切りです。
その主な目的は、しっかりとした区切りを設けてプライバシーや防音性を高めることです。
このため、会議室や個別の作業スペースを確保するために人気があります。
また、天井に設置することで、完全に空間を区切るため、別々の空調管理も可能です。
ローパーテーション
一方、ローパーテーションは、一般的に腰から肩の高さ程度までの仕切りです。
そのため、空間全体が視覚的に開けて感じられ、圧迫感が少ないのが特長です。
チーム間のコミュニケーションを円滑にしたい場合や、オフィス全体に一体感を持たせたい場合に利用されることが多いです。
高さが低いため、採光面でもメリットがあります。
パーテーション設置のメリット
オフィスにパーテーションを設置することで得られるメリットは多くあります。以下では主なポイントを紹介します。
1.プライバシーの確保
パーテーションを設置する最大のメリットの一つは、プライバシーの確保です。
特にオープンオフィスでは、隣の席の会話が聞こえたり、視線が気になったりすることがありますが、パーテーションを使うことでその悩みを軽減できます。
社員が集中して仕事に取り組める環境を整えることは、生産性向上にもつながります。
2.スペースの有効活用
パーテーションを使うことで、オフィス内のスペースを有効に活用できます。
大きなフロアスペースを分割することで、個別の作業エリアやミーティングスペースを設けることが可能です。
これにより、各部署間の協力も促進されるでしょう。
3.デザイン性の向上
最近のパーテーションは、機能性だけでなくデザイン性も重視されています。
カラフルなパネルやクリエイティブな形状のものが多く登場し、オフィスの雰囲気を明るくすることができます。
従業員のモチベーション向上にも寄与するでしょう。
4.騒音の軽減
オフィス内の騒音は、社員の集中を妨げる原因となります。
パーテーションを用いてスペースを区切ることで、音を軽減し、より静かな環境を提供できます。
オフィスのパーテーション設置の一般的な費用
使用する材料の種類や質も費用に大きく影響します。
ガラスや高品質の遮音素材など、高機能な材料を選ぶと費用も高くなる傾向にあります。
種類別の費用相場は下記になります。
スチールパーテーション
スチールパーテーションは金属素材を使用しているため、非常に丈夫で長持ちします。物理的な衝撃にも強く、耐久性に優れた素材です。
そのため、多くの人々が行き交うオフィスや商業施設など、長期的に利用するスペースでよく使用されています。
1㎡あたりの費用は3~5万円程度です。価格は、使用するスチールの厚みやデザイン、加工の複雑さによって変動します。
アルミパーテーション
アルミパーテーションは、軽量でありながら耐久性が高く、設置や解体が比較的容易であることが特長です。
また、デザインが多く、オフィスの見た目をスタイリッシュに整えることができます。
1㎡あたりの費用は1万円から3万円程度が相場とされています。
ガラスパーテーション
ガラスパーテーションは、オフィスに透明感をもたらし、光を最大限に取り入れる設計が可能です。
デザイン性も高く、多様な空間に調和します。
ガラスパーテーションの費用は、3万円~12万円程度です。価格は、ガラスの種類や厚さ、施工内容によって変動します。
オフィスのパーテーション選びのポイント
オフィスパーテーションを選ぶ際には、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。
1.用途を明確にする
まず、パーテーションの用途を明確にしましょう。
プライバシーの確保が必要なのか、音を遮断するのか、もしくは単に空間を仕切りたいのか、目的によって選ぶべきタイプが異なります。
用途をはっきりさせることで、適切な製品を選択する助けになるでしょう。
2.サイズや形状を確認する
設置するスペースのサイズや形状に応じて、パーテーションのサイズも重要です。
大きすぎると圧迫感が生まれますし、小さすぎると目的を果たせません。
事前にきちんと寸法を測り、フィットするパーテーションを選ぶことが大切です。
3.予算を考慮する
最後に、予算も重要な要素です。
パーテーションの価格は素材やデザインによって大きく異なるため、しっかりとコストを算出してから購入を検討しましょう。
ただし、あまりに安価なものを選ぶと、品質や耐久性が心配になることもあります。中長期的に使える商品を選ぶ視点も大切です。
パーテーションの設置を業者に依頼する場合の流れ
1.業者への問い合わせと相談
まず初めに行うべきは、信頼できるパーテーション設置業者への問い合わせです。業者のウェブサイトや口コミを参考に、自社の要求に合った業者を選定しましょう。問い合わせ時には、オフィスの規模や設置場所、予算、希望するパーテーションの種類を伝え、相談を進めます。
2.現地調査と提案
相談後、業者は現地調査を行います。これは、実際の設置環境を確認し、最適なレイアウトやデザインを提案するための重要なステップです。この際、具体的な寸法や特殊な要望がある場合は、業者にしっかりと伝えてください。業者からは、最適なパーテーションプランと見積もりが提供されます。
3.見積もり確認と契約
提案されたプランや見積もりを確認し、納得がいったら契約を結びます。確認すべきポイントは、費用、工期、設置にかかる全ての条件です。不明点があれば、契約前に全てクリアにしておきましょう。複数の業者から見積もりを取ることも、適正価格を知る上で有用です。
4.設置準備と工事
契約後は、実際に設置工事が行われます。設置にあたって、オフィス内での準備が必要な場合がありますので、業者の指示に従いましょう。工事スケジュールや工程を事前に確認することで、業務への影響を最小限に抑えることができます。
5.完成後の確認と引き渡し
設置が完了したら、業者と共にパーテーションの状態を確認します。仕様通りに設置されているか、破損や不具合はないかをしっかりチェックしてください。問題がなければ、引き渡しとなります。その後も気になる点があれば、迅速に業者に連絡し、アフターサポートを受けることが重要です。
オフィスのパーテーションの設置事例
白石工業株式会社 白石カルシウム株式会社 東京本社様【ガラスパーテーション】
会議室にガラスパーテーションを設置した事例です。ガラスパーテーションを使用することで、圧迫感を軽減し、スペースを広く見せる効果があります。
事例はこちら:白石工業株式会社 白石カルシウム株式会社 東京本社様
安田産業株式会社様【ローパーテーション】

執務スペースと近接しているため、ローパーテーションを設置した事例です。ローパーテーションを設置することで、視線を遮りすぎないため、開放感を損なわずにプライベートな空間を確保できます。
事例はこちら:安田産業株式会社様
NEXCO西日本コミュニケーションズ株式会社様【スチールパーテーション】
会議室にスチールパーテーションを設置した事例です。スチールは、衝撃や重量に対する優れた耐性を持っており、長期間の使用でも形状を維持します。また、汚れがつきにくく、メンテナンスが容易といったメリットもあります。
事例はこちら:NEXCO西日本コミュニケーションズ株式会社様
株式会社メディカ出版様【ローパーテーション】
エントランスのミーティングスペースにローパーテーションを設置した事例です。高さの低いパーテーションを設置することで、プライバシーの確保とオープンな環境の両立を図ることができます。
事例はこちら:株式会社メディカ出版様
オフィスのパーテーション設置工事を検討されている場合は、実績が豊富なハタラクバデザインへお問い合わせください。
オフィスにパーテーションの設置を検討されている場合は、ぜひハタラクバデザインへお問い合わせください。
この記事では、オフィスパーテーションのメリット、選び方、設置方法、そして活用法について解説しました。
パーテーションを上手に活用することで、オフィス環境をより良くし、生産性を向上させることが期待できます。
ぜひ、この記事を参考に、自社のオフィスに最適なパーテーションの導入を検討してみてください。







