
空間を有効活用!オフィスの間仕切りの選び方を解説。
オフィス空間を効果的に利用するためには、適切な間仕切りの選択が重要です。間仕切りは単なる空間の分割だけでなく、作業環境の効率化やプライバシーの確保において、重要な役割を担っています。適切な間仕切りを選ぶことで、オフィスレイアウトを最適化し、社員の快適性を向上させることが可能です。本記事では、オフィスの間仕切り選びのポイントについて詳しく解説します。
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オフィス間仕切りの役割
オフィス間仕切りは、空間を目的別に分け、プライバシーを確保するための重要なツールです。これにより、社員が集中力を高め、効率的に業務を進めることができる環境を整えることができます。また、音や視線を遮断することで、ストレスを軽減し、快適な職場環境を提供します。加えて、空間を効率的に活用することで、オフィス内のコミュニケーションを促進し、チームワークの向上にも寄与します。
オフィスの間仕切りの必要性
オフィス間仕切りが特に必要とされる会社には、いくつかの共通点があります。
集中作業が求められる
プログラマーやデザイナー、研究職など集中作業が多い業種では、業務における細部への注意やクリエイティブな発想が必要とされます。そのため、静かで整理された作業環境が必要不可欠です。パーテーションを活用することで、雑音を抑え、プライベートな空間を確保できるため、作業の効率化につながります。
情報管理が重要な業種
金融や法律など、機密性が高い情報を扱う会社は、プライバシーの確保が最重要です。パーテーションは情報漏洩防止の手段となります。
特に、法律事務所やコンサルティングファームなど、機密情報を多く扱う業界では、間仕切りによる隠密性とプライバシーの確保が非常に重要です。クライアントとの打ち合わせや機密書類の管理、個別のケーススタディの作成には、専用のスペースが求められます。
オフィスに間仕切りを設置するメリット
プライバシーの向上とセキュリティの強化
オフィスに間仕切りを設置することで最も重要な効果の一つが、プライバシーの向上です。社員は自分のスペースが確保されていることで安心して作業に集中でき、個々の業務に対する集中力が高まります。また、重要な会話や機密情報を外部の視線から守ることができ、情報セキュリティの面でも安心感を得られます。
作業効率と生産性の向上
パーテーションは、空間を整理し、集中できる場所を提供するために役立ちます。視覚的な区切りを作ることで、人間の集中力を維持しやすくなり、業務効率が向上します。特にオープンオフィスの環境では、パーテーションによってノイズを軽減し、一人ひとりの作業に集中できる条件が整います。
柔軟なレイアウト変更
パーテーションを活用することで、オフィススペースを柔軟に変更できるのも大きな利点です。チームの増減やプロジェクトごとの変更に合わせて、簡単にレイアウトを適応させることができるため、常に最適な作業環境を維持できます。特に可動式パーテーションは、短時間でレイアウトを変更可能にし、すぐに変化するニーズに応じることができます。
効率的な空間活用とレイアウト
オフィスの間仕切りは、空間を効率的に活用し、業務に合わせたレイアウトを実現するために欠かせません。オープンスペースをエリアごとに区切ることで、それぞれの部門やチームごとに異なる環境を提供でき、業務内容に最適な空間を作り出せます。
また、限られたスペース内での有効活用にも寄与し、オフィス全体の機能性を高めることができます。
コミュニケーションの最適化
パーテーションは、必要に応じて空間を開放的にも閉鎖的にもできるため、コミュニケーションのバランスを最適化することが可能です。チームによってはオープンな会話が必要ですが、個別の集中スペースも必要とされます。これにより、状況に応じた適切なコミュニケーションの仕方を支援します。
オフィスの間仕切りの選び方
1.高さ
オフィスのパーティションには「ハイパーテーション」と「ローパーテーション」の2種類があります。それぞれが異なる役割と利点を持っており、オフィス環境にどのように影響するかが異なります。
ハイパーテーション
ハイパーテーションは、天井近くまでの高さを持つパーティションのことを指します。そのため、空間を完全に分けたいときに使用されることが多いです。
ハイパーテーションには下記のような特徴があります。
・プライバシー保護
高い仕切りが視覚的にも音声的にも遮蔽されるため、プライベートな環境を確保できます。特に会議室や個別ブースに適しています。
・音の遮音性
高さがあるため、音の漏れを防ぐことができ、静かな環境が要求される場所に最適です。会議や電話の際に多く利用されます。
・近代的なデザイン
壁のような役割を果たすことから、デザイン性を重視したオフィスインテリアを実現できます。ガラス素材のハイパーテーションは特に人気です。
ローパーテーション
ローパーテーションは、比較的低い高さのパーティションのことを指し、腰の高さから肩の高さくらいまであります。
ローパーテーションには下記のような特徴があります。
・オープンな雰囲気
視覚的な閉塞感が少なく、オープンな雰囲気を保ちながらゾーニングが可能です。クリエイティブな業種やコミュニケーションが重視される業務に適しています。
・柔軟なレイアウト
低い仕切りは簡単に移動でき、比較的設置が簡単なため、 オフィスのレイアウト変更がしやすいです。頻繁に変更がある場合に便利です。
・コストパフォーマンスに優れる
他の間仕切りと比較すると、ローパーテーションは比較的低コストで導入できる点も魅力です。簡単に設置できるため、高額な工事費用も不要で、経済的にスペースを仕切ることが可能です。
2.素材
【ハイパーテーション】
アルミ
アルミパーテーションは、一般的に設置が簡単で、短時間で配置できます。そのため、設置にかかる労力や時間を削減することができ、費用対効果が高いと言えます。
スチール
耐久性・遮音性が高く、長期間にわたって使用しても変形や損傷が少ないため、長期的なコストパフォーマンスに優れています。色やデザインも豊富なため、オフィスのブランドイメージに合わせてカスタマイズすることが可能です。
ガラス
光を取り入れることができるため、開放感を与えられ、明るいオフィス環境を実現できます。開放感のある空間づくりが可能なため、 区切られたエリアでも視覚的な閉塞感がなく、広々とした印象を維持することができます。 ただし、プライバシーが気になる場合は、不透明ガラスや目隠しフィルムを活用する必要があります。
【ローパーテーション 】
クロスパネル
ローパーテーションクロスパネルとは、表面に布地が使用されており、仕切りとしての機能だけでなく、オフィス内の装飾要素としても活用できるパネルです。このクロス素材は、見た目に温かみを与え、音の反響を抑える効果も期待できます。
デザインが豊富で、オフィスのブランドカラーやデザインに合わせて選ぶことが可能です。
木目パネル
木目パネルは、木材の自然な風合いを活かしたデザインが特徴です。オフィスに木目パネルを導入することで、殺風景になりがちな空間に温かみと居心地の良さをプラスできます。温かみと落ち着きのある空間を演出できるため、緊張感を軽減し、 リラックスしやすい環境作りに役立ちます。
スチールパネル
スチールパネルは耐久性が高いため、長期的な使用にも耐え、頻繁な交換が不要になることから、コスト削減にもつながります。
また、防火性能も高いため、万が一の火災時にも、スチールパネルは延焼を防ぎ、火勢を抑える役割を果たすことができます。
デザインもシンプルなため、オフィスにマッチしやすいです。
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この記事では、間仕切りの選び方について、種類や選定のポイントなどを詳しく解説しました。パーテーションはオフィスの生産性向上に大きく寄与します。これらの情報を参考に、自社のニーズに最適なパーテーションを選び、理想的なオフィス空間を実現してください。
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