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オフィスの原状回復工事にかかる費用や期間はどのくらい?業者の選び方についても解説。

原状回復工事とは、オフィスを退去する際に借りた時の状態に戻す工事の事をいいます。 原状回復工事の主な工事項目としては、床・壁・天井などの回復工事や間仕切り解体工事があります。 オフィスを退去する際、内装を元に戻す工事が必要になりますが、実際費用や工事期間はどのくらいなのでしょうか? この記事では、原状回復工事にかかる費用や期間について詳しく解説します。

目次[非表示]

  1. オフィスの原状回復工事とは?
  2. オフィスの原状回復工事の相場
    1. 平均的な費用
  3. 工事にかかる期間はどのくらい?
  4. オフィスの原状回復工事でよくあるトラブル
    1. 原状回復工事のタイミング
    2. 費用が高すぎる
    3. 原状回復の範囲が広い
  5. オフィスの原状回復工事業者の選び方
    1. 対応力
    2. 価格
    3. 実績やノウハウ
    4. 契約書の内容確認
  6. どの業者に頼んでも価格は同じ?
  7. 原状回復工事の流れ
    1. 1.契約内容の確認
    2. 2.現状の調査と項目の確認
    3. 3.見積もりの取得
    4. 4.業者の選定と工事の準備
    5. 5.工事の実施
    6. 6.完了のチェックと引渡し
  8. オフィス原状回復工事の注意点
    1. 賃貸契約内容の確認
    2. 業者選びのポイント
    3. 見積もりの確認と費用の管理
    4. 工事のスケジュール管理
    5. 貸主とのコミュニケーション
  9. オフィスの原状回復工事は実績が豊富なハタラクバデザインへご相談ください。

オフィスの原状回復工事とは?

原状回復工事とは、オフィススペースを貸借契約締結時の状態に戻す作業のことを指します。これはテナントが解約する際に賃貸借契約に基づいて行われ、壁や床、天井、設備などの修復、取り除きが含まれます。
特にオフィスをカスタマイズして使用していた場合、この工事は必須となります。

オフィスの原状回復工事の相場

オフィスの原状回復工事にかかる費用は、広さや工事内容によって大きく異なります。一般的には、1坪あたり3万~6万円程度が相場と言われています。ただし、具体的な金額は以下の要素によって変動します。 オフィスの広さ: 面積が大きいほど費用が高くなります。 工事の内容: 壁紙の張替えや床面の修繕、設備の新たな設置など、工事の範囲によってコストが変わります。 地域: 工事が行われる地域によっても、労働力や資材の価格が異なります。 見積もりを複数の業者から取得することで、コストを比較し、より良い条件を見つけることができるでしょう。また、工事の契約を交わす前に費用の内訳をきちんと確認することが大切です。

平均的な費用

小規模オフィス:坪単価は3万円~5万円前後 大規模なオフィス:坪単価は5万円~12万円前後 規模や状態によって異なるのですが、上記のような費用が平均的な坪単価になります。

工事にかかる期間はどのくらい?

業者による見積もり期間も含めると、 30坪程度のオフィス:1~2週間 50坪~100坪:1ヶ月程度 が平均的な工事にかかる日数になります。 しかし、オフィスの入れ替えが多い時期や特別なイベントのある年・場所では業者も混雑し人手不足により思った以上に時間がかかってしまうこともあるため注意が必要です。

オフィスの原状回復工事でよくあるトラブル

原状回復工事のタイミング

住宅の場合は退去後に行いますが、オフィスの原状回復工事は契約期間中に行うことが一般的なため、注意が必要です。 万が一、契約期間内に元に戻せなければ、原状回復工事が終わる期間まで賃料を払い続けなければなりません。 今のオフィスを退去される場合は事前に契約内容を確認し、余裕をもって依頼しておきましょう。

費用が高すぎる

オフィスの規模や状態によって異なりますが、相場よりもはるかに高い場合は、負担しなくてもよい費用が含まれている場合があります。 法律では原状回復義務は「経年劣化」や「通常損耗」については発生しないとされていないため、経年変化、通常使用による損耗は賃借人が費用を負担する必要がないことが一般的です。 契約書に特約として記載されていない場合は賃借人が負担する必要はないため、しっかりと確認しておきましょう。

原状回復の範囲が広い

貸主と借主で原状回復工事の範囲の解釈が異なる場合もあります。 このような場合には契約書や法律を比較しながら、実際にどこまで負担すべきなのかを、専門家の意見を参考にしながら交渉する必要があります。

オフィスの原状回復工事業者の選び方

業者選びの際は信頼性、透明性、アフターサービスの充実度、工事の品質に注目して選ぶことが重要です。契約前にしっかりと確認し、必要であれば複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。

対応力

原状回復工事は契約期間内に工事を完了させていなければなりません。 そのため、迅速に対応してくれる業者を選ぶ必要があります。 また、普段聞きなれない専門用語も多いため、わかりやすくきちんと説明をしてくれる業者を選びましょう。 特に見積もりがわかりやすく記載されているかや、依頼主が納得いくまで説明してくれているかといった点は確認しておいたほうがよいでしょう。

