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【オフィスの採用戦略】オフィスは人材への投資になる?オフィスに投資するメリットやオフィスづくりのポイントを解説。

労働人口の減少や人材の海外流出等から超売り手市場の今、多くの企業で採用難が続いています。
人材確保のため、企業は様々な対策を実施していますが、中でも、オフィスを人材投資と考え、オフィス環境のリニューアルを検討する企業が増えています。
この記事では、オフィスが人材採用に与える効果や採用に効くオフィスづくりについて解説したいと思います。


目次[非表示]

  1. 1.企業の採用難が続く理由
    1. 1.1.人口の減少
    2. 1.2.離職率の増加
    3. 1.3.採用 戦略 新卒
    4. 1.4.採用 戦略 中小 企業
  2. 2.求職者は応募する際に会社のどこを見ているのか
  3. 3.人材獲得のためにオフィス作りでこだわりたいポイント
    1. 3.1.働きたくなるオフィスを意識する
    2. 3.2.社員の交流を促す空間をつくる
    3. 3.3.ブランディングを意識する
  4. 4.オフィス環境の見直しで人材採用率が向上した事例
  5. 5.まとめ

企業の採用難が続く理由

人口の減少

人口の減少

日本では、少子高齢化の進行から、生産年齢人口と呼ばれる15歳から64歳までの年齢の人口が年々減少しています。
生産年齢人口の減少対策として、再雇用制度や外国人労働者の受け入れなどの取り組みを行う企業も増加していますが、2060年には65歳以上の高齢者が人口の40%を占めるという推計も出ており、今後さらに採用難に陥る可能性が高いといえます。

離職率の増加

若い人材の離職率が高いことも原因の1つです。
特に多いのが企業と求職者におけるミスマッチです。
従業員がミスマッチが原因で早期退職(1年以内)してしまった場合、1名あたりおおよそ700万円程度の損失が発生すると言われており、企業にって大きな損失となってしまいます。
ミスマッチを起こさないためにも、社員が働きやすい環境を整え、これから目指す企業像をオフィスで表現し、入社後ギャップを減らすことが大切です。
また、オフィス環境を整えることは、モチベーションアップにもつながるため、離職率の低減にも繋がります。

採用 戦略 新卒

近年の新卒採用市場は売り手市場で、採用の難易度が上がっている状況です。
人口の減少から、2025年以降も厳しい状況が続くと見通す企業も多く、今後はますます効果的な採用戦略が重要になってくるでしょう。
売り手市場のなかで優秀な人材を獲得するために、自社の優れた点をアピールしていくことが大切です。
近年、オフィス環境を重視する学生が増加しており、働く環境会社を選ぶ際に重要な要素の1つになっています。
そのため、オフィス環境の見直しとともに、オフィス見学会の実施なども効果的と考えられます。

採用 戦略 中小 企業

売り手市場が続き、求職者が会社を選ぶ時代の今、大企業に比べて採用にかけられるコストが少なく、知名度も低い中小企業にとって、適切な人材を見つけ出し、採用することは簡単ではありません。
採用力を高めるためには、自社を有効的にアピールすることが大切です。
オフィスは面接や会社説明会などで確認できる場面が多く、こういった機会に自社の魅力をアピールすることで、これからどんな会社を目指すかや、社会にどのような価値を提供しているかを求職者に伝わりやすくなり、ミスマッチや早期退職のリスクを軽減できます。

求職者は応募する際に会社のどこを見ているのか

求職者は応募する際に会社のどこを見ているのか

ある企業が行った調査では、近年、求職者の多くはオフィスの環境を重要視しています。
中には労働条件よりもオフィス環境を重視する求職者も多く、魅力的なオフィス環境は志望度にも影響すると回答する求職者もみられるなど、より企業のオフィス環境を重視する傾向が高まっています。
特に、使いやすさや集中できる環境、気分転換や小休憩ができる場所の有無など、働きやすい環境が整備されているかといった部分を重視している傾向があります。
また、オフィス環境はモチベーションにも影響するとった回答も多くみられ、企業選びだけでなく、入社後のパフォーマンスにも関わる可能性があります。

※出典:株式会社アーバンプラン 「就活生の企業選びの基準と採用に向けた企業側の対策」に関する調査

人材獲得のためにオフィス作りでこだわりたいポイント

人材獲得のためにオフィス作りでこだわりたいポイント

働きたくなるオフィスを意識する

働き方が多様化し、社員が集まることが目的になりつつある今、オフィスは柔軟な働き方を支援でき、コミュニケーションを促す役割を求められています。
特に、近年の求職者はオフィス環境を重要視する傾向が強く、安心して働ける環境が提供されているかや、魅力的であるかは、会社を選ぶ際の信頼性に影響します。
社員が安心して働けるオフィスにするために大切なものは、リラックスできる空間の提供です。
代表例としては、カフェスペースやリフレッシュスペースなど、小休憩やちょっとした気分転換などができるスペースです。

社員の交流を促す空間をつくる

コロナ禍前のように完全出社に戻す企業は少なく、特に首都圏では、出社とリモートワークを組み合わせたハイブリッドワークを実施している企業が多い傾向にあります。
そのため、オフィスはコラボレーションの場と捉える企業が増えており、コミュニケーションを促す空間づくりを意識し、帰属意識を高めようとする動きが広がっています。
具体的には、共有スペースの設置やイベントの実施など、社員同士の交流が活発になる仕掛けをづくりなどの工夫を行うことが大切です。

ブランディングを意識する

社員が安心して働ける環境を提供することも大切ですが、従業員へのブランディングを意識することも大切です。
従業員へのブランディングは、企業の理念やビジョン、価値観などを従業員に共有し、共感や愛着心を促すための取り組みです。
最近では、採用強化や社員のモチベーション向上、離職率の低下など人材流出を防ぐための施策として活用されることが多いです。

オフィス環境の見直しで人材採用率が向上した事例

◆フィルメック株式会社様

オフィス環境の見直しで人材採用率が向上した事例_01

オフィス環境の見直しで人材採用率が向上した事例_02

新たにカフェエリアを設置し、社員が集まりやすい執務スペースにカフェカウンターを設置するなど、気軽にミーティングをイベントが行えるレイアウトにしたことで、社員同士のコミュニケーションも増加。。
さらに、面接に来た方から「こんな素敵な場所だと思わなかった。」などのオフィスの印象がかなり良くなり、人材採用率が向上。
他にも、仕入先やグループ会社、特に女性社員からの評判も良くなり、社員自身が自社のオフィスに誇りが持てるように。

詳細はこちら:フィルメック株式会社様 事例

まとめ

オフィス環境は、人材採用にも影響を与えます。
採用活動において、応募者が集まらない・辞退者が減らないなど課題を抱えている場合には、オフィス環境が影響しているかもしれません。
オフィスはコストではなく、大切な社員が気持ちよく働くための「投資」です。
新規採用者や既存社員が自ら出社したいと思えるようなオフィスづくりを目指してみてはいかがでしょうか。
オフィスの環境の見直しを検討している方は、ぜひハタラクバデザインへお問い合わせください。
オフィスの設計から導入までお手伝いするハタラクバデザインでは、テナント物件のご紹介から内装工事を含む各種工事、オフィス家具の設置にいたるまで、ワンストップで実施できるところが強みです。
複数の有資格者を保有しており、現在、大阪市周辺で年間200件以上のオフィス施工実績があります。
オフィスの環境の改善における各種工事をご検討されている場合は、ハタラクバデザインへお気軽にお問い合わせください。
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ハタラクバデザイン 編集部
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