
オフィスレイアウトを計画するならコンセプトから決めよう!
機能的かつ快適なオフィス空間づくりには、コンセプトの決定が大切です。 具体的なコンセプトを決めることで、オフィス作りの道標になり、「どこに費用をかけるべきか」「どんなスペースが必要であるのか」などが明確化されます。 また、具体的なデザインコンセプトがある会社はビジュアル面において同業他社との差別化を図ることができます。
オフィスの具体的イメージをまとめよう

●コンセプトを決める 個人スペースの重視・企業カラーやコミュニケーションの活性化など、企業の価値観や働き方に応じたコンセプトを考える必要があります。 まず、自分の会社のオフィスに対する具体的なイメージを考えてみましょう。 例えばオフィスコンセプトを「創造力を高められるクリエイティブなオフィス」にするとします。 アイディアは、移動中に目にしたことや人と話をしたことを通じ、さまざまな刺激を受け組み合わせることによってふとした時に生まれてきます。 したがって、個人のデスクや設備などを割り当てず、フリーアドレスを使用して、その日の仕事内容にあわせてオフィス空間を自由に活用できるようにする。 それによって、従業員同士のコミュニケーションの活発化が見込め、新しい気づきが生まれやすくなりアイディアが湧くことも増えるでしょう。 また、一人で集中したいときに使用できる、個別スペースを設ける必要もあるでしょう。 青色のように落ち着いた色や木・コンクリートなどの天然素材のものを部屋に飾ることで、目や脳がまわりの環境に惑わされることなく、集中しやすくする効果があるとされています。 コンセプトを決める前に、理想だけではなく従業員が感じる問題点や経営面で抱えている問題点を洗い出し細かく分析することで、必要な条件も明確化されコンセプトを決めやすくなります。 従業員の意見も取り入れた具体的なコンセプトを持って、レイアウトを施し、社内環境をより良いものにしましょう。