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オフィスデザインのレイアウト・内装工事に関するブログ

更新日:2024/08/09

#ワークスタイル

パワーナップとは|効果的に疲労回復するコツ・注意点・おすすめチェアを紹介

効率的に疲労を回復させる方法として注目される「パワーナップ」をご存じでしょうか。短時間の仮眠をとることで仕事の生産性を向上させ、集中力を取り戻す効果が期待されています。本記事では、パワーナップの効果と実践のコツ、注意点について詳しく解説します。オフィスや自宅で快適にパワーナップをとるためのおすすめチェアもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

パワーナップとは

パワーナップとは、午後12時から15時の間にとる30分以内の睡眠のことです。もともとGoogleなどの海外企業で導入が始まり、近年は日本企業でも取り入れるところが増えています。

パワーナップでなぜ疲労が回復できる?

人の睡眠には、眠りの浅い「レム睡眠」と、眠りの深い「ノンレム睡眠」の2種類があります。眠りについて最初に訪れるのはノンレム睡眠で、特に最初の20分間程度は「脳のリフレッシュ作業」が行われていると言われます。つまり、頭の中でその日にあった出来事や記憶などを整理している時間帯です。
パワーナップはこのメカニズムをうまく活用し、30分以内の睡眠をとることで脳が軽やかに活動できる状態へと回復を促します。これにより、疲労回復やメンタル面の改善につながる効果が期待できます。

パワーナップと昼寝の違い

パワーナップを言い換えれば「30分以内の昼寝」なのですが、一般的にパワーナップは座った状態で眠ります。そして気力の回復やストレス軽減、睡眠後の作業効率アップを主な目的としています。
一方で昼寝は、ベッドなどに横になって長時間眠ることを指します。気力回復にも効果はありますが、どちらかというとしっかり体を休めることによる体力回復の側面が強いと言えます。

パワーナップの効果・メリット

パワーナップの実践によって、次の3つのメリットが期待できます。
・集中力・記憶力が向上する
・ストレス軽減につながる
・作業効率が向上する
それぞれ詳しくみていきましょう。

集中力・記憶力が向上する

パワーナップは、ノンレム睡眠時に行われる「脳内の記憶や情報を整理する時間帯」を利用したリフレッシュ方法です。私たちの脳は毎日、起きている時間には絶え間なく情報を処理し続けています。そんな働きづめの脳を意図的に休ませることで、集中力や記憶力アップにつながります。

ストレス軽減につながる

パワーナップは気分のリフレッシュにも非常に効果的です。ストレス軽減のためには適切な休息が必要ですが、パワーナップは夜間の睡眠不足解消にも役立つことがわかっています。気力が回復することで、メンタル不調の予防効果も期待できます。

作業効率が向上する

パソコンを使った作業が多い現代社会では、脳だけでなく目も疲れがちです。パワーナップで脳と目をしっかり休ませると、午後からも効率よく作業ができます。蓄積された疲労をパワーナップによって解消すれば、アイデアや創造性が増進され、業務がスムーズに進むようになるでしょう。

パワーナップ実施時の注意点

パワーナップを実践する際は、いくつかの注意点があります。パワーナップの効果をより高めるためにも事前にしっかりチェックしておきましょう。

適度に暗く静かな環境を用意する

パワーナップを行うときは適度に暗い環境を用意します。真っ暗でないと眠れない人は、アイマスクを着用すると良いでしょう。静かな環境であれば車の中・オフィスの自席など場所は問いません。ただし、静かすぎると眠れない場合もあるため、川のせせらぎ音といったヒーリングミュージックをかけるのもおすすめです。

30分以上の睡眠をとらない

パワーナップは短時間で起きるのが鉄則です。30分以上の睡眠では眠りが深くなりすぎてしまい、すっきりと起きられない・頭がぼーっとする原因となります。20分程度で目覚められるように、事前にアラームをかけましょう。寝る前にカフェインをとるとすっきりとした目覚めの助けになります。

できるだけ座った姿勢で行う

机に突っ伏した姿勢は、質の良い眠りには逆効果です。パワーナップを行う際はリラックスして椅子に腰かけ、少し仰向けになる姿勢がおすすめ。リクライニングできる椅子や、腰・背中を支えるクッションがあるとなお良いでしょう。すぐに眠れなくても焦らず、呼吸を整えて静かに目を閉じます。目を閉じるだけでも脳はリラックス状態になり、疲れを癒す効果があります。

パワーナップに最適なチェア

パワーナップを効果的に実践するために、おすすめのチェアを3つご紹介します。

コクヨ dop(ドップ)


コクヨの「dop」は、リクライニング機能を備えた椅子とワーキングデスクが同居したソロワーク用ブースです。コンパクトなブース内には、パソコン・タブレットスタンド、ドリンクが置ける小型テーブル、コンセントが備えられています。リクライニングは前傾姿勢からリラックスできる後傾姿勢まで、電動で自由自在に調節可能。テーブルもそれに合わせて上下昇降するので、パワーナップはもちろん様々な姿勢でのワークを実現します。
コクヨ dop(ドップ)

オカムラ Siervo(シエルボ)


オカムラの「Siervo」は、オフィスでの仮眠に特化したソファです。電動リクライニングにより、背面とフットレストを最適な位置に調節できます。大きなヘッドパネルがついたタイプなら、就寝中に周囲の視線を遮ることも可能で、パワーナップに必要な機能とデザインを兼ね備えています。
オカムラ Siervo(シエルボ)

オカムラ Iyashi(イヤシ)


オカムラの「Iyashi」は、ゆりかごのような心地よいスイングが特徴の休憩・仮眠用チェアです。スイング・リクライニング・音楽と振動の3つのコースがあり、パワーナップに適した20分のコースも用意されています。キャスター付きでオフィスの仮眠スペースに設置しやすいのも便利なポイントです。
オカムラ Iyashi(イヤシ)

まとめ

パワーナップは、短時間の仮眠によって疲労を回復し、作業効率を向上させる手法です。普段のオフィス活動にパワーナップを取り入れれば、ストレスを軽減しながら高い集中力で業務に向き合うことができるでしょう。ぜひ本記事を参考にパワーナップを実践し、毎日のパフォーマンス向上を目指してください。
黒田生々堂では、オフィス家具やレイアウトに関するご相談をお受けしています。パワーナップをはじめとする、社員が働きやすいオフィスづくりにお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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この記事の監修者

ハタラクバデザイン 編集部

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