価格

費用相場と比較して高すぎたり低すぎたりしないか確認しましょう。 また、見積もりが詳細で明確な業者を選ぶようにしましょう。 工事内容ごとの費用が分かりやすく記載されているか、具体的な説明を受けたかを確認しましょう。

実績やノウハウ

原状回復工事は迅速かつ丁寧に工事を行わなければいけないため、技術力がとても重要になります。 技術力が十分でない業者に依頼してしまうと、再施工などで余計な費用を払わなければならなくなるかもしれません。 業者がどのくらいの期間この業務を行っているのか、過去に手掛けた事例や実績を事前に企業ホームページなどを確認しておきましょう。

契約書の内容確認

業者と契約を結ぶ際は、必ず契約書の内容を十分に確認しましょう。工事範囲、作業日程、料金、保証内容などが明確に記載されていることを確認しておきましょう。 また、追加費用や支払い条件についてもきちんと確認しておくとトラブルを避けられます。

どの業者に頼んでも価格は同じ?

定価がないため指定業者に頼むよりも安く済む場合もあります。 原状回復工事が必要となった場合は、契約書に原状回復について記載されていることが多いです。 特に制約がなければ、施工業者は借り主が自由に選んで構いません。 借主側で原状回復工事を行うことが可能な場合は、ビル管理会社やビルオーナーの指定業者に任せるよりも自社で探した専門業者に任せた方がコストを抑えられる可能性があります。 原状回復工事の価格は、定価がないため業者によって異なり、ビルのグレード・面積・造作工事の有無などによって変動します。 まずは、ビル管理会社やビルオーナーの指定業者との価格比較のために専門業者にお見積りを取る事をお勧めします。

原状回復工事の流れ

1.契約内容の確認

工事を始める前に、賃貸借契約書を確認し、原状回復の具体的な条件を把握します。条件によって必要な工事内容が異なるため、詳細な確認が求められます。

2.現状の調査と項目の確認

次に、オフィスの現状を調査し、原状回復が必要な箇所をリストアップします。専門業者と共に、修復や撤去が必要な項目を確認します。

3.見積もりの取得

修復内容が明確になったら、複数の専門業者から見積もりを取得します。比較検討することで、費用の透明性と適正価格を確保します。

4.業者の選定と工事の準備

見積もりを基に、信頼できる業者を選定し、工事契約を締結します。工事スケジュールと内容を確認し、準備を進めます。

5.工事の実施

計画通りに工事を実施します。進捗状況を業者と確認しながら、スムーズな工事が行われるように進めます。

6.完了のチェックと引渡し

工事完了後は、貸主と共に完成状態をチェックします。合意に基づく状態として認められれば、契約通りの引渡しが完了します。

オフィス原状回復工事の注意点

賃貸契約内容の確認

原状回復工事を計画する際、まず行わなければならないのは賃貸契約書の内容確認です。契約書には、退去時に必要とされる原状回復の範囲や条件が明示されています。例えば、「スケルトン状態に戻す」や「内装はそのままでよい」などの条件を確認することが求められます。これを怠ると、後々貸主とのトラブルにつながる可能性があります。

業者選びのポイント

原状回復工事は専門的な作業が多いため、信頼できる業者を選ぶことが重要です。業者選びの際は、過去の実績や評判を確認する他、複数の業者から見積もりを取得し、価格や対応を比較検討しましょう。また、オフィス原状回復工事の業者は、契約の内容を十分に理解しているかを確認することも大切です。

見積もりの確認と費用の管理

見積もりの確認をする際には、具体的な工事内容や範囲が明示されているかを確認しましょう。曖昧な記述がないか、追加費用が発生しそうな部分についても細かく確認しておくことが大切です。また、契約段階で見積もり書と内容の妥当性を検証し、不必要な費用が発生しないように管理しましょう。

工事のスケジュール管理

工事のスケジュールを確実に管理することも大切です。計画的なスケジュールを立て、進捗を定期的に確認することで、余裕を持った引き渡しが可能になります。特に、退去日が決まっている場合は、余裕を持った工程管理を心がけましょう。

貸主とのコミュニケーション

原状回復工事を円滑に進めるためには、貸主との良好なコミュニケーションが不可欠です。工事前後における確認事項や、終了後の状態について、適宜報告と確認を行いましょう。貸主からの要求がある場合には早急に対応し、双方が納得した形で引き渡しを行うことが成功の秘訣です。

オフィスの原状回復工事は実績が豊富なハタラクバデザインへご相談ください。

原状回復工事はトラブルが起こりやすい工事の1つです。 スムーズに移転を行うためにも、不明点や懸念点は事前に解消し余裕のあるスケジュールをたてましょう。 

オフィスデザインからレイアウト、移転までお手伝いするハタラクバデザインでは、豊富な知識と実績を活かし、一つひとつの企業の働き方にぴったりのオフィスデザインを提案いたします。 オフィスのデザイン・レイアウト作成だけでなく、テナント物件のご紹介から内装工事を含む各種工事、オフィス家具の設置にいたるまで、ワンストップで実施できるところが強みです。


現在、大阪市周辺で年間200件以上のオフィス施工実績があります。 レイアウト変更や各種工事をご検討されている場合は、ハタラクバデザインへお気軽にお問い合わせください。

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ハタラクバデザイン 編集部
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